お片づけアレルギー2006年07月01日 05:33

ハウスダストなんて生易しいもんじゃないので、顔から水がいっぱい出ます
最近、家を片付ける機会が多い。
倉庫の整理もそうだけど、家の外を塗り替えも意外な展開に発展して掃除を余儀なくされました。現在PCのある部屋は本来、客間だったはずなのですが自分が占拠状態です。おまけに人も入れないような”汚宅”状態。ケモノ道は右足と左足の順番を間違えると行き詰ってしまうような狭さですし、自分でさえ通るたびに何かを崩すような積みあがった荷物が部屋を埋め尽くしています。

外壁の塗り替えには暑苦しいことを無視して雨戸を閉めて”隠蔽”しておけばやり過ごせると思っていたのです。しかし窓に注目した工務店さん。いまどき障子だけで雨戸も隙間が目立つ木製。「あれでは雨が吹き込みませんか?」と絶妙なフリ。家族さえ踏み入るのはまれな部屋の窓を サッシに変える事になってしまったのです。

さーて、”汚宅”をそのままさらけ出すか、あがくかは自分次第。
駄目もとでもがんばろうと片付けモードに突入。

毎回のことですがうちは埃がすごい。ハウスダストなんて生易しいレベルではないのです。それに加えて家族はアレルギーもち。
クシャミ20連発なんて当たり前の世界です。目、鼻からドトウのごとく水分が出る。今まで先送りにしてきた自分が悪いのですが、しんどい。
このアレルギー状態が体力をとても奪う。もう、スヤスヤ熟睡です。そんなことを数日繰り返しても全然片付けのメドが見えない。

空間は16パズルを思わせる状況。荷物を整理する空間を作るために空間を作る片付けをしないといけない連鎖が延々続いてます。

ある朝、窓をバリバリやる音が聞こえてきました。もう間に合わない。
”汚宅”をバッチリ目撃されて自分は恥ずかしさに逃げ出しました。
どう思ったかは聞きたくもありません。

その日の終わりには外壁のペンキは綺麗に塗り終わって、部屋もサッシになっていました。
間に合わなかったにせよ、片付けは続けないといけない。そう思った次第です。

チョロ獣『夏祭りセット』(1984年発売)2006年07月01日 07:35

チョロ獣 夏祭りセット(1984年夏発売)
暑い日が続いてます。夏です、夏ですよ。
夏が来たら蔵出しするつもりで居たコレクションをこの機会に引っ張り出して見ます。タイトルに”夏”の文字の入った、題して『チョロ獣 夏祭りセット』です。
今でこそ、限定品のクリアー版は珍しくないものですが、1984年の玩具シーンでは新鮮なものでした。でもファンとしての感想は今も昔も変わりません。
「透明であることは嬉しいのいか?」と言う微妙な感想を抱えたまま、ためしに買ってみました。

火打石で火花を吐くギミックがこれほど映えるボディはなく、納得させられました。口から出ないで体の中に回ってしまう火花が本体を通して輝き、まるで花火のよう。なんとなく「夏祭り」のネーミングもここから来ているのではないかと思います。そんな納得で結局、全種購入。今も昔も悪い癖は変わっていない自分です。

ラインナップは『チョロ獣の逆襲』の金型を利用した、アンギラス、メカゴジラ、バラゴンの3キャラクターにそれぞれクリアー、ブルークリアー、ピンククリアーのカラーバリエーションがあり全部で9種類です。
主役キャラクターゴジラの不在が謎ですが、この直後に『チョロ獣総進撃 ゴジラシリーズⅡ』 がリリースされるスケジュールだったので金型をそちらに使用中だったのかもしれません。
ゴジラのみクリアーがないと言う気持ち悪い状態は平成の復刻シリーズでやっと穴が埋まることになりファンは胸をなでおろしたのでした。

ラインナップは全9種類ですがマイナーチェンジとしてこの弾から白ギアから黒ギアに変更され、ほとんどの流通品が初の黒ギア仕様になっています。 メカゴジラの少量だけが白ギアをセットしているものがありました。

◆チョロ獣<昭和オリジナル版>発売年表
1983年10月発売 『チョロ獣の逆襲 ゴジラシリーズ
1983年 秋発売 『チョロ獣快進撃 キングコングシリーズ
1984年4月発売 『チョロ獣大作戦 ウルトラマンシリーズ
1984年夏発売 『夏祭りセット』
1984年9月発売 『チョロ獣総進撃 ゴジラシリーズⅡ
1984年秋?発売 『レディみるく
1984年12月発売 『チョロ獣怒る!! ガメラ・大魔神シリーズ
1985年4月発売 『チョロ獣 ゲゲゲの鬼太郎

…以下、平成版。

長らく引っ張ってきたチョロ獣ネタもシリーズ冠のない『チョロレスラー』を除けばこれで昭和版は一通り紹介が終わりました。次回以降、平成の新シリーズです。続く。