コサキン終了の放送内発表&バックグラウンド・ミュージック ― 2009年02月08日 02:18
終了前5分になって、わりと淡々と「27年半続けてこれました」「コサキンは卒業となりました」と3月末までの放送であることを発表。
この週末は、土曜昼の「若山弦蔵のバックグラウンドミュージック」も今年の春に終了と告知されてショックだった。こちらは昭和39年スタート。45年もの歴史に終止符を打つことになる。
昨年の秋にリニューアルの名の下に、実質終了となった「全国子供電話相談室」といい、このところのTBSラジオは看板とも言えるような長寿番組に次々引導を渡している。
現状のラジオ業界が、世間と同じく不況という想像は難しくない。質を落とさず、番組を長く続ける難しさ、貴重さが改めて身にしみる。
限られた枠の中で、終わるものが無ければ、新しいものが始まらないという理屈も分かるし、未来永劫変わらないものなんて殆どないのも分かる。
でも、慣れ親しんだ長さが長ければ長いほど言い知れない虚無感がある。刷新することの意義や価値は認めるけれど、それ以上に続けることの価値があったから続いてきた番組だったんじゃないかと思うのだけど。
つくづく残念だッ。
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