最近の模型業界は行き着くところまで行ってるので、何が出てもおかしくない状況です。ぼやぼやしていると置いてきぼりを食らいそうな多品種少量ロットで回っている印象、コレクターには嬉しくも厳しい状況です。

ディズニー映画『海底二万哩』はある世代以上にはメジャーな印象なのに、下るとマイナー扱いでした。関連商品も皆無に近い印象でしたが状況は2001年に一変。その年オープンしたテーマパーク“ディズニー・シー”のアトラクションに採用されてから一気に活性化しました。当初は園内のお土産品オリジナル商品だけしか見かけないノーチラス号でしたが、その後エクスプラスから、この上は無いのではないかというクオリティーで塩ビ完成品（約30ｃｍ）がリリース。値段に躊躇していたら、セガから縮小コピーとも言うべき品（約20ｃｍ）がリリースされました。
UFOキャッチャー景品としてノーチラスがリリーされる混沌さ。お客がいるのか心配な商品開発です。もちろん、獲得にコインを連続投入する数少ない客だった自分ですが。
値段だけでなく若干小さいおかげで場所をとらないなんて嘘ぶいてみたりして。

ロゴをあしらった台座まわりも、まんまエクスプラス製と同じデザイン。思い起こせばガメラのソフビを景品としてリリースした経験もある会社なので、ＯＥＭで製作された品なのかも、と読んでいるのですが真相は定かではありません。
さて、そんなノーチラス・フィーバーもすっかり喉元を過ぎて忘れていたのですが、昨年になって突然帰ってきました。しかもイカを引き連れて！ パッケージのセンスは格段に落ちましたが、新付属品の巨大イカに魅せられて、けっきょく再度入手です。

パッケージにある“全2種”はイカのバリエーション。白い半透明処理のものと、この画像のような暗褐色仕上げの2種になっています。
自分は作中イメージに対して白い印象が無かったのでこちらを選択。
先々月、リンク先の「キャラクターミニカー秘密基地」の中でノーチラス号が扱われているのを見て、もてあましている１隻が要るかな、と思いたち、準備。
トラックバックで知らせるという回りくどいことをするためにエントリーしました（笑）。持っていたら空振りというオチです。要るようだったらご連絡ください。イカなしの方ですが、よろしかったら貰ってやってください。