怖いよ~実写映画化『トムとジェリー』 ― 2009年01月24日 00:01
米ワーナー・ブラザースが「トムとジェリー」の実写映画化に着手した。■Yahoo!ニュース:名作アニメ「トムとジェリー」が実写映画化
最大のきっかけは、20世紀フォックスのファミリー向けアニメ『アルビン 歌うシマリス3兄弟』の大ヒットだ。製作費6000万ドルの同作は、フォックスの予想を上回り世界で3億6000万ドルもの興行収入をあげている。すでに続編製作がスタートしており、2010年に全米公開の予定だ。
実写版「トムとジェリー」は、『アルビン』と同様、実写映像にCGキャラクターが合成される予定で、トムとジェリーがいかにしてライバル関係を築くことになったのか、2人の出会いが描かれるという。
1月23日16時18分配信 VARIETY
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090123-00000008-vari-ent
チップマンクス(アルビン)は結局観てないのだけど、これってほぼCGアニメ化ってことだよなぁ。人間は腰から下だけの出演になるとか?
猫の漫画キャラクターの実写映画化の例として思い出すのが『ガーフィールド』。キャラクター性のおかげで(1作目)は結構面白かったけど……、トム&ジェリーは長編向きじゃないよなぁ。
今までの長編版「トムとジェリー」(※劇場用とDVD用長編)を観れば分かるように、長編に向かないキャラクターなんだけど、どうするのか。
1.しゃべらない
2.2匹のおいかけっこが基本関係なのでストーリーに絡めづらい(協力関係になるとキャラクター性が変わってしまう)。
劇場長編アニメ『トムとジェリーの大冒険』では、冒頭のみ短編テイストを生かし、お互いしゃべらないと思っていただけで、実は話すという処理に。ミュージカルアニメになり、協力せざるを得ないシチュエーションになりゲストである人間キャラクター(新しい飼い主ロビン)を救うというストーリー。当時はヒドイ映画だと思いましたが、今にして思えば長編としてそれなりに納得もできます。
DVD長編アニメーション数本、『魔法の指輪』『火星に行く』『ワイルド・スピード』などは、短編のキャラクター性を尊重してしゃべらない、そして追いかけっこ。これ、長編ではキツい。ストーリーと追いかけっこで二層構造になって進行するのでツマンナイ。(安っぽい動画が輪をかけてシンドイ。)
アルビンがヒットしたからと言う記事が、怖い。
ハンナ・バーベラ原作でヒットした実写映画化された例として「フリントストーン(恐妻天国)」つー例もありますが、「弱虫クルッパー」転じて『スクービー・ドゥー』の方が完成イメージは近そうだし。
でも観る。怖いもの観たさもあるし、駄目な作品になってもファンはきっと文句言いながら楽しんじゃうんだよ。
嗚呼、まんじゅう怖い。お茶も怖い。
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