イタリアから来た新作ハービー ~『TOPOLINO』誌付録 ― 2006年03月14日 05:38
この品の一番の特筆すべき所は実写版のモデル化ではなくてイラスト版のハービーを立体化しているところです。
最新作『ハービー 機械じかけのキューピッド』の映像特典でイラスト版の経緯が紹介されていますが、本来は60年代風イラストのアニメーションで描かれるはずだった映画オープニング用に作られたデザインです。残念ながら映画には使用されませんでしたが商品化に使われおしゃれなセンスにファンは気になるデザイン群でした。
そのイラストバージョンを元にしているのがなんとも変化球の面白さを感じます。
この品は昨年のクリスマスシーズンにイタリアで発売されたディズニーのコミック誌『TOPOLINO』の大型付録として付いていたもの。
自分が気づいたときには店頭から消えて何週間もたっていて、わざわざ現地在住の知り合いにキオスクに在庫を聞きに言ってもらうと言うご迷惑をかけてしまいました。物欲に目がくらむとブレーキ利かなくて無理言ってしまいました。すみません。
思えばこの本が店頭にある頃、隣国に親が旅行していたのになぁ、ニアミス感がますます歯がゆい気分。
そして結局はイーベイ頼みに。世界各国のハービーマニアと競るのに恐れながらも3品目あたりでやっと落札。首を長くして待っていました。そして到着した品を見て思った第一印象
……でかい!すごくでかい!
雑誌とミニカーを並べたブリスターパッケージは座布団くらいの大きさ!
プラスチックの素材から勝手にファーストフードの玩具のような大きさと質感を想像していたのだけどもっと大きいし、もっとしっかりしたつくりの品でした。
そして予想が外れたのが本誌である『TOPOLINO』。台紙には『LA RACING CAR DI PAPERINO』=”ドナルドダックのレーシングカー”とあるので、てっきり『ハービー』を題材にしたコミックが掲載されていると思ったら、本誌に関連記事は無くいつもと変わらない紙面。ハービー記事皆無(^^;
あくまでもこの品は”ドナルドダックのレーシングカー”でハービーとは謳ってませんでした。本家がなせるオフィシャル商品によるパチもの!?(笑)
しかもドナルドは輪ゴムでくくられていて、明らかに「邪魔に思うマニアは外してください」と言わんばかりの扱い(オイオイ)。分かる人だけにしかアピールしてない担当者の好みが爆発した付録です。
しかもこの商品またもや…、
割れます!
イラストハービーだなんてファンシーな風貌で居てマニアック。この真っ二つギミックのスイッチは
POLITOY版ハービーと同じ側面の下部にスイッチがあります。割れるギミックといいスイッチの場所といいイタリアのハービー好きは徹底して同じセンスのような気がします。
ちなみにこのハービー、プルバックで走ります。かなり大きいけれどチョロQ気分も……無理があるかな。
でも真っ二つになったまま走る姿は正にハービー。他には無い魅力です。
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