生半可に「NHKイタリア語講座」2006年01月21日 18:27

NHKラジオ「イタリア語講座」91年3月号、カセットテープパッケージ
映画『ニュー・シネマ・パラダイス』に心酔していた初公開時の90年代初頭、何とか映画の中の台詞を理解したいという目的でNHKラジオの『イタリア語講座』を毎日チェックし勉強に励みました。ですが、前半は簡単すぎてじれったく、中盤移行はハイスピードでおいてきぼり。そんな状態を2年ほど繰り返しました。いつしか習慣は消えて生半可な知識として単語だけが頭の片隅に……。イタリア旅行で買い物するぐらいは何とかなりましたが。

しかし昨日エントリーの歌詞を機械翻訳で読んだ自分は”歌詞”がイタリア語ですらないことを見過ごしていました。ダメじゃん。
最近の”ぼやーん”とした欲求。また、やってみようかなぁ。

ところで、当時は世間的にも『ニュー・シネマ・パラダイス』は話題になった作品です。自分のようにイタリア語を始めたきっかけがこの作品と言う人がどれくらい居たのかは定かではないですが、教材で取り上げられるほどでした。
91年3月、レベルも最終の季節になったせいか、容赦ないスピードとも思える映画そのままの音声を学習するプログラムが放送されました。
取り上げられたのは学校で九九を習うシーン、青年トトが町でエレナを見つけてモジモジと話しかける口ごもった部分などです。(※画像はカセットテープの収録号)
既にレベルについていけなくなっていた自分はアップアップでしたが、食い入るように聞いた回です。ちなみにこの後の別シーズンではTVのNHKイタリア語講座でも『ニュー・シネマ・パラダイス』は取り上げられたことがあります。

”シチリアなまり”が入っていると思うこの映画は教材として適切なのでしょうか。この映画で学ぶとダニエル・カールさんみたいにならないかと……。

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