東京タワー傾く 原因は足元の”おなら” ― 2006年04月01日 00:08
東京タワーは北側に2.3度傾斜しているとのことで確かに掲載された写真を見ても傾きが分かる。原因は4本ある土台の一つがガスによって隆起したために起こっているのだそう。イタリアのピサに斜塔の5.5度に比べれば軽く、タワーの意地管理上は問題が無いそう。
……と読み進めて頷いていると帯状に表記されている表示。「お断り 今日は4月1日、エイプリルフール」「本日の特報面の記事はすべてつくり話です。」やられた!
よくよく見返すとこの記事だけでなく連載のコラム記事まで本日はエイプリルフール仕様の架空の話。2面も使って4つの記事が全てホラ。いい、すばらしい。報道は時にエンターテイメントだと思わされるけれどこういう風に割り切られるとなんとも痛快です。
同じ記事にだまされた母に寄れば東京新聞のエイプリルフール記事は毎年の恒例行事らしい。恒例なのに毎年だまされて、今年もだまされたらしい。
新聞はこういうジョークをやるというイメージがないからなぁ。
ちなみに我が家では長年購読していた東京新聞を休んで他社に変えていたのを戻し今日から東京新聞。他の新聞でもこんなのやってるのでしょうか?
ブログ記事でも何か面白いエントりーを書こうと思っていたのですが……。
浮かばなかったのがなんか悔しい。面白い嘘は作家にとって命なのにぃ。
PEZ/アイスエイジ ― 2006年04月01日 07:11
ペッツコレクターとして注目したのはスクラット(牙の鋭いリスのような生物)の歯の素材。「機動戦士ガンダム」のツノ部分はペランペランとした手ごたえの凄く柔らかい素材が使われていて感心しましたが、それよりはコシを感じる手ごたえ。
安全基準のせいでラインナップが発売できなかった「マダガスカル」のペンギンを思い起こせば進歩を感じる箇所。
何にせよ『アイスエイジ』は立体物、玩具は不遇な作品。それでも日本では劇場販売グッズでスクラットの精巧なマスコットが販売され玩具菓子ではできの悪い(失敬)フエルト製マスコットが販売された幸運の国。
海外に目を向けてもファーストフードのミールトイくらいしかフィギュアは見た覚えがない……。
立体物の少ない作品だけにPEZのラインナップに加わるのは嬉しさも大きいです。
ピンクパンサー・クロニクル ― 2006年04月02日 03:57
『ピンクパンサークロニクル』先月の頭に出た本です。店頭でみつけて思わず衝動買い。一月を経ても楽しく眺めて読んでます。 ピンクパンサーファンは必須、これからファンになろうかと思うライトなファンにはちょうど良いガイドブックになってます。(自分は後者です。)
以前からつまみ食いのような形で見ていた作品なのでこれからハマりたい思いで手に取りました。
スティーブ・マーチン主演の新作ピンクパンサーも愉しみ。
ひらひらと花見未遂 ― 2006年04月03日 03:35
ソメイヨシノはちょうど満開。気温もそこそこ、花見にはもってこいだと思っていたのですが天気だけは曇天。しかも会場に着いたときにはパラパラと感じたからと撤去中。あえなく花見未遂となりました。
それでも満開の枝が顔のすぐ傍まで伸びている風景を味わい、仕舞っている料理を無理やり頬張り、圧縮して花見気分を味わったのでした。
小さき勇者たち~新生ガメラソフビ! ― 2006年04月04日 01:50
報じられる画像を見て最初は不安がいっぱいだった新生ガメラも公開が近づくに連れて素直に楽しみになってきました。映画はそれぞれ別もの、そう思えば平成三部作とのギャップも気になりません。
そもそも自分の怪獣の好みが割りと邪道と言うか、”お友達になれる”路線がストライクに近いので、今回のアプローチも好きになれそうな予感がします。
それとソフビ購入は微妙に関係ない気もするけど。自分に言い訳できればオールOK!
伊集院光と『子ぎつねヘレン』 ~泣きのエンタメ ― 2006年04月04日 02:08
先週は伊集院さんがまだ見ぬ『子ぎつねヘレン』を勝手に予想して話す趣向、今週は見てからの感想を話していました。
予想の数々が可笑しかった。
「きっと都会の子が北海道に転校してくるんだぜ」
「エンドクレジットの最後に”動物を傷つけていません”とか”野生のきつねに触るのはエキノコックスなどの寄生虫の心配がり危険です”と出るだろう」 「ヘレンと言う名前になるのはすすきのの風俗嬢にヘレンさんという人がいて…」
妄想が進むにつれておかしささも倍増なのですが、かなりの部分でスルドイ。自分は予告編で何度と無くこの映画を観ていたのでもう少し情報量のあるところで聞いていたので脱線があるほど笑っていました。
そして話は「泣ける映画」の話へ。自分も何度も言うようですが”泣ける映画”と言う表現が嫌いなので痛快な笑いにひたりました。
伊集院さんが知り合いから泣ける映画として薦められた『いぬのえいが』を観た感想が「あぁ、泣いたさ。だって犬死ぬじゃんかよ、あんなの犬飼っていたら泣くに決まってるじゃん。でも終わったら何も残んないし。」と素晴らしく伝わる表現。
かわいそうと言う単純なスイッチだけでテーマ性が泣ければそれは”泣けるだけ”の物語。
”泣ける”と言ってる人々は泣くことをこらえた我慢大会でもやっているつもりなのでしょうか。それとも最近の学説のように涙を流すことによって体に良い効能のある泣きのエンターテイメントとして”泣ける”と言ってるでしょうか。
涙の意味を自分に問わないなんて”泣ける映画”と言う烙印を作品に押して満足している人々って気持ち悪い。
さて、『子ぎつねヘレン』はたいそう泣けそうな映画です。しかし自分は映画はとりあえず置いておいて原作本に手を出そうと思っています。
さんざな事を言って何も見ないのはやはりマナー的によろしくない。それならばフィクションよりもノン・フィクションの原作に触れる方が自分にとっては実りがありそうと思っています。
スピルバーグ 宇宙と戦争の間 ― 2006年04月05日 17:23
この本は『宇宙戦争』公開前に出た本ですが、遅ればせながら最近購入して読破。スピルバーグの作家性で語られる機会が近年少なかったような気がするのでとても読み応え感じました。
近年のスピルバーグ作品に感じていたモヤモヤ感が少しスッキリした思い。グッドタイミングで出会えた本だと思ってます。
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