ギャンブラーは去ったか ~ピーターラビットの世界 by海洋堂2007年03月03日 17:20

ピーターラビットの世界/ピーターラビット(by海洋堂・ファミリーマート)
先月22日から始まったファミリーマートのキャンペーンでジャスミン茶などの飲料についている首かけ景品。
以前だったら競ってみんな買っていそうなものなのに、売り場に以前のような活気を感じることが出来ません。商品のクオリティが下がったわけではありません。むしろ年々進歩する技術には感心するばかりで、これらのオマケのイメージを変えた海洋堂の底力、恐るべしと思わされます。

以前のような熱気を感じない理由は簡単。
2005年からドリンクキャンペーンの景品は基本的に中身が選べるようになり、以前のようにすべてをそろえるためにあくせくすることが無くなり、見ず知らずの人とトレードを求めて交流することもなく、個人の内なる世界で完結しているからでしょうか。

しかし、それでいくと目的がどこであったのか浮き彫りになってきたような気もします。同じコレクター人種としては身の置き場が無いような気分です。目的はギャンブルや揃えるまでの課程で商品そのものの魅力とはズレた所だったとしたら何か残念です。むろん、ギャンブル的な面白さや稀少感の嬉しさなどを全否定するつもりは無く、それらもコレクションと言う趣味の一つであるのは認めた上でです。
チョコエッグなどの海洋堂が起こしたオマケ・フィギュアのブームはそれぞれの分野への知識欲も満たす良い意味での入門書的な魅力もあったはずです。それらが継続してないと言うことは、所詮ギャンブルとか、表層的なところだけだったのかと。飽きちゃったのかと。

ま、ブームと呼ばれるものに深いものを求めちゃイカンとは思うのですが、何か釈然としないところがあるのも事実です。
ま、自分も充分ブームに乗っかるミーハーちゃんですが。



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(↑昨年から更新のない知人ブログから関連記事。(^^;)

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