『愛のテーマ』に歌詞!? ― 2006年01月20日 19:48

宝塚の公演でもメインテーマが使用され「あかしやの花が咲く~」なんてオリジナル歌詞付き珍アレンジもあります。(歌詞うろ覚え)
さて、そんな中で見過ごすことが出来ないのが作曲家エンニオ・モリコーネのセルフカバー・バージョンで歌詞のついた作品です。ポルトガルの歌姫、ドゥルス・ポンテスをボーカルに迎えたアルバム「フォーカス/Focus
詩の内容にトルナトーレ監督の意向が反映されているかは怪しいですが近い文化圏の芸術家がどうイメージしたかは興味深い作品です。(少なくとも極東よりは近いという意味で。)
自分の買ったディスクは輸入版で正確な訳詩は分からないのですが、今は便利な時代です。ネットの自動翻訳やネット辞書を照らし、なんとなくは分かりました。
CINEMA PARADISO
[Tema de amor de Cinema Paradiso]
E.Morricone / J.Mendonqa / J.Medeiros
Era uma vez | Um resgo de magia | Danqa de sombra luz | De sonho e fantasia
Num ritual que me seduz | Cinema que me dás tanta alegria
deixa a música | Crescer nesta cadéncia | Na tela do meu coraqão | Veltar a ser crianqa
E assim esquecer a solidão | Os olhos a brilhar | Numa sola escura
Voa a 24 imagens por segundo | Meu comovido coraqão | Aprendeu a voar | neste Cinema Paradiso
Que eu trango no olhar | E também no sorriso
※英語
Once upon a time | There was stroke of magic: | Shadows and light, in their prime,
Joined dream and fantasy | in a ritual dance of seduction | And ecstasy | Known as pictures in motion
Let the music start! | On the silver screen | Of my heart | I swear that I've seen | The child I've always been.
This loneliness of mine | Will go away ,soon | When the lights go off | And my eyes shine
At a theatre called paradise | before my eyes | My heart flies | At 24 image per second.
The file will end | in a while | Will cry? Will I smile?
(※以下自分の勝手なイメージ訳詩、素人なので誤訳、直訳的不自然さは許されて!)
昔々、魔法の力がありました。光と影の中で夢と空想をつなぐ最盛期。
動く絵は魅惑の儀式のダンスのエクスタシーとして知られていた。
さあ心の銀幕に音楽よ響け! いつでも私は子供のままに見たことを誓う。
私の孤独はすぐに去るだろう、明かりが消え、私の眼は輝くだろう。
楽園と呼ばれる劇場で毎秒24枚のイメージに私の心ははばたく。
その記録が途切れる時、すぐに私は泣くのだろうか?、微笑むのだろうか?
……うーん、違うなぁ。もっと深く良いものを聞いてる感じがするのだけど。さすが機械翻訳&素人訳、本職の人の訳が欲しい。
気になる方は是非、現物をどうぞ。邦盤がありますので、きっとそちらで真っ当な訳が記載されていると思います。
でも、「光と影」とか「24コマ/秒」「つなぐ」など、改めてこの映画を再認識させる厳選された語彙に思えます。
何か鑑賞のヒントになれば。
※ボーカルつき「ニュー・シネマ・パラダイス」は他のモリコーネ作品の×枚組アルバムにも収録があります。
■CD「フォーカス」
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