レイモンド・ブリッグズ・チャリティ・オーナメント15周年記念セット2009年12月08日 14:18

レイモンド・ブリッグズ ファーザー・クリスマス チャリティ・オーナメント15周年記念セット
いろいろ理由をつけながらも、結局は欲しかった限定品オーナメントツリー。発売日、開店時間に並んでまで購入する熱の入れようでした。
無事、限定数800個のうちのひとつを入手することができて、満足です。

予想外だったのは、そのツリーを収納する箱の大きさ。板2枚と台座ならば体積的には、たいした量でないはずなのですが緩衝材(発泡スチロール)が大きくて! そしてオーナメントの入った内箱の周りは、おもいきり空気(空間)。 ……外箱は無地だし、保存は断念しようかな。

組み立て前から、出荷前テストなのか組み立てたような跡発見。スレは若干気にはなるけど、騒ぐほどのものでもなし。むしろ、検品をしっかりしてる印象を受けました。
15周年記念セット /ツリーにオーナメントをセットした状態
オーナメントは基本的に背中に金具が取り付けられ、通常品のようなヒモではなくヒートン+リングでぶら下げる仕様になっていました。一部のサンタさんは、地面を向いてしまいますが、ご愛嬌。セット位置は全部で16穴ありますが、15体のオーナメント以外にベルが封入されていました。

整列するサンタさんのほとんどは顔なじみですが、我が家では初年度(1995)と翌年(1996)を持っていないので、今回、初のご対面。
復刻版チャリティ・オーナメント/手前(右)1995年型、奥1996年型
右手前が1995、奥が翌1996年版。当初はシリーズになることを想定していなかったのか、大人しいマイナー・チェンジ程度の差異でした。

2009 RAIMOND BRIGGS Charity Santadoll 15th Anniversary
そして、当日レジの後ろでスタッフが一生懸命封入していたペラ。 このペーパーのおかげで、どちらが初年度のものか区別つきました。 (※このペーパーに関してコメント参照) ついに旧作探しの呪縛から開放されて、満足です。

ただ、復刻版がすべてオリジナルと同じかといえば、かなり違うようです。彩色処理が近年の色合いに揃えられている他にも、2001年の流れ星の下が真っ平らになってしまったり、一部グレートダウンに感じる部分も……。基本的には、色塗りが丁寧になり、大半がグレードップしてるので、喜ばしいと思うのですが。

個体差だと思うのですが2005年の復刻版のサンタの鼻が薄い赤で筆のタッチが透けて見え、原作絵本のえんぴつ彩色を思わせる暖かい発色。むしろベタ塗りの赤より、こちらの処理のほうが好きかも。
タカシマヤ・チャリティ・クリスマスオーナメント/ファーザー・クリスマス2005年(復刻版)