DGウルトラマン1 バルタン星人(撮影会カラー)~粒子を見た2009年10月20日 19:30

DGウルトラマン1 バルタン星人
デジタル技術によって、個体差のないハイクオリティのカラーリングが施されていると聞いて、期待しまくって回した末に出たバルタン星人(フィルムカラー)。

確かに、今までならば再現できないような微妙なグラデーションをミニフィギュアの中に塗装できていて、目をみはるできばえ。(撮影会バージョンのほうが、よりビビットなカラーなのでこの辺、楽しめそう……。)

DGと称しつつも、すべてがこの技法で塗装されているのではなく、従来通りのマスクにエアブラシも使われているようです。正直、DG技術を堪能できるのはバルタン星人の2種だけかなぁ……。

DGウルトラマン1 バルタン星人
分解してみると、チビリが出ないように吹き付けられたカラーでその技法の妙が確認できます。フラットな面に胸から続くカラーが延長して続いています。

じっくり観察していると、インクジェットプリンターのようなカラー分解のツブが走査線状態になっているのが見えます。

確かに、ハイクオリティだけど混入率の低さとラインナップの中で、この技法で塗られている部分が少ない点からして、コスト的には見合わない状態なのかな。

そして、このシリーズが続投された場合、バルタン星人以上に見合ったモチーフは出現するのだろうか。(今思い浮かぶのはキングジョーやキングマイマイくらいだけど……バルタン以下の見栄えだなぁ。)

なんとなく出落ちっぽい気がするんですけど。


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後日、このカラーは撮影会バージョンだと発覚。エントリー改題しました。
[2009/10/28]