生きることの職人2006年06月04日 03:34

2001年に頂いた永島先生の手紙を読み返しました。
先日、トランクルームに行って少し荷物を整理してきました。家もトランクルームも相変わらずの荷物の洪水でひたすら自省するばかり。しかし反省が生かされず日々、見分不相応な自分の持ち物をまたもや増やすという日々。進歩がありません。

新年の抱負などはめったに掲げない自分ですが、今年はどこからともなく言葉が響きました。
長きに渡って溜めた「アカを落とす。
アカとは溜めた物質的な荷物=コレクションも含め、作品を描こうと言う意欲だけで実行してこなかった数年の気持ちのアカも含めた思いです。6月に入り、今年と言う一年も折り返そうとしていることを思うと歯がゆく悔しいばかりです。

そんな自分に何かを思いこさせるように以前のエントりーでも触れた永島慎二先生からのお便りがトランクルームの整理で出てきました。
夜中に一人読み返し、とめどなく熱いものがこみ上げました。
何を、どう感じたのか、詳しくここで書くのは差し控えます。そして自分にとってもブログのような場所ではなく作品として昇華させた場所で自分の考えを発表できるように精進すべきだと改めて思いました。

引用はするべきではないのかもしれませんが最小限にとお許しを天に願いつつ。
「~色々なことを知り、時に絶望したり考えたり、かつて生きることの職人だった時代を思い出してニンマリしたり、
生きることの本当のむずかしを知りました。」
ご自身で過去形で形容されていますが永島先生は常に真面目に生きることと向き合う”生きることの職人”であると亡くなった今でも感じます。

今月2日からお馴染み阿佐ヶ谷の喫茶店で20日まで油絵の個展があるようです。刺激を受けに足を運びたいと思ってます。

とりとめないエントりーになってしまいました。
まとめるのもオチをつけるのも自分はできません。
こういう混沌さも人生の一部と、お目汚しお許し下さい。

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