サンタのチョコパン2006年11月26日 12:26

サンタの顔つきパン
チョコ製のサンタの顔が付いたチョコパン。
なんだか食べるのがかわいそうですがガブリ。

俳優トムとジェリーのプロフィール2006年11月26日 20:05

ジグソーパズル「トムとジェリー」180pcs no.7 by 増田屋コーポレーション(完成図)
トム
トムはアメリカの裏町のゴミバケツの裏で生まれ、第49番目の州に住んでいます。小ねこの時に母親はペルシャねこと駆け落ちしてしまい、父親からはなぐられっぱなしですっかり不良ねこになってしまいました。そんな彼を救ったのは彼のこの世ならぬ美声だったのです。
毎晩、彼は仲間とラジオ、テレビ、近所の寄り合いで、即興音楽会を開きました。
そんな時、彼はねこさらいにつかまりましたが、おりの中でも歌いつづけ、その結果、MGMのタレント・スカウトが彼の天分に目をつけたのです。
現在、彼はサテンの枕に寝て、つめにマニキュアをしてくれるしてくれる者もいます。
彼の趣味は、音楽でオーケストラの楽器ならすべてをこなします。ただし弦を除いてです。

ジェリー
ジェリーはだらしない人が住んでいた家の冷蔵庫の裏で、10人兄弟の末っ子として生まれました。母親はやさしい灰色のねずみで、白く長いひげと見たこともないような最高のピンク色の鼻の持ち主でした。父親は大したのらねずみで、彼は父親の顔を知りません。
彼は生まれて4週間目に、間違ってジャムのお皿に足をつっ込んでしまい、知能テストの試験用紙の上を走りまわってしまいました。すると、彼の知能指数が155もあることがわかり、外の世界に大舞台が待ちかまえているというのに、チーズの中をほじくり返すだけで時間を無為に過ごすことはないと思いあたりました。
映画スターが彼の人生になることは、運命でした。近くの喫茶店で、チョコレート・ソーダにかぶりついているところを、スカウトされたのです。彼はカメラの前以外では、ただの平凡な忠義心のあるねずみです。
彼は屋根付きのキングサイズのインク・ボトルの中で質素に暮らしています。彼の大好きなスポーツはうたたねです。又、彼は非常に才能のあるミュージシャンです。

1935年、彼らはMGMでデビューしたのですが、当時チームを組んでいるタレントに人気があって、そこでチームを組もうということになったのです。そのデビュー作「トムとジェリー」は大ヒットしました。

前出のボードゲームの解説書の中に掲載された、俳優としてのトムとジェリーのプロフィールです。

いかにも直訳風な硬い日本語である所からして、おそらく版元MGMで作られた文章だと思うのですが、色々面白い記述があります。
このようなマンガのキャラクターに俳優としてのプロフィールを作る流れはトムとジェリー以前からあるようで、ミッキーマウスも紳士録に収録された事例があるそうです。ミッキーマウスは孤児院で苦労した幼少期から俳優として成功した、映画とは違う俳優としてのバックグラウンドを設定されていました。
おそらくその手の流れでトムとジェリーにも作られた設定だと思います。どっちにしろサクセス・ストーリーの基本(幼少の苦労)がベースになっていますね。

しかし、本編ではおしゃべるすることが無く、悲鳴しか上げないトムが美声の持ち主だなんて意外です。おそれくMGMミュージカルの黄金時代を共にし、数々のミュージカル的アニメを演じてきたイメージで出てきた発想だと思うのですが何かズレてます。
そして故郷となっている49番目のアメリカの州は、アラスカ州。トムがアラスカ出身だなんてミスマッチだと言う意見はごもっとも。おそらくこの文案はアラスカ州が制定された1959年よりも前に書かれているようで、文意としては存在しない州という事だと思われます。
デビューが1935年になっているのは単なるケアレスミスでしょうか。デビュー作『PUSS GETS BOOT(邦題:上には上がある)』は1940年2月10日公開。

現在ではほぼ目にすることがない設定ですが、読み返すと色々楽しい文です。また発見があったら追記していこうと思っています。
何か面白い視点や発見がありましたらアドバイス下さい。

※冒頭画像はジグソーパズル「トムとジェリー」by増田屋

食玩『世界名作劇場シリーズ アニメファンガム』赤毛のアン('90)2006年11月26日 23:09

食玩『世界名作劇場シリーズ アニメファンガム』赤毛のアン
ブログに目を通した友人が「今頃になって”赤毛のアン”にハマってるんだって~?」とツッコんできた。1979年のアニメーションなんだから今更と言われて当然。でも、過去に熱心に見ていなかったし、今、大人の視点で見ているからこそ面白いしハマってるという自覚があるからそれでいいじゃないですか。
マリラの感覚に近い大人になってからの方がアンの大げさな言葉遣いが味わい深くなるし、笑えるエピソードも増えますよ。アンに近い世代だったら、何故笑われているのか理解できない側だったのですから。

ま、そんなわけで相変わらずアンに夢中の毎日が続いてますが、アンテナ工事はまだ来ません。腰の重い自分が催促する気が起き始めています。
……そんなに好きかい。

以前はそんなに好きじゃなかったよなぁ、と思いながら部屋を掃除していると、買うものは買ってるんだなぁ、と他人事のように驚くゴミお宅コレクションお宅。

画像は90年代中盤に発売されたカバヤの食玩で、本来は無彩色のフィギュア。今回は写真を人工着色しました。ちょっと肌色をピンク気味にしすぎてますが、お遊び写真なのでご容赦を。


本放映時にどっパマリだった『あらいぐまラスカル』やミーハー的に『フランダースの犬』を購入してるのは納得だけど、『赤毛のアン』や『トムソーヤの冒険』まで買っていた自分に軽いサプライズ。
「そこまで買っていたなら、全部買っておけ!」と思う今の自分はコレクター病末期です。