PVC/ The Wubbulous World of Dr. Seuss (1996)~ジム・ヘンソン+Dr.スースの世界2011年11月10日 23:14

Figurine / The Wubbulous World of Dr. Seuss
Dr.スースファンは90年代半ば、突然グッズが増えて驚いたものですが、これもその一つ。PVCフィギュアで、スース・キャラのスターたちがコレクションできるシリーズ。こちら、裏返してコピーライトを確認すると分かるのですが96年からニコロデオンで放送された『The Wubbulous World of Dr. Seuss』と題したスース作品を題材にしたマペット番組からの商品化です。
(C)&TM Dr.Seuss (C)&TM Henson
当時はネットも無く「観たい~!」とじだんだ踏んでいただけでしたが、こうやってオフィシャルの動画もアップされているので、動いている姿が観られるように。


こうやって改めてみると近年、実写映画化されて、そしてCGアニメーション化されるのと見比べても、マペットとのマッチングが良いのが分かります。特殊メイクで実写映画化するよりマペットで映画化されるバージョン観てみたかったなぁ……。

The Cat in the Hat
『ハットしてキャット(キャット・イン・ザ・ハット)』スースキャラクターの筆頭、キャット。実写映画の公開も記憶に新しいですが……。やっぱり、原作のデザインが素敵だよね。マペット版のキャラクターたちはどれもスースの絵柄を忠実にマペットの造形に置き換えていて、“おなじみの”姿で登場。嬉しいです。

The Grinch
二番手といえば『グリンチ』でしょうか。(個人的な好みでは一番手!)グリンチはやっぱり、クリスマス時期に活躍していたんじゃないかナァ。

このフィギュアたちの周りにまとわりついている小さいキャラクターはマペット版のオリジナルキャラクターたち。一つ一つ個性があるようなのですが、自分は残念ながら番組を観られていた環境に居なかったので、あくまでも知識のみのやつらです。


The Wickersham brothers
ウィッカーシャム兄弟はぞうのホートンシリーズに登場するいじわるな猿の兄弟。マペット版は、ちょっと人が良さそう。

Horton the Elephant
『ぞうのホートン』シリーズの主役。数年前のCGアニメ化が素晴らしい出来だったので、日本でも知名度が上がるのではないかと期待していたのですが……。いや、絶対、あの映画良かったって! (力説)

Fox in Socks
『フォックス・イン・ソックス』キャットとゴロがかぶるせいか、自分の中では印象が若干薄いフォックス。でも赤いボディーに青いソックスは商品化すると映えますね。

Thidwick the Big-Hearted Moose
『おひとよしのオオシカ(Thidwick the Big-Hearted Moose)』のシドウィック。冒頭の集合画像をニヤニヤ眺めた人はこの絵本を知っている人。角の上にどんどん他の動物が乗ってしまうのお人よしのオオシカ。

英語独特の駄洒落感覚が味なだけに、何度日本上陸しても、どうもメジャーになりきれない印象ですが、自分にとっては大好きなキャラクターたちです。