塞翁がガチャ2007年05月30日 19:08

世の中「塞翁が馬」などと申します。コレクターライフとて例外ではないです。

先日、浦和までルーニーを見に行った時に、そのショッピングモールの中でガチャガチャをしました。まぁ、いつもの事です。
おもちゃ売り場から少し離れたところに併設され、自販機の台数はそれなりに並んでいました。
その中で琴線に触れたのが『ふわくねトレイン2 』と言う品。パート1は見たこともありません。そのレア感が一期一会感覚を後押し。コインを投入しました。ラインナップで一番欲しかったのは「江ノ電」。

ガリガリガリ、ガゴロン!
……と、出るはずのカプセルが出てきません。
ガリガリガリ、……シーン。

200円と言う大金を泣き寝入りできるほど、心も財政もゆとりはありません。 恥ずかしながら店員さんを呼びました。

店員さんは自販機の中を点検した後に、「どれが良いですか?」と、商品を選ばせてくれた。もちろん江ノ電を選びました。

商品が出てこない、運が悪いと思っていたのに選ぶことが出来て、良かった。まさに先は分からない、“塞翁が馬”だと思ってご機嫌になりました。

帰宅して意気揚々に膨らませました。 しかし、様子がおかしいのです。耳を澄ますとスースーと空気の抜ける音がします。
嗚呼、まさに“塞翁が馬”。そうか、これが自分のパターンだったっけ、と思い出しました。

さて、不良品を送る手間を乗り越えて正常品を手に入れる価値が自分の中にあるのかどうか。