21世紀の自分へ ― 2007年04月11日 08:53

2001年を目前に控えた頃、引越しなどで住所が変わっている人は注意下さいと、ニュースでもよく取り上げられました。そのニュースでボンヤリと覚えている人も多いと思います。
まだガキだった自分は、親と一緒に参加し16年後の自分に思いを馳せました。
ある意味、子どもらしい夢でいっぱいだった事をおぼろげに覚えていたので届くのが恥ずかしいような楽しみなような気分で待っていた手紙です。
さて21世紀の元旦に届いたのが冒頭の手紙です。
手紙は普通郵便はがきを基本に特製のクリアファイルのようなパックに入れられて届きました。ハガキの宛先面にはこのキャンペーンのキャラクターがあしらわれています。このキャラクターのカンバッジを現在でも持っているので、残念ながら懐かしくないという……。物持ちのよさも良し悪し……。
そして16年ぶりの自分の手紙。
アイタタタタタタタ……。
渦巻状に本文を書く洒落は手塚先生が藤子先生へのファンレターの返事を書いたアレのパロディですね。オマエ昔からオタクだなぁ、としょっぱなから脱力&赤面ですよ。中央に描いているのはウルトラ怪獣のピグモン。子供の頃、好んで描いてました。そして藤子まんがモドキの自作キャラクター……。何も変わってないやんけ。
小学生だったと勘違いして眺めていたけど、中学生かよ! 恥ずかしいなぁ。
色々と好きな長寿作品の未来を気にしているけど、ドラえもんもゴジラも大人になってもそのまま見続けているって、考えてみれば普通じゃないのか。
そしてまんがに関してもいろいろ書いてある。読者投稿で漫画が載って嬉しかったらしく報告に続いて「あなたはまんがが本に載りましたか? 連載はしてますか? 単行本は出せましたか!? それともまんがは描かないで別のことをやっていますか?」と質問攻め。
少なくとも志はまだ抱いている。そうポジティブに思いたいけど、理想とのギャップを感じざるを得ないな。
思えば85年と言えばデビューの3年前。こんなバカが3年で……。
20世紀の自分に負けないためにも今日をがんばろう。
今日はあの日から22年目の誕生日。
コメント
_ LOU ― 2007年04月14日 00:09
_ しらいしろう ― 2007年04月16日 14:58
いいパビリオン見れましたか? 自分は混雑負けで東芝の巨大スクリーン以外は記憶から欠落。1つ見るのが精一杯だったような記憶がぼんやり。
タイムカプセルは水分との戦いですよね。
密閉容器と思っていても必ず湿気でヤラレる印象があります。(タイムカプセルやったことないんですが。)
専用の容器を売っているなんて話を聞いたことがあるのですが、何も土に埋めなくてもいいじゃないかと思っているのですが……。
2001年に開封予定だったドラえもんタイムカプセル「ドラ丸くん」は見事、“ショボーン”な結果でしたね。メディアでの露出、ほぼゼロだった……。
タイムカプセルは色々な意味で怖いもんです。
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そしてやっぱり頭を抱えました(苦笑)。
でもこういうタイムカプセル的な物って、
最近でもまだやってるんでしょうかね?
そういえば、小学校とかで埋めたのが
場所がわからなくなってる、なんてニュースも
ありましたけれども。