蝉の木 ― 2010年08月07日 15:52
よく通るこの場所だけど、やけに蝉の声が近いと思ったら、見上げた場所で蝉が声を上げていた。その距離の近さにデジカメを構えると、すぐその後ろに蝉に抜け殻が目に入った。そいつも撮影してやろうとレンズの中で探していると、おやおや、さっき目に入った抜け殻とはポーズが違う。
目をファインダーからはずして実景を見ると、兄弟のように二つの抜け殻が並んでいた。
今年の6月、一気に暑くなってさぞかし蝉はびっくりするだろうと声を待っていたけれどなかなか聞こえてこず、ちょっと心配になっていたのも取り越し苦労。きちんと夏が来れば彼らはいっせいにそれを知り、夏を楽しんでいる。
都会は舗装されだんだん土が見える地面が減りつつあるけれど、、どっこい植え込みのような土の中にだって生きているのだと知って、頼もしくなった。
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