コンビニのカッコワル~イ客2006年08月06日 06:39

最初は全て集めるるつもりがなかったはずなのに気がつけば最後の一つを求めてさまようハメに……。CCレモンのトゥイーティの最後の一つが見つからず、帰り道を遠回りして深夜のコンビニめぐり。そんなことをすれば目の毒にブチあたるのも当然……と、言う訳で目当てにたどり着く前に『ローソン限定ディズニーシーテーマポートフィギュア』に遭遇。

レジ前に12種12本がセットされビニール袋が二つワゴンに乗り、見本の画像が大きく貼り出されていました。セット価格1764円。 12種を揃えるために冷蔵庫を開けたり閉めたりするのを繰り返すのは恥ずかしいし、迷惑。あの苦労をしないでいいのならば、一括購入はすごくいいなと思った。サイフは厳しいけれど、結果的には同じ本数を買うのだから安くも高くもない。
ビニールの中にある12種にダブリがないかチェック。
自分のクジ運に信用がないので、購入を迷う時間の間、自然と種類を確認していました。家からは自転車で30分くらいある距離のコンビニ。不良品(不良セッティング?)を交換に来る手間は面倒です。
キャラクターのダブリがないので、OK。サッと買って軽やかに立ち去りたい。

ドサッ!
レジに12本入った商品を乗せて会計を済ませようとしたら、種類混合のセットなのでバーコードを一つずつ読み取り結構手間がかかる。
そして、やっぱり不良品(不良セット)だったのです。
「11本でよろしいですか?」
「……(よくねぇよ。)
あれ、12本ないとおかしいんですけど……。」
慌てて数えなおす店員さん。やっぱり11本しかない。1本足すだけなら楽だけど、何のキャラクターが足りないか確認しないといけない。スマートに立ち去る予定は出鼻をくじかれた。

もう一つ並んでいたセットと照らし合わせながら足りないキャラクターを照らし合わせる作業を二人で始める羽目に。自分はキャラクターの名前を読み上げ、店員さんはレジの上にあるかどうかを答えます。

次々と名を挙げて、そのたびに「これですよね?」と店員さん。
ふと、ラインナップの中にいかにも混同しそうな”グーフィー”とグーフィーの息子”マックス”を発見。たしか、このどちらかがセットされていなかった気がする。


「たぶん、グーフィーがないと思うんですけど……。」
「グーフィーありますよ、これですよね?」


「いや、それはプルートです……。」

そうでした、それが普通の人ですよね。アルバイト学生らしいお兄ちゃん、あなたに無理を言った自分が悪い。
キャラの名前を暗唱し、名前の間違いを指摘する中年客。暑苦しいね。
やっちゃったよ。もう後の祭り。

さっさと立ち去りたい自分は、もう一つのセットからグーフィーを出して見せて一緒に探します。やっぱりなかったのはグーフィーでした。
「いいですよ、そのセットから抜いて入れてください。」
そう言われても、見分けができなさそうな店員さんを残し、セッティングの間違ったセットを置いていくのも忍びない。
「冷蔵庫のバラの方から出しますから。」
「いえ、いいですよ。あとでこちらでやりますから。」
そう言われると、親切は素直に受けなければ、むしろ申し訳ない。
よせばいいのに
「グーフィーはこうなっていて、マックスはこうですから……」
と追加する種類の見分け方を説明。やっぱり暑苦しいぞ。
……これで万事解決。お金を払って立ち去ろう!

「1786円です!」
「……ンれ? ワゴンには1764円って、書いてありますけど……。」
そういえばこのパターンも多い自分。決まって自分の後ろに並ぶ客が嫌な顔をする。長引くレジ。
呼ばれた別の店員さんが隣のレジを開ける。

「確かに書いてありますね……。」とレジを打ち直す店員さん。
数十円くらい無視できる大人になりたい……。
スマートな買い物どころか、店内で一番目立っている客です。

レジの表示で理由が分かった。コーラ、アクエリアス、爽健美茶、フリースタイルは1本147円だけど、紅茶花伝だけ158円、この差額を計算せずに値段表示していたのです。
そして、先ほど追加したグーフィーの1本が紅茶花伝……。

これだと言って、1本だけ飲み物を変更することにして、冷蔵庫に交換に走る。早く終わらせたい一心で自分が手際よくとりに行きました。

1本交換しても値段は1775円。
なんだ、グーフィーのせいではなく、そもそも表示が間違っていた……。
「もう、これでいいです。」 更に交換してレジを打ち直してもらうのを待つ苦行に自分は耐えられません。言われた額を払って店外へ足早に向かいます。
店の落ち度だからと、恐縮した店員さんが一段と高い声のトーンで
「また、ご利用ください!!」
と送り出す声をかける。……むしろそっとしておいてください(泣)。

暑さと冷や汗で乾いたのどを癒すために買った一本を開けて飲みながら帰ることにしました。
マニアなヒゲ中年がオマケを深夜に……印象残りまくりだろうな……と、反芻しガラスに映った自分を見て愕然としました。
Tシャツいっぱいのバックスバニー。
もう、どこから見てもマニアで駄目な大人じゃん。

コンビニで買い物する間合いは難しいです。
マニアのオーラを消すのはもっと難しいです……。 

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