リロ・アンド・スティッチ ハンバーガーマスコットDX by TAKARA TOMY A.R.T.S ― 2009年04月24日 15:03
ついにyujinの名前表記のない社名変更後商品です。他にも既に出ているのかもしれませんが、自分が気が付いた第一号。(気が付かない内に持って居る可能性もあるのですが。)慣れ親しんだ名前が消えるのは、さびしいモンです。トミーのグループ企業だったYujinはタカラとトミーの合併後、再編で「タカラトミー・アーツ」と社名変更になっています。告知は既に雑誌広告などでされていましたが、具体的に商品に反映されるのは遅れていたようです。
さて、話を商品に戻して。
好きなアニメキャラクターと好きなファーストフードが合体すれば2倍欲しい商品に! ……なりません。劇中で特に思い当たるシーンもないとなれば、それは単なるコスプレ商品と言うことで、アニメ作品おファンからすれば脱線アイテムという印象。
でも、これが目当てだったのです。サンドイッチ・モンスターとも呼ばれた625号、ルーベンがサンドイッチに挟まっているデザインのこれ!
全5種類中3回で出現。珍しくアベレージな成績。半分を超えたら全種欲しがるコンプリ病も今日は発症することなく、今回はこれで満足できそうです。
商品に関係ない話題ですが、日本オリジナル版沖縄「スティッチ!」はこの春、めでたく短期で終了したと思っていたら、こ今年の秋から第2期シリーズが放映決定とか……。てっきり評判が悪くて尻切れトンボな展開になったと思っていたんですが、意外なお話です。
正直、自分は望んでいなかったなぁ。
---------[※以下追記]
こちら、追加入手した上記商品以前の「リロ・アンド・スティッチ ハンバーガー・マスコット」から、やはりルーベン。欲しがった理由は上記商品と同じツボ。
むしろ王道のサンドイッチの形はこちら、という意味でもデザインはこちらのほうが正攻法。正式ラインナップ名「ジューシーサンドイッチ×ルーベン」。
週刊マイ・ディズニーランド64号目 ― 2009年03月23日 11:57
■ジオラマアイテム
・トゥーンタウン・マウンテン
■本誌記事
・アナハイム探訪「カリブの海賊」
・キャラクター図鑑「ジャンバ博士&プリークリー」
・ディズニー・ワークス「バンビ2森のプリンス」
アナハイム探訪「カリブの海賊」 。6号でも扱われたアトラクションですが、映画に合わせた2006年のリニューアル以降を話題にした構成です。2度扱う理由も分からなくはないのですが、図版は少ないし(全6点)、情報量も薄味。
以下、ディビジョーンズの図版についたキャプション。
何度観ても身の毛がよだつ、ディヴィジョーンズの姿も!これで全文。なんで不鮮明なのか、シチュエーションの説明もない。 不親切だなぁ。
人工的な霧のカーテンに投影されたディヴィ・ジョーンズがゲストの乗ったゴンドラの進路に現れ、その中に突っ込み進むシチュエーションは面白く盛り上がる部分。なのに、説明してくれない記事。
まるでアトラクションを未体験なのに、むりやり資料を渡され、記事を書いてるみたい。それで無理してつけたキャプがそれならしかたがない。でも、TDLにも同義のリニューアルは施されているんですが……。
久々にライターに不信感を抱く出来でした。
キャラクター図鑑は「ジャンバ博士&プリークリー」 (「リロ・アンド・スティッチ」ほか)より。プリークリーの衣装の多さをネタにしたファッションチェックは好企画。
ディズニー・ワークス「バンビ2森のプリンス」は健闘。
ジオラマアイテムはトゥーンタウン・マウンテン。実物同様カキワリっぽいレリーフ状の立体です。2枚に分かれた上体を左右に並べ、めいっぱいのボリュームになります。
ハリウッドの山に掲げられた文字同様のトゥーンタウンの看板文字。
ブラシではなく、エア・ブラシでのグラデーション塗装が広い面積に映えます。
アナハイム以外のパークとの違いを忠実に再現したアイテムと本誌で解説されているので、比べてみるのも楽しそうです。
翌65号は「グラウンドベース(ファンタジーランド)」。
スティッチ!イタズラ大作戦inイザヨイ島 /by Yujin ― 2009年03月12日 23:57
何が琴線に響いたか……。説明は難しいです。なぜなら元祖映画「リロ&スティッチ」は好きだといえるけれど、日本オリジナルのTVシリーズ「スティッチ!」はお世辞にも面白いとは言いがたいし、駄目なりに楽しめているかといえば、最近は観てもいないレベルなので……。むしろこの世間から見放される感じが、天邪鬼としては気になる存在。これがまずひとつの理由。
理由その二がラインナップ。正直、ディズニー商品でこのセンスは、スゴイと言えるんじゃないかと! “パチンガム”に“ハブの標本”なんて、昭和駄菓子屋文化の香りがプーン! 音声ギミック搭載で、イマドキ感覚のアイテムにしたって、おならの音の跡にスティッチの笑い声が流れる“おなら爆弾”てセンス! はっきり言って駄目~な感覚がキャラもので発売されてるミスマッチ、食べあわせでお腹壊しそう。そこが魅力的(ヲイ!)。
そのズレた商品ラインナップの中でも、劇中アイテムである“イイコトカウンター”は比較的ほしかった品のひとつ。正直、そんな額を出したい存在ではないけど、チープトイの範囲なら手元において置きたい。迷作「スティッチ!」の思い出と共に。
チャレンジした結果、パッチンガムX2、ハブ標本、イイコトカウンターを出したところでギブアップ。だって200円のパッチンガムって高くない? しかも2個もいらないよ。コンプリートをめでたく放棄して終了(予定)。
最近近所でも見かけるようになったけれど、今のところリベンジを申し込む気持ちが起きないガチャ商品。ビバ!ユージン!
ディズニーキャラクターズ オーナメントくじ/リロ&スティッチ> ― 2008年12月24日 20:47
台座は取り外し可能。サイズや台座の大きさから、マジカルフレンズを思い出す仕様ですが、可動部のない完全なディスプレイ向きなせいか、表現力は今回のオーナメントの方が魅力的に見えます。
メーカーはYOMIKO CrossCom。素材は非フタル酸PVC。
選べない商品と言うところと、金銭的な理由で見送っていたのですが選んでかえるお店を見つけたので手を出しました。
ラインナップ中一番惹かれたのがリロ。これまでのコレクションフィギュアの中ではダントツの出来! 特に手まわりの骨格と肉づきの表現は劇中イメージ通り!
スティッチは、数多ありすぎて突出感はないのですが、ケチのつける場所のない出来です。
スクランプを単体でラインナップするセンスは、商品が選べないくじ形式だからこそ? ボリューム感はシリーズで一番小さい品ですが、小道具の配置でフォロー。ファンにはひそかに嬉しい一品かも。
エンジェルは、近年スティッチのペアと言う役回りで商品化が盛んになってきているキャラクター。正直、思い入れ度は低いTVシリーズキャラクターなのですが、全4種のうち3種を買ったら、残りも……的なコレクターコンプリート病の発動で購入しました。
ハワイのキャラクターたちがサンタのコスプレをするという意味で、ちょっと変わったムード。フィギュアは帽子かぶってますが、クオリティの高さに、脱帽です。
日本にやってきた「スティッチ!」雑感 ― 2008年10月10日 01:37
ディズニーランドに続き、アニメーションのキャラクターまで独自の形で輸出させ、日本に招き入れた国、日本。“初めて”を引き出す日本は、ディズニー社にとって、やっぱり特別なマーケットなんだな。
★スティッチ!公式HP:http://www.disney.co.jp/character/stitch/okinawa/
発表前からささやかれていた噂、正式発表された製作体制、徐々にあきらかになる設定。不安と期待が過度に大きくなった状態での視聴。いろいろ思わされることが多い作品だった。
とりあえずの感想は「クリスはこれ、どー思ってんの!?」。
クリスとは言わずもがな、スティッチのオリジナル・クリエイター。映画の『リロ・アンド・スティッチ』の監督も務めたお方。
■クリス・サンダースHP:http://www.chrissandersart.com/
今回の日本アニメ『スティッチ!』はカケラもクリス・サンダースの息吹を感じない、正に新手法に感じました(嫌味)。先の『パワー・パフ・ガールズZ』についていけなかった自分としては、既存キャラクターのデザイン(&パーソナリティー)を変えずに持ち込む続編作りは入りやすいと……思っていたんですけどね。(別物って意味では同じ!?)
見事に既存キャラクターと新規キャラクターが水と油。トータルバランスがとられないデザインに面食らいました。眉の下に鋭角な三角影を入れるなど、見事なジャパニメーションぶりなのだから、イヤハヤ恐れ入りました。いやさ、無理して描けないデザインで苦しそうな作画になるよりはいいとは思いますが。
しかしもってリロのポジションになる日本人キャラクター「ユウナ」が、リロの影を強く引きずってるのはどーなん!? 赤地に黄色のポイントが入る基本服装は映画のリロの基本イメージと強くダブる。仕事に没頭して帰ってこない父を寂しく待つ姿は、劣化コピーにしか感じられなかった。
そもそもリロ&スティッチのコンビの良さは、内面においての相似形という部分が強かった。寂しいからケンカしたり、暴れてしまったりという幼さからくる感情表現が家族とのコミュニケーションによって解消されるステップが自然だった。そのステップもリロの個性に引っ張られる部分が大きかった。エルビス・プレスリーのレコードを大音量でかけて、「死について考えてるの」なんて子供は、やっぱり変わっている。その個性こそが魅力的でスティッチとの関係に説得力があったはず。
ユウナは小学四年生。祖父から継いだ空手道場の師範を務めるしっかりもの。でも表面上は強がっていても父を慕う寂しさも備えている……。級友のいじめに介入して救ってあげる行動といい、優等生すぎる人物像。はっきり言ってスカスカしてるんだよな。誰かが血を分けて創ったようなぬくもりを感じない。その優等生ぶりは保護者がディズニーに対して想像する“教育的なもの”といった感じで、うわべを装おうムードが従来スティッチ世界と遊離している感じ。この子に「イイコト」を学習させるよう導かれるのは、もう学校に通うくらいツマンナそうだ。
まあ、無味無臭であるユウナがシリーズを通して厚みを増す可能性も捨てきれないので、結論には早いと思うけど、今のところダメな感じ。
輪をかけてオバアなるキャラクターも中身を感じない人物。沖縄の言い伝えや作法などを教えてくれるキャラクター。唐突に登場して解説はするけど、ストーリーには介入しない傍観者ぶりは、激しくがっかり。
スティッチに箸を使う作法は教えるけど、食べている最中に部屋を走り回る行儀はスルー。
つか、この作品、こんなに真面目に語る値があるのだろうか。
そもそも数年前に日本のスタジオを閉鎖したディズニー社が、その系譜ではなく別のスタジオに丸投げし、製作されるアニメーション。期待した自分が悪かったのだろうか。
ある意味マッドハウスらしい止め絵を回転させたりして見せる(枚数の)省略は評価していたのだけど、既にTVアニメーションシリーズが存在するスティッチではイメージが固定されすぎていて、ツラいものがある。いっそ、キャラデザインの分離ぶりと同じように日本のキャラクターは動画枚数を普通のTV用、スティッチやジャンバたちは海外TV版なみの動画枚数とかだったら、素直に落差で爆笑できたのに。(狙いじゃねえか)。
枚数は少ないけれど安定した作画で見せるアニメが多い日本的アニメ流儀にのっとり作画は安定感がるのだえど、いかんせん動きが寂しい。普通に考えれば第一話は他の話数より力が入っているだろうから、以降に期待するのは難しい。
その分、他の要素でカバーを! と思うけど、音楽はこりゃまたフリー音源みたいな芯の無さで、寒かったし、演出もお膳立てが順番に流れてくるようなトローい感じだし。
せっかくの舞台も空気感、存在感を伝えるでもなく……そもそも沖縄の架空の島として時点でファンタジー色が強くなってしまっているのに、輪をかけて実在の動植物までファンタジー色が強いデザイン。そんなら沖縄じゃなくてもいいんじゃない?
ユウナがいじめっ子を前に唐突にサトウキビを折り、“やる気か?”と思わせて、「甘いよ」と差し出すシーンなんか、正に記号のみといった感じ。
サトウキビ畑のザワザワした風とか、キビを折る時の質感とか、こだわるべき部分って、他にあるんじゃないかなぁ。
まぁ、アニメは始まったばかり。様子を見よう……と、言いたいけど、1本あたりの満足度がこれじゃ、視聴が続くか自信ないっす。枚数が少なくたって、演出でカバーできることって、日本は得意あんじゃないか? もっと、がんばってくれよぉ。
キャラクタービジネスの為だけの中身のないフィルムに付き合い続けるほど、こちとら暇じゃない。沖縄の良さや、改めてのスティッチの良さを伝えるフィルムを作らなかったら、自分は離脱します。
はっきり言ってビデオスルーのパート2より、たちの悪い新ビジネスって可能性もあんぞ、これ。
※唯、BIGINの主題歌は、割と気に入った。GJ!
※画像1は現在発売中の「TVブロス」。スティッチ特集と、刺繍の“スティッチ”を特集するあわせ技。ウマイ!
※画像2と3はディズニーストアで配布されている番組宣伝チラシ。B5ペラ、両面カラーで映画のチラシと同様のスタイル。
※画像4はセブンイレブンで配布、同店舗で限定販売されている特製の弁当の宣伝。A4版。文意とは関係なく、現在を取り巻く状況の参考のため掲載。
このスタンプラリーさすがに遠くて行かないよ ― 2008年09月06日 14:26
週刊マイ・ディズニーランド45冊目 ― 2008年08月09日 22:45
■ジオラマアイテム
・ベースボード(B)
・スティッチ
■本誌記事
・アナハイム探訪「ロジャーラビットのカートゥーンスピン」
・キャラクター図鑑「カジモド」
・ディズニー・ワークス「リトルマーメイドⅡ RETURN TO THE SEA」
本誌表紙から「リトルマーメイドⅡ RETURN TO THE SEA」の“THE”が抜けてますが、毎号のレベルを見ての通り、たいした問題ではありません。
カジモドのページといい、「リトルマーメイドⅡ」といい、続編の情報が増え薄味が更に薄い印象ですが、そもそも“2”がオフィシャル作品なのでデアゴスティーニのせいじゃありません。だから、たいした問題ではありません。
カジモドのキャラクター図鑑が相変わらず台詞の抜書きでペラペラの内容ですが、いつものことです。たいした問題ではありません。
読む気力が沸かず、ボーッと眺めている自分がいます。たぶん問題ありません。そういう本なんです。
ジオラマアイテムは箱ッ! 以前は来るたびに落胆していたのですが、今回で8個目。9分割された台座は5冊後の(A)でついに完結。その後は台の上に乗せて組み立てが出来ると思うと単なる箱でも希望を与えてくれるという錬金術状態。そろそろ本格組み立て……家の中の建設用地を確保しないと撮影もままならなくなっています。ふぅ~-3
そして箱台座の定番コンビ、フィギュアは人気者スティッチ!
超・定番ポーズでカケラも新鮮味がありません。でも、定番商品決定版を狙うなら当然のポージングなのでしょう。立体の表現も他社製品と比較しても遜色ない出来映え。
でも、同一シリーズで比較すると、一人だけ大きいサイズで変。
やったね♪ 今回もデアゴスティーニクオリティーだ。
今までやけに大きく感じていたプーさんよりも大きいし、プルートと比較すると犬には擬態できなさそう。ミッキーよりもはるかに大きい。
フィギュアのクオリティは悪くないだけに、どーなんだろ。いやさ、ポーズは一番見飽きたポーズだけど、この商品は王道狙いのようだし。
このまま大きくなり続けると、通常PVCと変わらないサイズになったりして……。
次号はマッターホーンボブスレーの最終章、「山頂(2)」。一見ボリュームがあるように見えてたまねぎの皮状態なので、割高を感じるなぁ……。
[2008/08/15画像追加]
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