3D VISUAL X TOWER RECORDS in 渋谷2009年02月20日 23:02

3D VISUAL X TOWER RECORDS in SHIBUYA
ハリウッドはこれから3D映画へ力を入れているそうだし、家庭用の再生も開発が進んでいると、知ってはいましたが、こんな再生形態でできる立体映像を初めて体験しました。

場所は渋谷のタワーレコード。入り口におかれたモニターは若干レンチキュラーのような見づらさもあるものの、比較的広い範囲で映像を立体で見ることの出来る代物。流されているのはCFでこれから新譜の案内や映像作家が手がけたタワレコのイメージ映像。

なるほど、立体視用に作れられた映像なので面白いのですが、限界を感じるのも確か。どうしても映像作品と言う性質上、元は平面の情報を立体に錯視させて立体に見せる都合上、映画館のような視野を覆う上映施設ならば、それだけ手前に出て大きくなった物体を再生できるけれど、TVサイズでの再生は模型や箱庭程度の奥行きが発生させるのが限界。右目と左目の絵の違いで手前に出すことは出来ても、その絵の違いすぎや、奥行きとのピントのズレを違和感無くできる限界はけっこう狭そうだ。

飛び出なくても、映画は映画館で観るものだと思う自分ですが、立体再生ソフトが増えたら、もっと強くそう思うことになりそう。