週刊マイ・ディズニーランド91号目2009年07月13日 18:34

週刊マイ・ディズニーランド91号表紙とジオラマアイテム
ぼやっとしてると一週間なんて「あっ」と言う間ですね。このままだと「あ」を数回言うだけで全巻完結してしまいそうです。
6/30日発売、第91号。

■ジオラマアイテム  
・LEDライト(46本)

■本誌記事
・アナハイム探訪「ビレッジハウス・レストラン」
・キャラクター図鑑「アースラ」
・ディズニー・ワークス「ミッキーマウス・シリーズ」

さあて、ついにやってきました。何も語ることもできないLEDライト46本。次号の基盤へ指すジャックがついてるとはいえ、他に何を指摘する部分もありません。今号の本誌「ジオラマアイテム」の紹介には長さの選り分けで本数をチェックすることと、ライトとコードの接合部を折ってしまわないように注意することが説明されています。

それだけ。
もう、何を期待するもありません。無事、不備を出さずに完結することを願うばかりです。

そんな訳で今回は本誌の記事のみを“いつも通り”つっこみながら眺めましょう。

そうは言いつつ、もう終焉に向かってテンションが落ちてるのは書き手だけでなく読み手も一緒らしく、自分のテンションが上がっていないのを自覚しています。

正直、いつも通りです。
アナハイム探訪は図版はいいのですが、ただ画像をほめながら繰り返すだけのキャプションにうんざり。発見やトリビアの類がない……正確にはズバリ「トリビア」と題したコラムがあるのですが、薄いので……。

キャラクター図鑑は『リトル・マーメイド』から「アースラ」。
まぁ、いつも通りです。そんなにハズしてないと思います。

引っかかったのは、ごく一箇所。
そこで、アースラはトリトンから槍を奪い、海の世界で一番の権力を握って復習を果たそうと企んでいるのです。
海の王者たる証の槍と王冠を奪うのが、アースラの目論見です。
“槍”ですか……。作中で散々“矛(ほこ)”って言ってるはずだけどなぁ。固有名詞に近い扱いだと思うけど。TVシリーズだけでなく映画でも言ってると思うよ。ま、好きじゃない人が仕事で書いてるんだから、これでいいんでしょうけど。こんな些細なこと気にするほうがオカシイんですよね。たぶん。
エリックが海上からアースラに撃ったのが“槍”ですよね。うん。

パート2に登場するアースラの妹モルガナを落とさず入れ込んでいたのは、いつもより丁寧な仕事に感じました。

ディズニーワークスは「ミッキーマウス・シリーズ」……って、くくりがいつもと違~う!! 以前、1回で1短編にタイトルである「ミッキーマウスのアルバイトは危機一髪」を扱ったのに、今回はシリーズ全体を、大雑把に解説。とりあえず代表に6本紹介というのも乱暴だけど、そのセレクトが不思議。

ここでは、数あるミッキー短編集の中から、特に人気の高い作品を6作品取り上げてみました。
はい? 日本語すら変です。“数ある作品”なら分かるけど“作品集”って、何? “作品を6作品”も頭悪い感じ。
しかも選んだ作品がこれ。

「蒸気船ウィリー(1928)」
「ミッキーの消防車(1930)」
「ミッキーの摩天楼協奏曲(1933)」
「ミッキーの名優オンパレード(1933)」
「ミッキーのガリバー旅行記(1934)」
「ミッキーの誕生日(1942)」
何、この偏り。代表作なら「巨人退治」とか、もっと入れるべきタイトルがあろう。グーフィー&ドナルドの共演は除外ってのもすごい。仮に人気の作品を選んだと言うなら、どこで人気なんだよ。個人的セレクトみたいだぞ、これ。白黒作品“集”しか持ってないのかな。無理して入れた感じのカラー1作品が、かえって違和感。(苦笑)

「Did you know?」
ミッキーマウスはディズニーを象徴する印象的なキャラクターですが、その描写には複雑な要素はほとんどありません。いつまでも伝統とともに受け継がれていってほしいという願いを込めて、引き継いだアニメーターが短時間で素早く描くことが出来るように、あえて簡単なデザインに収めたそうです。シンプルにまとめられたミッキーは、私たちにとっても親近感の持てる愛らしいキャラクターとなりました。
Did you know? って、しらねーよ! って、言うかデマ流すな。伝聞口調だから、こう言うべきか? “あんた、だまされてるよ!”
読者を無責任に騙してはいかんよ。これは商業誌。伝聞だって、責任は情報を再生産して流す側にある。

なんで誕生する前から次世代に引き継ぐ前提なんだよ。もう、どこからつっこんでいいのか、おじさん困っちゃうよ。

デザイン面を取り上げて、もっとできるはずだったけれど、シンプルにしたって、どこの“俺はまだ本気出してないだけ”理論! 1920年代のセンスで描き込みだけ増やしたら、ややグロい描線になってるはず……。
以前にオズワルドの紹介記事もあったはず。なぜ同じセンスだと思わないのか。そもそも時代的に似たようなデザインのキャラクターがオンパレードだったのだから……。耳の丸を褒めるならまだしも、このトンチキぶりはすごいぞ。複雑は美徳じゃない、「シンプル・イズ・ベスト」って言葉知らないのか。

トーキーにする以前にろくに買い手すらつかなかった漫画映画。当面の予定すらない誕生前のキャラクターを、なぜ次世代に引き継ぐつもりでアブ・アイワークスはデザインしたんだか。意味が通じるよう、誰か説明してほしい。

ま、このまま数冊、がんばれ。(ため息)

次号は基盤&スイッチ&ACアダプタ&電源コード。

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