青から赤へ2008年05月01日 12:25

ほんのり赤い
あの“さくらんぼ”が赤くなってきました。

たんんぽぽの綿帽子2008年05月01日 12:26

たんんぽぽの綿帽子

サウロ・タッチ証明書(1979)2008年05月02日 18:10

サウロ・タッチ証明書(1979年「大恐竜展」にて)
先月、片付けの最中に出てきたので用意していたのですが、まるでそんな自分を知っているかのように飲みの席でこの物体の話題が出ました。イッツ・ミラクル! 「どうしてわかった!」(byスネ夫風)

「サウロ・タッチ証明書」。これは1979年に上野国立科学博物館『大恐竜展』で展示されたサウロロフスの皮膚の化石を触ると貰えたカード。
展示と言えば普通眺めるだけなのに、触ることのできる展示で触感を使って味わおうという企画。当時のガキんちょ(自分)は大喜びでそのゴツゴツ、イボイボした化石をなで、係員にこのカードをもらったのでした。以来、他のカードと一緒にしまわれていました。

酒の席のよれば、このカードの画像をネットで見つけることが出来なかったそう。いやー、なんたる偶然。自分が出すつもりで撮影済みでした。ちなみに裏面は無地。シリアルナンバーが眩しくも貴重なムードを漂わせています。



この手のネタで『スペースシャトル展』の証明書もあります。部屋のどこかにあるので、出てきたら公開しようと思ってます。もし記憶の方いらっしゃったら、お楽しみに。

ランチボックス/ドン・ブルース作品「アメリカ物語」「リトル・フット」2008年05月03日 16:51

Tin Lunch Box /The Land Before Time /Japanese Item
日本でビデオソフトのキャンペーンで製作されたと記憶しているランチボックスです。海外では専門で集めるコレクターもいらっしゃるそうですが、自分は一応範疇外です。でも、扱われているモチーフが範疇です。
ドン・ブルース監督作品のアニメーションはよくディズニーの棚に間違えられて入れられてしまいますが、気持ちは分かります。
元ディズニースタッフで、『スモールワン』などを手がけるも、体制に嫌気がさしディズニー・プロダクションを飛び出したドン・ブルースやゲイリー・ゴールドマン、ジョン・ポメロイの参加する、いわゆる“ドンブル印”の作品はクオリティ面でディズニーと比較されても互角に戦える数少ない対勢力でした。スピルバーグ提供で送り出された『アメリカ物語』『リトルフット~謎の恐竜大陸』は公開規模も大きく彼らの代表作品と言っていいでしょう。
Tin Lunch Box /An American Tail /Japanese Item
“ドン・ブルース作品の魅力はキャラクターの濃さ”だと自分は思っています。時に話を語ることよりキャラクター・パーソナリティーを描くことに夢中になりすぎて展開が足踏みする作品もあるのですが、そのビミョーなワールドはクセになります。

……おっと、ドンブルを語る場ではなかった。(仲間内では“ドンブル”呼ばわりです。)

とにかくこのランチバックで注目して欲しいのは『アメリカ物語』の英語タイトル。本当の英語タイトルは『An American Tail 』です。
テイルは”尾”ですが、テール“お話”とかかっている原題なのかと思っているのですが、定かではありません。
それにしても、英語→日本語(邦題)→英語、の二重翻訳で『An American Story 』なんて、間違っちゃってます。トホホ。

たべてシュワッチ「ウルトラマン スティックチョコ」2008年05月04日 18:28

ウルトラマンスティックチョコ/バンダイ
パーマンのペロティをもう一本探すために売り場を歩いているのですが、見つからない~。もう、あきらめ時かな。
その代わりか微妙ですが「ウルトラマン スティックチョコ」(バンダイ製)なるチョコを発見しました。

柄はウルトラマン、バルタン星人、ピグモンの3種類。プリントではなく色のついたチョコがキャラクターの形になっているというもの。いったいどうやって色の分け目を作っているのだろう。食べ物じゃないけど、1つのランナーに色違いのパーツが並ぶ色プラ(プラモデル)を思い出してしまいました。あれもバンダイ製だったし。

バルタン星人は青いチョコが食べ物っぽくない色で遠慮。例によって優先順位の高いピグモンを購入して食べてみました。
普通においしかったです。

ちなみにスティックの先に現れるのは“じゃんけん”をしている手。食べる前に自分の手をきめて対戦して遊べます。

もっと赤くなった2008年05月05日 06:30

さくらんぼが赤く、さらに赤くなってきた
毎日のように色が赤く変化していくのが楽しい。たった5日でこんなに真っ赤に。

後楽園で拍手! ビッグ錠先生筆の似顔絵2008年05月05日 19:08

いざその当日が近づいたらすっかり忘れてしまっていました。東京ドームシティ・プリズムホールで行われている骨董市。
何年か前にビッグエッグで開催された骨董市に行ってアンケートに答えたから時々催しの招待券を送られてきていたのに、最近の家庭内大掃除プロジェクトのせいでまったく見当たらない。最近、片づけと探し物ばっかりしている……。

開催自体忘れかけていたのに漫画マニアの友人M氏から電話で連絡があって、見に行くほうが良いと薦められました。タタ券もあるし、近いから行くか! と思ったのに券がない。探すうちに時間が遅くなってきたので諦めて入場券を購入。大人は800円でござい。探している時間を時給で計算すると目的とどっちが安いかの計算をするのですが、下手な考え(&探し物)休むに似たり。

残り時間も一時間を切っていたようですが、本格的な骨董は自分の範疇外。祖父だったら専門家でしたが、孫はガラクタ好き。今回はあまりガラクタ(玩具)っぽいものがないのでスイスイ進む。

そして友人から報告のあった漫画家さんのイベントブースに到着。
売り切れの貼紙からするに、川崎のぼる先生の『いなかっぺ大将』『巨人の星』『荒野の少年イサム』の直筆色紙があったらしい。他、いろいろあったのですが、そこはさておき。

ブースの角には似顔絵を書くと看板がかかっていて、1枚3000円、お時間は20分程度とあり、見本の絵が飾られています。見れば座られているのはビッグ錠先生で、見本の絵も先生の筆。なんたる豪華企画!
 ……と、言うかみっともない自分なんぞを描かせるなんてむしろ勿体ない才能の使い方と言うか、恐れ多い。しかもフルカラー着彩ですよ!

作画中
ですが貴重な機会、恐れ多くも頼んで描いていただきました。
約20分間、リラックスしたおしゃべりをしながらモデルです。ビッグ錠先生は写真や黙って動かないモデルではダメで、おしゃべりしながら表情や人柄を観察して描くそうです。おしゃべりの内容も似顔絵に生かされるようになっています。
ぼへみあん/ビッグ錠(集英社・刊)
そういえば昨年個展に行ってから、ニューヨークでの修行活動を知りました。現地ではストリートパフォーマーの隣で似顔絵を描いたりと、数々の体験をされたそうで、その体験を反映させた漫画『ぼへみあん』(集英社「オールマン」2001~2002連載)に生かされています。
遅まきながら、昨年の個展の後『ぼへみあん』を買い求めたのですが、これが素晴らしい作品。連載中にテロがあり、ニューヨークを舞台にしていた作品だけに、展開が作者も用意していなかった方向に転がったということです。その運命も読み手として興味深いもの。

漫画の元になったNY路上での似顔絵の状況を思い浮かべながら、物語の一部になるような錯覚を楽しみつつ完成を待ちました。

しらいしろう似顔絵/ビッグ錠先生筆

サクサクと進む下描き、力強さとスピードをあるペン(マジック)入れ、そして水彩絵の具を塗る筆の軽快さ。おしゃべり+工程の見事さ+完成品と楽しむところが多くて多くて。
そしてこちらが完成イラストです。

自分がビッグ錠まんがのキャラクターになったら、こんな感じに! ああ、こんなラフな格好(不精ヒゲとか、いつもと違うメガネとか)してこなきゃ良かった(笑)。でも、これが素顔。正しい!
口がビッグまんがキャラっぽくて自分としては愉快。

会期は明日までです。
お近くで、予定のさけるまんがファンはぜひ堪能を!