ペースメーカー利用者の生活の質(QOL)2009年12月18日 17:56

高円寺まで玩具探しに足のばし。荷物をぶっくり増やして乗った丸の内線。新宿に近づくにつれ混み、空き席が少なくなってきました。とある駅で、自分の隣に座ろうとした2人連れのご婦人のうちの一人が座ろうとしながら私に一言断りました。
「私ペースメーカー使っていますので、すいません。」と手元の自分のケータイに目配せしました。
もちろん自分は、「切りますので、大丈夫ですよ。」と対応しました。(該当ツイート

以前、優先席付近でのケータイ操作する人々に憤慨するエントリーを書いた事がありますが、謎が氷解しました。やはり、宣言しないと安心した空間を作ることは出来ないのだと。確実に生活の質ってヤツが落ちてますよ。少なくとも気遣いと手間の両面で。

自分が座っていたのは普通席でしたが、もはや車内で空席の選択肢は限られているし、そもそも優先席は安心できる空間でないのは以前もゴチた通り。なるほど、空き席を見つけても周りに宣言しないと席にも座れないのだと思うと不便だし、お気の毒と思ってしまいました。(同情という行為自体が失礼かもしれないのですが。)

依然として、ケータイを開き続ける目の前の、聞こえたであろう客は切る気配さえないのは相変わらずあきれました。しかし、本人がわざわざ言わないのならば大丈夫と判断しているのだろうとだまってみていました。

お連れのご婦人と対面でお話を続けていることに気づき、席をお譲りしました。年齢だけでなく、お二人連れならば並べるほうが快適でしょうし、自分の降りる駅もあと2つ。

「まぁまぁ、すいません、荷物があるのに……。」
遠慮交じりのお礼の言葉に自分は離れながら思いました。

(どうせ、おもちゃとコーラ4Lですから……。)

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