ハトの集会?2010年02月06日 14:08

群れる鳩
公園で群生しているならまだしも、普通の住宅地の隙間で、こんなにいっぱいいると、ちょっと怖いなぁ。
西船橋にて。

ドラえもん映画祭の初日初回『のび太の恐竜』2010年02月06日 22:27

ドラえもん映画祭 ポスター/神保町シアター 初日朝9時53分
土曜日早朝、偵察に行ったとき、警備の人に、「また朝、始発の頃に来ます。」と、言ってしまったけれども、別に自分は一番を求めている訳じゃなし。
せめて上映の観られる99人に入れさえすればいいと思いなおしました。何しろ帰宅して、始発時間に出たら寝られるのはたかだか2時間。それじゃ映画を見ながらコックリコしてしまう。少しでも長く寝るなら、整理券当日券発売の一時間前に劇場に居ればいいと逆算。

通いなれた道のりなので、ほぼ予定通りに到着。見える列は、この程度かと安心したら通行の邪魔にならないように分断されていて、道の反対側へと続いていました。あわてて最後尾につくとスタッフの方からプリントを渡され、こらから希望のチケットの伺いがあるという。人数はここで約90番目。全員が『恐竜』目当てだった場合、ギリギリ・セーフ!?

……と言うか、この時間でこの人数は活気あるイベントなんだと感心するばかり。プリントに目をやると、不思議な文言も並んでいます。
徹夜が近隣の迷惑になるから禁止というのは、理屈として分かるけど前売り券の段階でつけていないと今更なお話。

先頭から順番に希望チケットの御用聞きをして枚数をカウントし、定員を確定させるとのこと。1人につき4チケットまで購入でき、予定数は増やすことは出来ないけれどキャンセルはできるという。

この購入予定票を受け取っても列から出れば無効となり、効力はないとのこと。これはあくまでも整理券を取るための整理券なのダッ! (えぇぇぇぇぇ~!?)
購入予定票
自分のところまで、かなりの時間を要した予定調査。9:15になって自分の番となりました。結果、84番。おっ、読み的にはまぁまぁイイ感じ。

当日券発売は約30分前倒しして開始。
しかし、謎なのは前売り券枠がなく、すべて一括の列という点だ。チケットの文章どおりに朝10時に来ても希望の映画が観られる保証はないし、それどころか1チャンスしかないタイトルがほとんどなのだから。それで3枚つづりを1000枚(3000回)売り切ってしまったら、確実に“使えないチケットを売った”と怒る人が少なからず居るはず。と、いうか前売り枠を確保せずに売るシステムに問題があると思う。(※翌日に関連記述あります。)

約30分をかけて列は進み、自分の番。寒い中で待ったので、暖房が心地よい! ロビーには着ぐるみのドラえもんがお客さんをお出迎え。女性客がかわるがわる2ショット写真を撮り合ってにぎわいます。
ドラえもんのキャラクター・グリーティング。大人気
自分は一人なのでショボーンと、ホールの風景だけ撮影。

ふと壁に目をやると、今回の上映のスクリーンサイズとフィルム・コンディションの告知が。
『ドラえもん映画祭』のスクリーン・サイズとフィルム状態のご案内
細かい配慮にこれまでにない大人のイベントの雰囲気を感じて、高まる期待! でも、ジャッジは適切なのかは疑問。たしか『恐竜』は封切時ビスタだったような記憶があるから。『モスラ対ゴジラ』の超・短縮版がスタンダードだったとは思えない……。それと、芝山さんのレイアウト用紙がビスタの画面位置もプリントされていたような記憶。両方、“ぼんやり”なので、近いうちに確認とろうと思います。
なーんて言ってるうちに1回目の開場まで残り30分ほどに。
受付終了の案内札

開場後、入場は整理番号にしたがって入場。既に夕方の4回目までは売り切れ。果たして4本すべて観る猛者はいるのだろうか……。

番号順なので、自分の番号で入場したときにはほぼ満席で、残る席はわずか。大きい劇場じゃないことは分かっていたので一番前に席を取ったけれど、これが大失敗。

近年に造られた劇場とは思えない距離感で、パースがつくなんて生易しい状態ではなく、スクリーンが見渡せない近距離。どう見積もっても、最前列は造っちゃ駄目。設計ミスでしょ……。隣の人もシンドそうに見上げては落ち着かないそぶりでした。

席位置は最悪だったのですが、プリント状態はすこぶる良好。経年少ないのが見てわかる発色をしていました。

※リアルタイムレポート&画像は以下から。
ツイログ:http://twilog.org/seegen/date-100206

ドラえもん映画祭の2日目初回は目玉の『のび太の魔界大冒険』2010年02月07日 16:13

神保町シアター 『ドラえもん映画祭』初日朝9時19分
翌日は、おそらくヲタクにとっての大本命『のび太の魔界大冒険』。
この作品が目玉扱いされている理由は今やファンには不要でしょう。人気アイドルが主題歌を歌うというセールス的プロモーションが行われ、話題になったものの劇場での上映とTV放映(地上波)までの契約だったのか、ソフト化の際、新たな契約をクリアーせず主題歌とメロディーを差し替えたヴァージョンになってしまい、当時のままの姿でソフト化がされていない作品。
当時のままの姿を観るにはオールナイトなどのフィルムでの再映の機会のみという難易度。近年、機会がなかっただけにファン前評判として一番の盛り上がりを見せていたタイトルなのです。

先日、チケットをいらないといっていたM氏も、ちゃっかり「観られるならば『魔界』!」と宣言。4人まで券は買えるから、自分がとれるならば、取っておこうという約束に。

はて、昨日の盛況振りと『魔界』のいわくつきの人気を考えると何時ごろに行けばいいのだろう。すくなくとも昨日のような最前列で観るのは嫌だし、寒さをこらえて劇場まで出向いて、無駄足になるのもばかばかしい。“自分会議”の協議の結果、昨日よりも30分……いや、1時間も早ければいいだろうという計算に。いや、起きられるならばなるべく早く行こうと思ったけれど、始発時間に目覚めてから、その気温の低さにふとんから出ることが出来ずに、2時間近くウダウダ、ウトウトしてました。

いよいよおきないとマズイ!と起きて、神保町に着いたのは朝7:20。昨日と同じような列の伸び方だから、1時間近く伸びが速かった計算。その意味では計算どおりだけど、問題はその人数。係員さんのカウントに寄れば94番目だそうだけど、手前の人が何枚買うかは、神のみぞ知る……。水晶玉に映し出される選ばれし戦士99人は、どこまでなのか!

自分から数人後のお客さんはそらくギリギリ99人に入っているか危ういあたり。そのギリギリのあたりの人が、強い口調で希望の映画が観られなかったときの対応を尋ねていました。前売り券を友人たちの分と合わせて複数持っているけれど、それが使えなかった場合返金はされるのかというのが主な趣旨。

すぐには回答できず、スタッフはしばらくして戻ってきて答えていました。
「前売り券は当日価格よりも200円安いという部分が優待部分で、希望のタイトルが見れない場合の保障は出来ないし、納得の上でお買い上げいただいているので返金は出来ません。」
趣旨的にはこんな感じの返答でした。

他人事ながら「いや、その理屈はおかしい」! 通常のロードショー映画や、名画座の普通のローテーションで回している作品ならばわかります。1回逃しても次の回で使えるから、その理屈はアリだと思います。

しかし、今回の上映形態はほとんどが一回限りの上映。追加上映がある数作品を除いては、1チャンス、1オンリー。開催側の理論としてはどれも「ドラえもん」で同じかもしれませんが、客にとっては違います。注文した単行本が1巻なのに2巻を渡すから、「かんべんな。」と言われて納得する人がどれだけ居るでしょう。仮にEDの曲を歌うコンサートだったとして、キョンキョンが満員なので武田鉄矢でガマンしろという理論なら乱暴すぎます。
チケット注意書き

「どの作品でも使えます」と言えば聴こえは良いけれど、チケットの表示どおり10時に来ることしか出来ないお客さんは、1本も使えずに終わる可能性だってありますよ。全作品を観ようと安く上げるためにチケットを29作品分用に3回券を10枚買ったら、1度でも整理券からアブれたら800円分ずつパーです。
売ってるものが、似ていてすべて違うのだから、そもそも共通3回券を800枚も売ってしまったこと自体が問題あるように思えます。(神保町シアター窓口初日だけでも237枚売れたという人気は嬉しいけれど、楽観過ぎる気がする。各窓口で100枚完売しているのも驚異的。)

使えない可能性も「納得いただいている」は、かなり乱暴。
仮に800枚(切り取れるので2400人分)が、全員当日券よりも後ろの99番目以降に並んだら……。おお、怖い。全員使えないチケットを買ったことになりかねない。

よもや、全部同じ列で処理するとは思わなかったから、今回の対応はこの先を想像するだけでゾクゾクなのです。前売り券にはディズニーランドのファスト・パス的な枠があるのかと自分は予想してました。

『魔界』を過ぎれば、ピークは過ぎる、と自分も思うのですが、若く自分と違う感性のお客さんたちの会話に聞き耳をたてていると好みは、けっこう割れています。それぞれの世代の刷り込み現象なのでしょう。自分には人気作と思えないタイトルを、熱気を持ってみたいと話しているお客さんもかなりの数、いるように聴こえました。果たして来週以降の動向は……!?

話を当日に戻して……。
8時に購入予定調査が自分のところにやってくる。。
自分の『魔界』チケットの順位は95-96番。うわわわわわわ、ギッリギリ~!!!
でも、チケット取れることが確定されたのでM氏へ電話。お祭り映画だから、一人で観るよりは良いだろう約束を守ったけれど、ちょっと列の後ろの人に申し訳ない気分に。
何しろ自分もM氏も公開当時やオールナイトの上映で散々『魔界』をリピートしてみている、オッサン・ファン。ソフトでなんて、ほぼ観ないから、むしろ風のマジカル版で観ている回数の方が多いはず。なんだか若いファンの席を奪ってしまったような罪悪感が……。

前売りをがんばって買い、凍える中で整理券を取った自分の苦労とは正反対に、開始15分前に来て前売り料金で観ていったM氏(笑)。ある意味、選ばれた勇者だ。

さんざん観て知ってる内容ながら、やはり大きなスクリーンで観るのは興奮! と、言いたいけれど連日の最前列。すごいパースのかかった絵に首をかしげながら観る状態でした。
差替BGMはたしか“だからみんなで”になっていて壮大なイメージなのだけど、楽しい魔法世界には80年代らしいポップで軽快なイメージがマッチング。「風のマジカル」メロディーで観る『のび太の魔界大冒険』はやはり魅力的。
悲しいかなフィルム状態、上映状態悪かったのが難。かなりフレーム上がってたので、終始フレームの上が詰まり気味、下があまり気味。大魔王デマオンが竜に乗って「待て~!」と追いかけてくるショットでは魔王の首がフレームアウトしてました。 orz

スクリーン・サイズにこだわったような告知があったのに、キャラの顔欠けを起こすようなセッティングで自分は石像のように固まってしまいました。
・・・・・
あと、特筆すべき箇所は冒頭グリーンドラが違う意味で色が変わってた(笑)。経年変色でモスグリーン気味だったけれども、ソフトからは未収録の“グリーンドラえもん”の告知フィルム。上映状態は散々だったけれども、懐かしいものに再会できて嬉しかったのは確かです。
グリーンドラえもんキャンペーン解説/「ドラえもん のび太の魔界大冒険(1984)」入場者プレゼント バッチの解説チラシ /劇場配布

※リアルタイムレポート&画像は以下から。
ツイログ:http://twilog.org/seegen/date-100207

TDRチョロQ/センター・オブ・ジ・アース地底走行車&DSトランジット・スチーマーライン2010年02月08日 23:50

TDRチョロQ/センター・オブ・ジ・アース地底走行車&DSトランジット・スチーマーライン
映画「トイストーリー3D」「トイストーリー2-3D」の特別上映を観に、舞浜までアシを伸ばしてきました。そのついでで覗いたボンボヤージで新作(といっても、少し前になるけど)のチョロQを見つけることが出来たので買ってきました。各750円。

TDR CHORO-Q / Disney sea TRANSIT STEAMER LINE
ディズニーシーの水路をゆく水上バス「ディズニーシー・トランジット・スチーマーライン」。水上を行くイメージ優先でスローエンジン搭載。
客席の上の幌が抜けているのが印象的。フロントがシミュラクラ現象で顔みたいに見えるのもチャーミング。

TDR CHORO-Q / CENTER OF THE EARTH
地底世界を探検し、巨大昆虫に出会った後は……。アトラクションのイメージを想起させる2スピードエンジン。
ガルバナイズなデザインがコンパクトな姿になってもユニークで、シリーズ中でも魅力的に仕上がった印象に1台。前輪がカバーつきで内側に内蔵されているのも、かっこいい。ホイールはカーズのメーターと共通に見えるけど……(※用確認)。

着実にラインナップを増やして、いつの間にやら新作はシーばかり。もしかして、ほとんどのアトラクションは既に商品化済なのですかね。選考しているトミカのラインナップも行き着くところまで行ってしまった印象ですが、トミカと同じく「シンデレラの馬車」など、アニメともリンクした乗り物にシリーズが及ぶこと楽しみにしています。(パークのイベント・オンリーのフロート類は、個人的にはあまり燃えないモチーフなので。)


食玩/カーズ レッツゴー!レース by T.T.ARTS2010年02月09日 23:17

カーズ レッツゴー!レース by TAKARA TOMY A.R.T.S
カプセルトイの『カーズ・プルバック・レーサーカー』とパート2、コンビニでブラインド・ボックス・トイとして発売された3弾『カーズ・プルバック・レーサーカーSP』、そして先ごろ発売された食玩『カーズ レッツゴー!レース』。

中身が選べる親切販売になったのは嬉しい部分として、車両に新作らしいものが含まれていないので、自分はしばらくスルー対象にしていました。
CARS Let's Go ! RACE by TAKARA TOMY A.R.T.S
最近100円ショップで入荷していたので毎日1個づつ買って、最終的に揃えてしまいました。ああ、どうせなら、ずいぶん買ったけれど出すことが出来なかったSP弾のパールカラーのダイナコ・マックイーンが再販されれば万歳三唱だったのに。

小さな発見としては、会社合併で社名変更になった「yujin」刻印が消えて、「T.A.R.T.S」の刻印になっていた部分です。個々の比較はまだです。何か見つけたら、追って報告します。

映画入場者プレゼント/走って!泳いで!スイスイ!人魚ドラの30色ディスプレイ2010年02月10日 18:47

映画入場者プレゼント/スイスイ人魚ドラ30色ディスプレイ
先月末に、劇場へ前売り券を買いに出かけたときに、やっと実物を見ることができた、今年の映画入場者プレゼント「スイスイ人魚ドラ」の30色ディスプレイ。
どこが30色かというと、アシ先と言うか尾ビレというか。
スイスイ!人魚ドラ/尾のカラーが30色
この部分の色にこだわるって言うとディズニーの『リトルマーメイド-人魚姫-』を思い出したりします。はたまた似たようなサイズのフィギュアという意味では先日地上波初放送されたばかりのジブリ・アニメーション映画『崖の上のポニョ』の商品を思い出してしまったり。

カラーバリエーションの入場者プレゼントでコレクション性をあおる……いや、普通に考えれば何度も映画に行く人は稀有だから、たぶん「お楽しみ」の一部なのだろうけど、“集める病”患者にとって、バリエーションの数がいたずらに増えるのは迷惑な話。

今までもドラの映画関連物はかんり自力でも集めたし、はたまた好意でいただいたりして充実もしましたが、貸し出したり、失くしたり……正直、自分のコレクション状態を把握できなくなっています。

そんなところに今年の30色カラーを見ると、高い山を見て武者震いすると言うよりも、エベレスト並みの高さにクラクラするというか、はなから一般人として参加するのは無理があるというか……。
しかも30色となると近いカラーの色の識別はかなり難しいはず。その上に経年劣化で体色、変色が加わったら、自分のような気の長いのんびりコレクターは混乱する一方でしょう。

……内心、どうしようか、かなり諦めの境地で眺めている自分がいます。色は……なぁ。