”かわいい”と”かわいそう”のはざまに2006年07月06日 09:00

プチトイズ/ディズニー/シークレット(青い自動車&小さな家)
昔話や昔のアニメーションには”かわいそうな設定”が売りのものが少なからず見受けられます。古い少女マンガなんかは顕著で次から次へと不幸が襲い掛かり涙を誘う、そんな展開に読者は引き込まれ応援したくなる。

そんな”かわいそう”と言う作劇の手法は、いつのまにか「”かわいそう”と言う商品価値」に変貌してきているように感じます。
一昔前に流行った”死にかけ人形”もその流れでしょうか。
こげてしまったためにやさぐれたパンと言うキャラクター「こげぱん」を初めて見たときにはついにキャラクタービジネスもここまで来たかと思わされました。キモカワから明らかに”かわいそう”な部分を”商品”としているバランス感覚にショックを覚えました。

泣ける映画しかヒットしない現状.も気持ち悪い情勢だと思いますが根は近いものがあるように思います。
映画九条の会で高畑勲監督が泣ける映画しか流行らないことを憂慮する、とても的確な指摘をしていますが、近年感じていたモヤモヤはかなりこの指摘に重なります。
内容的には満足だった『嫌われ松子の一生』も漏れ聞こえる感想を聞くに「泣ける映画」としてヒットしていることに反感を覚えています。

「かわいそう」と「かわいい」は紙一重だと思っています。保護してあげたくなるような魅力と言い換えればそれは共通したものだと伝わるでしょうか。日本特有の「カワイイ」と言う感性は商品化に成功し世界にはばたくキャラクタービジネスとして成功を収めている側面があります。けして全てを否定しようと言うものではありませんが、このまま行くと近い将来「かわいそう」もパッケージ化されて単なる商品としてしか機能しなくなるように思えてならないのです。

画像はプチトイズ『ディズニーキャラクター』のシークレット”「青い自動車」のレッカー移動”と”「小さな家」の引越し”です。大好きなアニメーションのヒトコマとして商品化に驚いた反面、なぜ2つとも暗いイメージを商品化したのだろうと首をひねるものでした。特に青い自動車はこの場面ではなく最後にスポーツカーのように身軽になったハッピーエンディングの方がふさわしいだろうと思います。

ドラえもん特売論に関しては逆を唱え続ける自分です。あれはかわいそうな境遇を軽減させる設定変更がアニメによって行われていますが、悲惨な境遇だからこそ良いと思っています。極限の劣等感を味わった者がかもし出せる、ドラえもんのキャラクターパーソナリティーの重要なバック・グラウンドだと思っています。
ドラえもんが「鉄腕アトム」と違って、ロボットの人権を超えた世界を描いているという意見がありますが、決して完成された世界だとは自分は思いません。ファジーさの中に霞ませてはいても、問題のない世界ではない、そこが深いのです。
「カワイイ!」「カワイソウ!」と一言で全てを終わらせるのではなくその先が重要です。

何かに心を動かされたならば、何かに惹かれるならば今一度、”なぜそう感じるのか”を考える事が重要です。「泣ける!」「カワイイ!」「カワイソウ!」の一言で終わらせるの禁止!
少なくとも自分はそうありたいと思っています。

プチトイズ『カーズ』のちまちま魅力2006年07月07日 01:30

プチトイズ『カーズ』パッケージ
小さなパックの中に小指くらいの大きさのフィギュアがランダムに封入されているコレクションフィギュアシリーズ「プチトイズ」。
シリーズ自体が気に入っているので毎度集めているのですが最近はそろえることが出来る前にどんどん次の商品が出てしまって混乱気味です。
(「ディズニー2」「チキンリトル」「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」「ど根性ガエル」の4タイトルを平行で集めている自分、こりゃ、もう駄目だわな。)

そんな混乱状態に更に追加投入されたのが今が旬の『カーズ』シリーズ。
量販店で売り切れているのにショックを受けてディズニーストアの店頭で飛びついて購入。
店員さんに聞いたところ未開封のボックス在庫がないという事なのでバラで購入。同行していた友人が3パックを引き取ってくれたおかげで9パックのショート・コースでノーマル・ラインナップは揃いました。

# item get stock comment
1 マックイーンA/Lightning Mcqueen (A)
2 マックイーンB/Lightning Mcqueen (B)
3 メーター/Mater
4 ドック・ハドソン/Doc Hudson
5 サリー/Sally Carrera
6 ルイジ/Luigi
7 グイド/ Guido
8 フィルモア/Fillmore
9 シェリフ/Sheriff
10 ラモーン/Ramone
11 サージ/Sarge
12 フロー/Flo
13 キング/Strip "The King" Weathers
14 チック・ヒックス/Chick Hicks
SP1 マック(頭)/Mack
SP2 マック(トレーラー)/Mack

車と言うモチーフなので並べて飾るのに映える商品です。一台約3cm、豆のような大きさとは言え、その小ささに甘えることなく施された細かい塗装は目を見張ります。そして多数のキャラクターを安価で手に入れられる魅力はやっぱり楽しいものです。
PCまわりにちまちまっと、ズラーッと並べてます。
自分はシークレットを手に入れられなかったので、ここから先は、また長いちびちび購入が続きそうです。


▲VWタイプⅡ、フィルモアのサイド・ビュー。小さいのにこの塗装の精密さ。

毎度ですが、この商品1パックの中の2個の組み合わせは固定のようです。
つまりダブる時は2個いっぺんにダブるということ。でも、長い目で見ると最短7~8パックで揃う計算なのでありがたい設計です。

■パック内の組み合わせ
<ライトニング・マックィーン(A)>&<シェリフ>
<ライトニング・マックィーン(B)>&<チック・ヒックス>
<メーター>&<グイド>
<サリー>&<ルイージ>
<ドック・ハドソン>&<キング>
<ラモーン>&<フロー>
<フィルモア>&<サージ>

<シークレット>&<シークレット> ※リンク先参照

トイザらスでの商品情報

amazon:プチトイズ「カーズ」

※注意※
トイザらスの商品情報にあるように、必ずしも1BOX(12パック入り)で揃う保障はないそうです。
この記事はそのアソートを保証する物ではありません。


■関連エントリー
▼プチトイズ関連
プチトイズ「ど根性ガエル」シークレット ― 2006年10月06日
プチトイズの『ランナウェイ・ブレイン』!? ― 2006年07月29日
プチトイズ『カーズ』シークレット「マック」と「トレーラー」 ― 2006年07月17日
コンビニ迷走、コレクターの運動量 ― 2006年07月16日
プチトイズ『カーズ』のちまちま魅力 ― 2006年07月07日
”かわいい”と”かわいそう”のはざまに ― 2006年07月06日
プチトイズ/ピクサー ダブリの末に ― 2005年11月21日
プチトイズ/ピクサー 「箱買いしても揃わない」実体験 ― 2005年10月07日
プチトイズ「リロ・アンド・スティッチ~シリーズ」 [2005年05月17日(火)]
プチトイズ・ディズニー [2005年04月21日(木)]
プチトイズ/Mr.インクレディブル<組合せ付記> [2004年12月02日(木)]

ブラボー!Mr.ラセッター2006年07月07日 07:07

『カーズ』映画チラシ(2nd)
試写会からのろのろと感想を書いていたので、後出しジャンケンみたいになってしまいましたが、やっぱり監督は近い事を語っているようですね。
そして嬉しい発言が…

CINEMA COMIN'SOON シネマブログ
http://www.cs-tv.net/blog/000746.html

>『カーズ』監督・製作者 来日記者会見
今回の新作『カーズ』は私にとっても、ピクサーにとってもとても個人的で大切な映画で、ユーモアとハートがあるエモーショナルな作品です。

アサヒ・ドットコム 2006年07月04日
>「人生を楽しむことが大切」CGアニメのラセター監督が語る
http://www.asahi.com/culture/movie/TKY200607040370.html


 ピクサーなどのCGに押されたディズニーは05年以降、劇場用アニメをすべてCGに切り替えた。ディズニーのアニメーター出身のラセターに、ディズニーで手がきを復活させる気は?と聞くと、大きく口を開け日本語で「ハイ!」。

 「いまハリウッドのスタジオはどこも、手がきアニメはもう受けないと考えているが、ストーリーがつまらなかったのを手がきのせいにしているだけだ。手がきの素晴らしさは宮崎駿さんの作品を見れば分かる。ディズニーこそ手がき作品を作るべきだし、いずれ作るだろう」


ブラボー!Mr.ラセッター!
2D復活の兆しはもうそこ、そう思うとワクワクして小躍りしたくなってしまいます。
エンターテイメントは色々あるからこそ楽しい、正直言ってCGアニメばかりは飽きます。
既にディズニークラッシックと言うブランドを表示しなくなったディズニー近作ですが、昔ながらの作品の復活はもちろん、新しい感覚の作品の登場があるのではないかと楽しみでしょうがありません。
人材がどれくらい戻ってくるのか……。何か昔の低迷期を思わせたディズニースタジオですが、なんとか以前のような姿を取り戻して欲しいものです。
今日は七夕。「星に願いを」ではありませんが、何か願いが叶いそうな気分です。

ハッピーセット『カーズ』始まる2006年07月08日 01:57

ハッピーセット『カーズ』スケジュールとラインナップ HMT "CARS"
今日……正確には昨日からマックのハッピーセット開始ですね。

過去のHMT(ハッピー・ミール・トイ)関連の自分のエントリーを見ても毎回書いていることは同じ。まるでノルマのように食べて人工的な風味のゲップを繰り返す。
ディズニーは今期(たぶん来年まで)でマクドナルドとのミールトイの契約を更新しないことを発表しました。巷では不健康なイメージのある食品につけることを避けたとささやかれてますが、実のところはどうなのでしょう。確かに『スーパーサイズミー』などでイメージは悪くなってますが自己責任の世界の話ですしね。

とは言え、キャンペーンになれば短期集中で複数回の食事を強いるのも事実。
そしてケチしたい自分はクーポン券を待ち望んでいました。毎月のように新聞の折込広告でマックのクーポン券チラシが入ってくるので、それを心待ちにしていたのですが、切望したとたん来ない。もう来ないかと諦めていたら当日の朝刊に入ってました。


さっそく3つ買ってきました。(残りは明日以降。) メニューはナゲットにして家族のビールのおつまみに活用です。
改めてクーポンチラシ”SMILE+”を眺めていると今回のハッピーセットのおもちゃは表情にバリエーションがあって選べないと告知があります。これは同じ車種で複数買えと言わんばかりの展開です。いったい何種あるのでしょう・・・。
それぞれのキャラクターの目元を見るとシール仕様で表情を作り変えている。マックィーンだけは車体の殆どがシールのような素材なので一括でプリントされてます。
うーん、改めて自分のおもちゃを見返すとマックィーンの表情が微妙だなぁ。 まんまと企画者の罠にハマりそうな自分。

おもちゃは想像以上に良い感じ。最近のHMTは大きさばかり大きくてチャチくなった印象があったのだけど、充分なクオリティ。
サビの質感を再現するために表面が荒れたディテールを施し黒ツブ入り 成型色はかなりこだわっている。何よりも大雑把だからこそ再現できるギミックがあっていい。メーターのクレーンは可動して他のラインナップの車を乗せることが出来ます。これはイイぞ!
購入した中では唯一メーターにプルバック走行の機能がなかったけれども、逆にマックィーンやルイージはプルバック走行。がんばってるなぁ。

マックカードが出ていたので購入して、すぐ使用しました。
プリペイドだった時間、約15秒。
嗚呼ケチ・コレクター生活。


明日以降の土日と祝日はメモパッドのプレゼントもあるようで、マックが手招きしてるように感じます。メモは全6種類。種類を選ぶことは出来ません。
ヘタに1つ目を入手すると集めだしそうだなぁ。


マクドナルドは悪者なのか2006年07月09日 05:43

ロナルド・マクドナルドのケースにディズニーキャラクターが並ぶのも、あとわずか
日刊スポーツ
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20060509-29488.html

ディズニー、マクドナルドと契約延長せず[2006年5月9日9時16分]
8日付米紙ロサンゼルス・タイムズによると、米娯楽大手ウォルト・ディズニーは、ファストフード大手マクドナルドの子供向けおまけに認めてきたディズニー・キャラクターの使用についてマクドナルドとの契約を延長しないことを決めた。

 マクドナルドのハンバーガーやフライドポテトなどが深刻化する子どもの肥満の一因となっているとの批判を受けた形。米国では子どもの4割が太りすぎとされ、ファストフードや清涼飲料の子供向け販売への風当たりが強まっている。

 同紙によると、現行の契約でマクドナルドはディズニー・キャラクターの使用料として年間、約1億ドル(120億円)を支払っている。(共同)

いかにもアメリカらしい、と思ったニュースです。
ニュースの多くはファーストフードに問題があるからディズニーは契約しなかったという流れになっています。
企業イメージが悪くなったから手を引いたというだけ話だと思うのですが、”子供の健康を気遣ったディズニーと言う企業”に話が摩り替わって世間では伝わってる気がします。

先のエントリーで「自己責任」でしょ、と言う趣旨を書いたのですが、”子供に「自己責任」とは言えないでしょう”というコメントいただきました。
果たしてそうでしょうか?
改めて考えさせられました。

そもそも、マクドナルドで提供している食べ物は有害なのか?
僕は”健康増進法”による世間の嫌煙化も余計なお世話だと思っているし、ディズニーの契約停止のニュースの歪曲化も似た感覚で感じています。

スーパーサイズミー』は極論。映画らしい独特な視点としては良いコンセプトですがPL法と同じく馬鹿げたものだと思っています。特にここを指して前エントリーでは”自己責任”と言う表現を使っています。
PR誌、HPはじめ、一応の情報提供もしているし、偽善的であっても子供の基金があるマクドナルドを自分はそれなりに認めています。
マックに限らず1つの食品店を続ければ体に悪いのは当たり前。マックの食材が人工的な味だというのは大いに賛同できますが、だから悪者だとは思いません。

では玩具のキャンペーンは有害なのか?
言い始めたら全てのオマケ文化を否定することになります。(自分は一番の被害者と言う説もありますが。)
仮に子供に”自己責任”ではないにしても、”保護者の責任”なり、属している側の問題と自分は認識しています。
基本的にリリース側の責任ではないと思います。何しろ強制して食べさせている訳ではないですから。

リリース側の責任と短絡的な意見になるとアメリカのバカな裁判に賛同してしまうことになりそうです。
個人の意見としては”自己責任、子供については親の責任”と言う意見で落ちつかせておきたいと思います。

でも、”判断能力が乏しいので子供に自己責任はない”と言う考えは自分は賛同しかねます。もちろん、能力が低いからこそ教育されるべきだし、その責任は学んでいくべきもののはずです。

子供だから「自己責任はない」、そう言ってしまうと少年犯罪と同じく責任追及のない年齢ならば自分のせいではないと言う誤解を学びかねません。
自分で決めたことを人のせいにするのが正しいなんて学んで欲しくはありません。
だから子供に自己責任がないと、自分は言いません。
そういうことを学んでもらうためにも、年齢相応の段階を踏んでいくべきだと思います。
そう考えると子供の自己責任は”ない”ではなくて”薄い”だけだと自分は結論づけます。

マックは禁止のご家庭、大いに結構だと思います。 それでも隠れて食べる子供も結構(笑)。
そういう子育ての方が、責任転嫁するよりも正しいと自分は思います。

ニュースの流れをそのまま読むと、まるでアメリカの子供の肥満はマクドナルドが原因で起きているようにさえ読めます。
でも、本当の問題はそういう食生活を選択している側の責任です。
『スーパーサイズミー』みたいに店員の薦めなんかに従う方が間違いでしょう。食べるの自分なんだし。

『スーパーサイズミー』公開時、日本では寿司だけを食べ続けるブログがありましたが、何を食べるにしても偏食は駄目でしょう。
その意味、健康そうな食材にズラしたそのブログは好企画だったと思います。
ちなみに、さんざん名前を出してるわりに映画見てません。(駄目ぢゃん。)

かつてキャンペーンが度を越してると思った『101匹わんちゃん』の101種のHMTおもちゃと言う例もあるのですが(笑)、あれはおもちゃのみのセット販売があったので”問題なし”と言うことで。
それでも食べて集めている人が多く居たのは、個人の自由、正に自己責任の世界。あんな真似は子供にはそもそも出来ない……。


ブログに限らず、ちょっと美談風に”子供の健康を考える企業ディズニー”みたいな文脈で今回のニュースを語られると、それって違うよね、と思わされます。
だって、それとこれは関係ないでしょ、と。

「プラスチックみたいなゲップをしながら続ける孤独なマラソン」が終わるのですから、自分はHMTのディズニー路線が終わってくれることに安堵のため息です。
でも、それをとりまく状況には肯定的になれません。

何かに毒されているブログ・ペット2006年07月09日 08:58

ブログペット妄言集
キミ自身がCGじゃないかと……。

HMT『リロ&スティッチ』オーストラリア版(2002年)/猛犬スティッチ ほか2006年07月10日 01:29

"LILO & STITCH" (australia 2002) STITCH
先日、親知らずを抜いたので「歯が丈夫そうでいいなぁ」と言う思いで見つめちゃうおもちゃ、スティッチの猛犬ゲームです。

通常の玩具だとブルドックだったりワニだったりする、歯やエサの骨をロシアンルーレットのように押していくゲーム。運が悪ければ……

ガブリと噛み付いてくる、アレです。

どういうわけか、自分はこの手のゲーム弱いんですよね。始めるとすぐにビンゴしちゃう。



映画公開時にオーストラリアでリリースされたHMT(ハッピー・ミール・トイ)の一つです。『リロ・アンド・スティッチ』公開時のHMTはアメリカ版、オーストラリア版と日本版と全てが違うものだったのでそれぞれを集めました。
何しろ映画も良かったですが、設定を生かしたおもちゃだったのもかなりツボに入りました。中でもこの猛犬スティッチ……勝手に自分が呼んでるだけで正式名称はありませんが……かなりお気に入りの一つです。

他のラインナップもなかなか凝っていて、レコードをスクラッチするように回転させるとフラダンスを踊るリロ、(これは日本版でも似たものが出てましたが。)ハンモックとナニのセット、ガントゥ大佐はお腹に紙を入れると凸凹にエンボスするというギミック、そしてもう一つの名作HMTが長官とビューマスターのセットです。


ビューマスターが好きな自分にはダブル・ネームなコレクションです。
長官とはセパレートでビューマスターだけでも立派なコレクションになりそうな品です。小さなサイズなのに覗くと映画『リロ・アンド・スティッチ』の場面写真がきちんとリール状に挿入されています。立体視の機能はないのですがレバーを引くと回転して場面が変わるところまで本物のビューマスターを再現しています。ビューワーだけでも充分楽しめてしまう品です。