PVC/ ヴィランズ・シリーズ ~チェルノボグほか(about1998) ― 2007年11月07日 17:51
この立体、山から体が生えているところまでは、なんとか許容できるのですが処理は工夫もなし。羽の処理も背中から生えているのではなく、山から生えている処理……。ああ、日本のデビルマンのフィギュアの造形力を最低限だけでも分けてあげたい。
それだけ不満を並べながらも、ここに挙げるヴィランズ・シリーズの中で一番大切にしている品です。理由は他に該当するサイズでフィギュアを見つけられないからという消極的理由。日本の食玩ブームもここまでフォローできなかったのかと思うと残念。
『101匹わんちゃん大行進』のクルエラ・デ・ヴィルは立体化に恵まれまくっているので、ここでは勢い購入した品です。
そもそもこのPVCシリーズはフロリダのディズニーワールドの中にあるダウンタウンディズニーに一時期あった悪役の商品だけを扱う専門店『Disney Villains shop』で販売された商品。その特化しすぎたお店のコンセプトは、マニアの本場でも維持が難しかったのか短期間でクローズしてしまいました。
自分がその店を目指したときには残念ながらクローズした直後(1999年当時)で、在庫の一部にその名残を確認できるのみでした。
そのお店の跡地で手に出来たのがこの3体です。
『眠れる森の美女』のマレフィセント。背筋が冷たくなるほどの冷たさと美しさを持つ悪役としてファンが多いキャラクターです。(分母“ヴィランズ好き”がすでに少ないと言う説もありますが。)
果たしてこのシリーズに他の悪役があるのか、あるとしたらどんなキャラクターがラインナップされていたのか。夢想が膨らむシリーズです。
個人的にはホーンド・キング(『コルドロン』)あたりを希望。(ハイハイ、我ながらヲタくさい意見だね。)
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