ディズニー映画最新作「アナと雪の女王」観てきた ― 2014年03月15日 17:37
まずは、歌曲の魅力にやられました。一回見ただけでも帰り道にはいくつかのメロディーが頭に入っているし、口ずさみたくなる魅力的な曲ばかり。 これがメンケン作曲以外のディズニー映画で味わえるなんて、初めての経験です。ちょっと推し過ぎ感じもあった日本の宣伝ですが、観たら納得してしまったような状態です。
ディズニー映画初のダブル・プリンセスって売り方も、ちょっと鼻についていたのですが、これも見たら納得。ネタバレになりそうなので詳しくは書きませんが、ロマンス映画とのバランス感覚とでもいう部分で自分はとても気持ちよくクライマックスを迎えることが出来ました。
今、観とけ!ってムードが充満してて、力強いフィルムなので、時間があればまたリピートしたいと思えるほどに満足でした。
そして同時上映のミッキーマウス最新作短編「Get a Horse(邦題:ミッキーマウスのミニー救出大作戦)」は劇場の短編としては「Runaway Brain(1995/邦題:ミッキーのアルバイトは危機一髪)」以来、18年ぶり。 実際のところ本編よりもこっちを楽しみにしていた自分は、またもや少数派の道を歩いているんですが……。
わざと色パカさせたり、セル影、フィルム傷…。変質的な愛で、大爆笑&泣けるフィルムだと思うんだけど、今を逃すと風化しそうなネタな気も。フューチャーが3DCGアニメって、どれ位長く行けるだろう。やっぱり手描きにばかり目が行くのは僕だけなのかな。
短編も見返したいので、また行きたい!
「アニメミライ2014」に駆け込んだ ― 2014年03月14日 23:42
文化庁のクレジットに、そういえば……と、この興行の由来を思い出しましたが、それはそれ。ちょっと商業ベースから外れていそうな優良な作品が出てくるのは楽しみな部分です。
今年は「パロルのみらい島」「大きい1年生と小さな2年生」「黒の栖 ─クロノス─」「アルモニ」という4作品。個人的に自分を惹きよせたのはシンエイ動画政策の摩訶不思議な動物が主人公の「パロル」と渡辺歩監督のファンとして「大きい1年生と小さな2年生」の2作品でした。つくづく児童漫画な脳みそでスマン。
プログラムは低学年向けな印象から高学年へと対象者を変えていくような構成でオムニバスとしては、ちょっと変わっているのですが、その分日本のアニメーションの幅を体現したようなごった煮感があって、それもまた楽しかったです。
後半日本は完全に中高生向けのアニメなのですがシリアスな作品な分全体的にカラーもテーマも暗めになってしまい、後味としては難しいところがある印象ですが、その緻密な感じは“いいもの見せてもらえた感じ”の充足感がありました。
最近、映像作品の大学に通う友人の息子さんが卒業制作に作った短編が“死神が見える人の話”と、思い切り「クロノス」とデジャヴを起こす内容だったのもあって、若さってこういう暗さも同居するものなのかな、とふと思って見たり。
オムニバスといいながら、ブリッジなどはなくバラバラの短編。その辺の全体バランスを見ない姿勢(もしくはとりしきれる人がいない感じ)はこの興行のちょっと難しい部分かもしれないと思いました。
映画「ドラえもん新のび太の大魔境ペコと5人の探検隊」封切り鑑賞 ― 2014年03月08日 23:30
まず東宝系でよかったと感激しちゃったのが本編前の「東宝シネマズ」のロゴ。これがいつもならばピクミンがロゴを持ち上げて終わりのところ、今年はゴジラのアニバーサリーイヤー。おなじみのメロディとゴジラ出現という、怪獣ファンにはたまらないバージョンになっていました。
このゴジラ×ドラえもん本編コンボのおかげで、気分は最初から上機嫌。1980年の興奮が戻ってきたような気分で映画を観ることが出来ました。
ドラえもん映画本編は、2006年の新シリーズになってからリメイクの際に必ずあった新キャラクターの追加や途中から新要素が組み込まれて違う展開になるなどのパターンからはずれ、かなり原作に忠実な展開でアニメ化されていました。しかも、最初の映画化(1982)ののちに単行本化(1984)で描き足されたシーンが初めて映像化されるなど、訳知りのファンにも楽しいポイントが多く、現在のアニメーション技術でよみがえる意味は果たせている仕上がり。
反面、これまでの不満が出がちなポイントを踏まない、安全パイで構成されているとも言えて、“文句のつけようがない”作品と言えなくもなさそう。 自分の友人の子供は「あの話は知ってるからいい」と映画館にそれほど行きたいと思っていないご様子。DVD世代には既に既知の作品として扱われているようで、わかりやすい“新要素”は少なからずや期待される部分なのかもしれないと思う部分も。今後の動員にどんな風に反映されていくのか見守りたいと思います。
事前一番気になっていたヘビスモーカーズ・フォレストのくだりが、ほぼ原作通りなのが、現在そのまま語るには厳しいと感じていたので、仕上がりにはちょっと、クエスチョン。ネットで衛星写真が見られる現在のネットなどの便利なツールをあえて描かない姿勢は“携帯電話”を避けてきたところにも通じるポイント。便利すぎて既にある未来の道具のようなもののぼかし方は、年を経るごとに難しくなってきているようです。(犬の王国の所在地の地名も、かなりぼかした表現になっていたのは、賢明な判断なのでしょう。)
個人的には後半に足されたのび太とペコの交流エピソードはとても気に入りました。
監督インタビューによれば、新キャラクターを追加することよりも、すでにあるストーリーやキャラクター描写をより掘り下げることでリメイクとしての存在意義を探求したとのことで、その姿勢は原作ファンからとても好評になりそうです。
ピクサー・イン・コンサートの夜 ― 2014年02月28日 23:23
一人で行くのかと友人にはやされましたが、一人です。映画もコンサートも一人でじっくり、沁みるように楽しんでるからいいんだもん!(都合つく友達がいなかったので1枚だけ買ったチケットです。)
東京会場では当日券がまったくでない完全満席の完売状態。静かな熱気が感じられる場内でした。
ステージは楽団の上に大型スクリーンが用意され、演奏と完全合致の不思議な光景が繰り広げられました。
演奏は映画ごとに組曲になってて、聴きたい旋律はだいたい網羅。映像もメロディにシンクロさせた編集すごくて、それでもただ本編を流すような状態ではなくリプライスと込みでスイッチするから映像もトントン小気味良く展開。
映画音楽コンサートは通常画面無しで慣れてるので嬉しい反面、あまりにハマり過ぎ。コンサートぽくないと言うか。(感涙しておきながら言うなって感想だけど。)
個人的には「カールじいさんの空飛ぶ家/UP」、泣かせばかりになってしまうので、メインメロディの勇ましい変奏が胸にグググと熱くたぎる「Up Soundtrack-Memories Can Weigh You Down」~「小さな郵便配達員・リターンズ」(ラッセルが飛んでくるシーン)あたりを欲しがっていた自分です。勝手ながら一番、期待してたのに演奏曲に入っていなくてちょっとだけ残念。
でも、基本的に選曲は文句ないっす。完璧でっす。
前半一時間で7作品を演奏。そこまでは、どうしても画面に目を奪われてしまうので気づかなかったのですが、後半に指揮者・梅田俊明氏の手元にタイミングと一緒に動く光を発見。それがシンクロの鍵と分かりました。
モニターは映像が流れるだけでなくカラーバーが左から右へワイプしてアクセントの音が来るタイミングが目で見える。まるでリズムゲームやダンスゲームのように右端にバーが到達するとタイミング。緑スタート、白アクセント、赤のバーで終わりのようでした。ある意味、指揮のゲーム画面のようなモノ?!
フィルム時代の「ファンタジアシネマライブ」から格段に進歩してますねぇ。
100%、映像流しっ放しの流れなので、コンサート感が薄いのは賛否分かれそうな演出でした。何しろアンコール扱いの「君は友達」まで作曲者の紹介Vとタイミングを合わせるという徹底ぶり。
時には画像なしで演奏者フィーチャーしたりとか、現場の空気、指揮者なりの呼吸での演奏を挟まないと、映画観てるのと大差なくなっちゃう。おまけに音が生楽器から直ではなくスピーカーを通してホールに出してるせいでエアでも成立しそうなところが怖い。
アンコール合戦の生っぽさも希薄で、実際のところアンコール扱いの「君は友達(トイストーリー2 EDアレンジ)」がスルっと始まって、終わると証明がつき放送で終了アナウンス。わがままなアンコール合戦予防なのかもしれないのですが、あまりに管理されたプログラム。
妙に管理された完璧な尺に収まったコンサートは人工的で、もう少し音楽的な生っぽさも、やっぱり欲しい……ナ。
そう思ってしまった我がままなお客の自分なのでした。
(物販はマグカップ以外通常品なのに、なぜか長蛇の列が……。)
カタクラ☆夢☆プロジェクト方倉陽二原画展に来た! ― 2014年02月10日 09:59
早くして亡くなられてしまい、なかなかその軌跡をたどられる機会が少なかった氏の作品の生原画展と足跡をたどる展示が方倉先生の故郷・豊後高田のロマン蔵にある絵本美術館で開催されているということでやってきました。
昭和ロマン蔵絵本美術館HP:http://www.showanomachi.com/roman/roman_ehon.php
豊後高田市HPカタクラ☆夢☆プロジェクト始動!~方倉陽二マンガ原画展~更新日:2013年9月3日:http://www.city.bungotakada.oita.jp/dekigoto/page_00964.html
従来は絵本作家を紹介する美術館として九州出身の黒崎義介さんの作品を常設展示している館とのことなのですがその大半を方倉作品に譲っての一大回顧展となっていました。
大きな流れで中央の展示4つのラインで作品展示。
『ドラえもん百科』
(単行本構成冒頭部。初出がコロコロだけでなく学年誌付録だったりと、多岐にわたるのでサイズが不統一だったり、生ではの注目ポイントがたくさん。)
『アカンベー』(ドライブで海へ行きシーラカンスと出会う話。コロコロコミック82年7月号掲載作品)
『のんきくん』(小学二年生87年9月号「夏だ、山だ、キャンプだ!の巻」カラー作品。)
『まじかるハット』カラーカット、白黒まんが本編
壁沿い、入り口付近ケースでは著書関連出版物の本、壁面には親交のあった作家陣(田中道明さん、えびはら武司さん、たかやけんじさん、志村みどりさん、山口かつよしさん、三谷幸広さん、いそほゆうすけさん)の色紙、評論家の方倉作品の論文、ぴっかぴかコミックスの手に取って読める展示が。またパネルにはプライベート写真含む、バイオグラフィー展示。
反対側一番奥では『ドラえもん百科』より「のび太の恐竜」公開時に掲載された漫景っぽい構成の大きな画稿とてんとう虫コミックス版の怪物くん1巻複製画が展示されていました。
改めて原画を前にすると、どっぷりと方倉作品のシャワーを浴びて育った居たことに驚きます。経歴を見ていて思うのは、そもそも方倉版「ろぼっ子ビートン」も通過しているし、コロタン文庫の「まんがの書き方全百科(オールひゃっか)」も超・熟読世代。それ以前の付録の漫画の描き方シリーズも愛読していたし、漫画の描き方を教わった大恩人だった人です。生前はお見かけしてもあいさつ程度で、改まってお話しすることはなかったのですが、完全に「方倉漫画で育ちました」世代の自分。もっと早くに表明してお話伺いたかったなぁ。
遠路はるばる来てよかった置いうか、ある種、呼ばれてきたような気持ちすら……。背中を“プッシュ、プッシュ!”されてきました。(※「クマクマずんずん」のフレーズね。)
ぜひとも巡回展を希望します。関東に限らず、行ける人は行くべき! の展示ですよ。
生頼範義展(みやざきアートセンター)へ! ― 2014年02月08日 10:22
僕らの世代にとっては「スター・ウォーズ」や「ゴジラ」の映画ポスターの印象が特に強烈なイラストレーターです。生であの絵が見られる! そのお誘いは魅力的で、飛んできた訳です。
入館する前からテンション上げまくりのエレベーターの装飾。これに載って入場口へ直行です。
エレベーターで上がると今回の個展入り口があるのですが、入場無料の展示スペースが一室設けられています。ここは原画ではなく印刷物を中心とした仕事の数々を一望できるように試みられた展示で、その規模だけでも充分に圧倒されます。
無料展示スペースの中央には、まるでピラミッドのように本のタワーが高くそびえています。中には懐かしい本も……。これだけの量でありながら、まだまだ一部であるというのが恐ろしい仕事量です。
懐かしい作品群……この作品も生頼作品だったのかと驚くものも多数。まだまだ知らないことだらけです。よくみると完成作品だけでなく、下絵のスケッチのコピーや下絵を写真で撮ったものも…完全に未発表なその制作過程を垣間見ることが、この無料スペースでもあるというお得感。 国内版と海外版でけっこう色が違うとか、印刷物ならではの発見も…そしてさらに本展示で原画の色を見る期待感が高まります。以下本展示はもちろん撮影禁止なので、ざっくりと文字で感想など。
本展示は自画像と略歴から始まるのですが、観覧していると隣で絵を見ていた女性が「この自画像は似ているけれど、こっちはイメージが違うわ。」なんてお話されて、聞くとご近所でお住まいで生頼さんと親交のあった方だとか。年代の違う自画像が飾られていたので、おそらく脇頃の姿になじみがないのだろうという話になりました。
ゴジラのポスター作品の原画はサイズも色も、何もかもが嬉しい、こまった怪獣好きの客でした。特にこれでもかというくらい印刷物に触れてきた84ゴジラのポスターは、これが原画なのだという感慨にぼーっと見惚れてしまいました。
SFマガジンなどの装丁用イラスト、「信長の野望」などのゲーム用イラスト、模型誌、小説の装丁画の作家ごとのかき分け、挿絵(宮本武蔵の迫力!)、肖像画、広告用イラスト、スターウォーズ含む映画ポスター、SFアドベンチャーマガジンの表紙絵シリーズ……。260以上にも及ぶ原画は、ただただ圧倒というか、迫ってくる迫力で、もう興奮が止まらないような作品群で……。
……気が付いたら、鼻血が出ちゃって、休憩しなければならないほどでした(ホントに)。
物販コーナーがまた、凶悪な点数が用意されていて、絵葉書全種セットが9千円強という、クラクラする枚数の絵葉書の種類の豊富さ。SWセット、ゴジラセットと系統だったセットも存在するクリアファイル、ポスター…。
……用意が足りませんでした…… orz
必須の図録はA4変形・160P、2,940円(税込)が安く感じてしまうボリュームと美麗さ。この興奮を持ち帰るのに最適というか、マストバイ。
大満足の展示、ですが観きれない規模に、もっと時間を割いて予定を組みべきと反省すらするものでした。
巡回は今のところ予定がたっていない様子なので、行ける人は行け!という展覧です。
公式HP:http://ohrai.net/
ディズニー映画「プレーンズ」観てきたよ ― 2014年01月01日 23:59
そう思って選んだのはディズニー映画「プレーンズ」。
今回の作品はピクサー作品「カーズ」の世界を引き継いだ続編とも言えるスピンオフ作品。面白いのは製作スタジオを移動するのに世界観は引き継ぎ、主人公はまったく新しいキャラクターになるという、新シリーズだけど続編みたいな製作体制。
さて、感想はいえば……。
本家のディズニースタジオ製かと勝手に期待していたのですが、ディズニー・トゥーンスタジオ製と知り妙に納得。
新キャラクターのダスティのキャラ性、ドラマ性に物足りなさを感じていたのに、妙に腑に落ちてしまった(苦笑)。
でも、毒なくエンタメしてて必要なことはこなしてて過去のトゥーンディズニー作よりかなり好印象。3Dで世界遊覧飛行できる映像というだけで確約の素材だったのかも。個人的には飛行機ペドロ味を期待したけど、カーズ2味。………さすが続編専門スタジオ、続編くらわば皿迄か。
この商法、カーズ(※スージー)→プレーンズ(ペドロ)でマーケティングが好調なら、次はボートズ(引き船トット)があり得るか?!
……ケイシーjr.(機関車)は擬人化ルール違うので置いておくと言う事で………。

















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