週刊マイ・ディズニーランド54号目2008年10月20日 02:29

週刊マイ・ディズニーランド45号 表紙とジオラマアイテム
10月7日発売54号。習慣化し、かなり何も感じなくなってきた今日この頃。がんばってレビューいってみましょう。

■ジオラマアイテム  
・フロンティアランド(ゲート) ・ゴールデンホースシュー(舞台)
・フロンティアランド・シューティング・エクスポジション
■本誌記事
・アナハイム探訪「ファイヤー・デパートメント」  
・キャラクター図鑑「ボブ・パー」
・ディズニー・ワークス「ターザン」

さすがに54冊も編集をしているだけあって、初期に比べれば安定した本文に感じる最近の号。うるさいマニアになるのも嫌なもの。極力褒めていきたいと思うのですが、どうしても小さなアラ捜しの方が楽なので書いてしまいますが……。

今回のアナハイム探訪は「ファイヤーデパートメント」。ウォルトのアパートメントの1階部分になる消防署と全体的な外観を見せてくれる内容。考えてみれば園内で手に入るピクトリアル・スーベニア(パークのパンフレットのようなもの。追体験向き写真集)を見ても、このような地味な部分をじっくり見せる部分は無いので、こういうモチーフのときは一番充足感を感じる内容。古きよき時代の装飾品の数々を見せる2ページは満足です。唯一、「もっとちゃんと見せてよ」と思ったのが建物の上にかかる旗に対するキャプション。
頂上には美しい半鐘と旗を設置。訪れる機会があれば、旗の絵柄をチェックしてみてください。ミッキーマウスによく似た顔が描かれているはずです。
画像は風が無く、下がってしまっている旗。そこでは絵柄まで判別できず、かろうじてミッキーマウスの横顔らしい耳と口尻部分を確認できます。でもキャプションからすると、似ているけど別のキャラクターと言うこと? 激しく消化不良を起こして胃にもたれます。確認しに行けって、酷だなぁ。

キャラクター図鑑は「Mr.インクレディブル」の素顔、ボブ・パーの特集。変身後のヒーローではなく、素顔をクローズアップする意気込みはかいたいのですが、内容的にはヒーロー活動も含む内容なので、表題はちょっと謎。近作で図版の用意が簡単だったのか、イメージが豊富で変化にとんだレイアウトと、適量の本文なので安定感を感じました。以前のように文字数バラバラ、埋めている感もなく、ボリューム感に見合った本文内容で読みやすいです。

ディズニー・ワークスは「ターザン」。抑えるべき情報をコンパクトに押さえた、良質な2ページ。分量が2ページなのでプレスリリースのような無味感がありますが、原作についての言及はマイ・ディズニーランド“ぽい”。

全体的に満足な編集内容の号でした。
ジオラマアイテムはフロンティアランド(ゲート)、ゴールデンホースシュー(舞台)、フロンティアランド・シューティング・エクスポジション。
フロンティアランド(ゲート)、ゴールデンホースシュー(舞台)、フロンティアランド・シューティング・エクスポジション
冒頭の本との比較画像を見てもらっても分かる通り、指でつまむサイズのミニュチュア3点盛り合わせです。やたらめったら小さいパッケージですが、ディテールの詰まったものが3つ入っているので、極端なボリュームダウンには感じません。
本誌の解説ページによればフロンティアランド・シューティング・エクスポジションは、かなりアレンジを入れた立体。いわゆる射的場ですが全長3cmにも満たない空間にターゲットをモールドできるはずもありません。 そこには大きなライフルが1丁かかっているイメージに変換されています。
シューティングエクスポジション/ゴールデンホースシュー
前号のゴールデンホースシューに入れる舞台もかなりのマイクロフィギュア。約2cmの全高にこれだけファッションを伝えるモールドとカラーリングを入れてきただけで自分は満足。

ためしに前号の建物に入れてフタのようにかぶせてみたのですが、どうもおかしい。フィギュアを入れた部分が浮いてしまう。

ためしに建物を逆さにして舞台を入れてみたのですが、案の定。フィギュアの方が丈がありました。
でてる でてる
ベースを掘り下げて収納するのか、それともノーフォローかは、リリースされてみないと分かりません。こわい、こわい。

翌号は、ファンタジーランドに進みます。「白雪姫の恐ろしい冒険」「ピノキオの冒険旅行」