週刊マイ・ディズニーランド83号目2009年05月09日 21:13

週刊マイ・ディズニーランド83号 表紙とジオラマアイテム
ゴールデン・ウィークの影響で、5月1日(金)発売だった最新83号。
トンネルの連続攻勢にやや、どんよりしてきた感じもするのですが、裏を返せば残りの少なさの証拠。組み立て敷地の用意がまるで進まないことに焦る! 焦る!!

■ジオラマアイテム  
・ディズニーランド鉄道(トンネル1、出口の枠)

■本誌記事
・アナハイム探訪「メインストリートUSA」
・キャラクター図鑑「良い魔法使い」
・ディズニー・ワークス「アラジン完結編 盗賊王の伝説」

アナハイム探訪は「メインストリートUSA」。
あれ、もうやってなかったっけ? 最近2度目のクローズアップやらが多くて、デジャヴなのか本当に二回目なのか分からなくなってきました。既にクローズしたアトラクションを扱った号もあったのだから、あの調子でいけば100号すべてを違うモチーフで編集することが可能だと思っていたのに、もう出がらしモードなのかな。

今更ですが、このコーナーは位置関係が詳細には明示されないので画像がどこの場所なのか判読しづらくて、悩みます。簡易マップなどが併記されていればもっといいページになったんだろうなぁ。

キャラクター図鑑は「良い魔法使い」と題した、混合選。『眠れる森の美女』からフローラ、フォーナ、メリーウェザーの3人と『シンデレラ』からフェアリ^・ゴッドマザー、『ピノキオ』からブルーフェアリーをピックアップ。

4人のヴィランズを扱った80号と同じく、丁度いいボリュームに感じます。何しろダブリに感じるストーリーの反芻もないし、その他のキャrクターも下段にコンパクトにまとめられていて、このページ配分なら、内容量にジャストフィット。つまり、いつも4倍に希釈して薄まったものを読んでいたと……。

ディズニー・ワークスは「アラジン完結編 盗賊王の伝説」。OVAのあだ花続編シリーズの完結編。正直言って作画レベルだけで自分は食べられない果実ですが、そんなことを書けるはずもないオフィシャル記事。
また、1992年に公開された1作目を思い起こさせるような美しいアニメーションも、本作が支持されている理由と言えるでしょう。
〆の文章に軽くめまいを覚えながらも、プロとしての仕事に敬礼。
ここまで心無いほめ言葉を並べられれば立派だと、嫌味ではなく本気で思います。

ディズニーランド鉄道 トンネル1
ジオラマアイテムは表紙画像の右に位置する、SLが出てきているトンネル部分。
ディズニーランド鉄道 (トンネル1/内部の恐竜)
日本のパークだとウエスタンランドのあたりに恐竜がいる部分がありますが、オリジナルではトゥモローランドと隣りあわせと言うところがミソ。そういえば『ルイスと未来泥棒』でも未来世界に恐竜を登場させていますが、“時間旅行”がキーワードとなっているのでしょうか。ここのトンネルはボリュームたっぷりなので今週は半分のみ。次号のパーツを待たないと古代絵巻は完成しません。

このアイテムを開封しているときに同席した人に言われてみて気がついたのですが、ティラノサウルスの姿勢が昔の尻尾をひきずる形ではなく、持ち上がっている部分。学説の変化を取り入れてマイナーチェンジしていたのでしょうか。それでも、どこか前時代的な仕上がりは愛嬌。自分はこのムード好きです。

出口の枠の上部分は黒くなっているのは本物のSLが通る証。本誌のアイテム解説で、ススを再現していることをキャプで紹介していていました。こういう、ちょっとした発見テイストのキャプションは大歓迎。実物を見る機会があれば、ぜひ注目したいと思いました。

来週、84号はディズニーランド鉄道(トンネル2)」。ブラキオサウルス(アパトサウルスとあえて呼ばない)がやってきます。