ディンダルとラセッター ― 2006年04月18日 05:42
■ディズニー、ピクサー買収で内部分裂?(記事URL:http://www.eiga.com/buzz/060404/15.shtml)
ディズニーが初めて自社製作したCGアニメ映画で、大ヒットを記録した「チキン・リトル」のプロデューサーと監督が、ディズニーを辞職していたことが明らかになった。
マーク・ディンダル監督とプロデューサーのランディ・フルマーは、ディズニーで「ラマになった王様」や「チキン・リトル」を製作したが、最近になって突然辞職。ディズニーがピクサーを買収したことにより、ピクサーのエド・キャットムルがディズニー・アニメーション・スタジオの社長に、ピクサーの看板監督であるジョン・ラセターがチーフ・クリエイティブ・オフィサーとしてディズニーで製作するアニメーション映画すべてを指揮することなり、ピクサーがディズニー・アニメーションを支配することに反発しての辞職ではないかとの憶測が流れている。だが、当の2人は「1人になってやりたいことがある」(フルマー)、「1年間休暇を取って、じっくりと新作の企画を練りたい」(ディンダル監督)と、ピクサーとの関連性を否定している。
ディンダル監督はディズニーの『アラジン』の参加後にワーナー行って『キャッツ・ドント・ダンス』撮って、その後ディズニーに戻って『ラマになった王様』『チキン・リトル』と言う流れなので、「また出ていったんだ」と言うのが自分の感想。むしろワーナーテイストが発揮できそうな舞台と言う意味ではディズニー以外で仕事するのは歓迎したい気分。
新体制のラセッターが仕切るディズニーにも期待しています。でもビジネスが大きくなりすぎて小さな映画をやりたがっていると伝え聞いていたので気の毒な気もしています。(単なる噂かもしれませんが。)
個性はまるっきり別モノですがマーク・ディンダル監督と言えば小さな映画の方が生き生きしてるように感じます。小回り利かせてさっさと大きな会社を後にするディンダル監督に次回作も大いに期待です。
ビックムービーになってしまったピクサーの新作も同じく楽しみです。
■アップ・カミング・ピクサー・ブログ<英語>
http://upcomingpixar.blogspot.com/
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