世田谷文学館「不滅のヒーローウルトラマン展」2006年09月07日 23:29

世田谷文学館「不滅のヒーローウルトラマン展」リーフレット
今年の夏は、異常なほどにイベントが熱い!、そしてその夏がもう終わる!

毎年『ウルトラマンフェスティバル』へ行く怪獣好き友人数人と、いつ行くのかメンバーのタイミングを計っていた2つの展示を一日でハシゴすると言う強行スケジュールで敢行。秋を感じ始めていた気分が一気に真夏へ戻る楽しい一日でした。

まずは世田谷文学館で今週日曜までの公開になる「不滅のヒーローウルトラマン展」へ。
その名の通り、文豪の企画展を多く行っていた場所らしく、文芸的な部分をクローズアップした展示バランスを思わせました。(もちろん、造形物の展示やその解説もありました。)
円谷英二監督の日記の中にはウルトラマンのラッシュを見てイマイチだったと漏らす部分があったり気になる内容。
金城哲夫の自筆ノートは、几帳面な見かけなのに部品を構成する地道な作業が時に力強い迫力を感じるような存在感。もっとじっくり見てみたいものです。
大伴昌司の怪獣図解の原画と完成図の展示などの魅力いっぱいの展示。 子供の頃、本がバタバタになるまで読んだ怪獣図解の誕生の過程が生々しく展示されていました。

会場には短冊に「忘れられない怪獣」を描いて貼り付けるスペースがあって、絵心あるメンバーがそれぞれ描きました。”好きな怪獣”ではなくて”忘れられない”と言うところがミソだと思った僕らはトラウマ怪獣のようなラインナップで怪獣をピックアップ。自分は”コンピューゴン”(ザ・ウルトラマン)と 邪道ぎみのアニメ怪獣をセレクト。これが世代的ストライクだった悲しいトラウマ……。怪獣消しゴムの存在のおかげで結構好きな怪獣だったりします。

『ブースカ・ブースカ』版ブースカと記念撮影。
ここはやっぱり「バラサ バラサ」(ブースカ語の喜びの表現)しておかないと。
約10年前、某TV出演時も「バラサ」をやらかして、周りを引かせたけど、年齢を重ねると更に寒い空気が漂ってる気がする。もう、開き直りの世界。「バラサ」と言うより「バカさ」になってる?

世田谷美術館を後に次は川崎・岡本太郎美術館へ。
ウルトラファン西へ。

つづく