週刊マイ・ディズニーランド7冊目2007年11月09日 06:43

スペースマウンテン(下部)と小さな世界中央塔、トピアリー
本誌は相変わらず、図版選びのセンスがすごい。
アンドレス・デジャがリロの担当アニメーターとして紹介されていて、それまでの悪役と違って、かわいい女の子をアニメートしている、と紹介しているけれど、デジャは『クリスマスキャロル』以降のミッキーマウス担当アニメーター。悪役に目立った活躍があるのは認めるけれど、それしなかいような表現は違うし、そのコラムに商品用のイラストの線画、エアブラシ彩色が並んでいるのはどうなの。それがデジャの絵だとでも? そこはペンシル載せてくれよ。

文句は言いつつ、だんだん何も感じなくなってきました。ま、5分程斜め読みして楽しめればいいじゃん。「駄目だ、駄目だ」とツッコむのも楽しみ方の一つと言うこと。

ジオラマアイテムは灰皿……もとい、「スペースマウンテン」の下部と「イッツ•ア•スモール•ワールド」の中央塔とトピアリー(彫像刈りの植木)。塔は顔のレリーフを回転させることが出来ます。
模型に関してはおおむね満足。スペースマウンテンの下部分もフタ部分と同じように内側に星空の彩色がされています。
前回も先行販売分との差を見ましたが、一号遅らせた、この下部分、先行販売分では星が無く真っ白な小皿状態のようです。その色を塗る為に一冊見送ったのでしょうか。謎です。何にせよ、この差が出始めたリリースで先が見えなくなったのが不安であり、楽しみになりつつあります。

来週は、「イッツ•ア•スモール•ワールド」の続きパーツで、世界の子供たちフィギュアが付属。なんだかんだで楽しみにしてます。

今日はここまで2007年11月09日 07:55

今日はここまで

※[2007/12/12公開エントリー]

「トムとジェリーの大冒険(1992)」イメージイラスト2007年11月10日 06:06

TOM and JERRY THE MOVIE / Event in Mukougaoka-yuen (1995)
以前も触れた、映画『トムとジェリーの大冒険(1992)』のイベントが今はなき“向ケ丘遊園”で行われました。遊園地ではステージショーの他にプレハブ小屋でメイキングを紹介展示するコーナーが設置。
展示されているものは全てレプリカですが、きちんとしたメイキング本などが出版されなかったアニメーションなので、振り返ってみると、貴重な図版でいっぱいです。
ここに紹介する写真は、そのプレハブ……いや、展示会場での風景です。今ならばデジカメで一枚一枚を撮影するのでしょうが、この時(95年)に持っていたのは使い捨てカメラ(レンズ付きフィルム)。まとめ撮影や解像度は惜しまれます。ああ、過去の自分よ。いたしかたないですが、撮影可能だった展示状況だけでも感謝しましょう。

いかにもハンナ・バーベラ的(「チキチキマシン〜」みたいな)変なスーパーカーにクラシックカー、『ムテキング』に出てきそうなポップな女の子(のちのロビン)の初期デザインがおもしろ過ぎます。今後、トムとジェリーの本が出版されるとしても、この作品は微妙なポジションだからスルーされそうです。

それにしても空調ゼロのこの空間、まさに蒸し風呂。すごいイベントでございました。(遠い目)

[没作スクラップ ]クジラvsバス2007年11月10日 06:25

未使用イラスト
レイアウト都合で縦横比が変更になったので途中でストップ。 どんな記事だったかは、実際の雑誌で。

Bean Bag / Tex Avery のウルフ&赤ずきん(1999)2007年11月11日 03:36

Bean Bag / THE WOLF (1999)
凶暴リスと同時期にリリーされたコレクションぬいぐるみ“ビーン・バッグ”シリーズからテックス・アベリーのウルフと赤ずきんちゃんです。こちらも日本では「トムとジェリー」の真ん中アニメシリーズとして記憶されている方が多いでしょう。
赤ずきんちゃんに遠吠えをしてハアハアする、あのオオカミです。

アベリーの……と、言ってはみたものの、どうもこのコスチュームを眺めるとオリジナルのMGM短編を基調にしたものではなく、フィルメーション版のTVアニメ「トムとジェリーとドルーピー(TOM and JERRY COMEDY SHOW /1980)」をモデルにしている模様。と、言うことは名前は“スリック・ウルフ(Slick Wolf)”としてもよさそうなのですが、タグではウルフ表記です。(※フィルメーション版のみ、ウルフには名前があるのです。)
そういえば、同時期発売されていたトムとジェリーのビーン・バッグも、ジェリーは蝶ネクタイをしていたし、商品化にはTV版を使う、妙な風習があったのかもしれません。

そして、赤ずきんちゃん……。
Bean Bag / THE GIRL (Red Riding Hood) (1999)
ブハッ!“ブサずきんちゃん”なんていわないでください。彼女なりにがんばったんですぅ。(笑いをこらえて)。
一流のショーガール然としていた彼女が、ぬいぐるみでは冴えないスクールガールのような風貌になってます。あぁ、何か切ない。
タグには“THE GIRL”表示。「赤ずきん(Red Hot Riding Hood)」ちゃんの名前を捨てて、少女としてがんばってます。うーん、“違う名前で出ています”って、ますます場末なイメージになってるような。

当時、ワーナー・ブラザース・スタジオ・ストアで各7ドル。お値段はお安いですが、晴れやかな舞台で輝いていた彼女&狼です。

カエルの合唱2007年11月12日 14:52


デュエット希望……。まんがの国のカエルの合唱。
ルーニーを意識した世界で、歌うかえると言えば? これでしょう。

ピンと来ない人は→近日解説エントリーがアップ

海外食玩/サプライズ・ティン(1997)2007年11月12日 15:44

LOONEY TUNES Surprise Tin / Russell Stover Candies
LOONEY TUNES Surprise Tin / LINEUP
自分と同じくルーニー大好きなコレクターさんから、海外旅行のお土産品としてもらったのが画像の缶。大きさはタバコの箱か、バンドエイドの箱といった大きさ。実際、バンドエイドの箱としても使い続けています。
缶の質感がカッコ良くて気に入っているのですが経年劣化で軽くサビが出てきました。ここは撮影して、今の姿を残すべきと、あわててエントリーすることにしました。
Bugs Bunny (1996)
カンにはキャラメルバーと“サプライズ・トイ”=フィギュアと、ステッカーが2枚セットになっているのがオリジナル状態です。友人いわく、揃えるためにアチラのスーパーで大人買いをした模様(苦笑)。おかげさまで恩恵に与ることが出来ました。
「全部揃ってないけど、必要だと思うコヨーテは出してきたから!」
と、頂いたフィギュア3体。十分です、充分です。(平にお礼)
Daffy Duck (1995)
かくして10年後の我が家にはすべてのラインナップが並んでるのだから、コンプリ病、恐るべしと言うか……。
このラインナップの5種は、この商品のみのオリジナルではなく、別のプロモーションでもリリースされた品々だったので、そこでフォローできました。
バッグス以外は1995年の刻印で最初のリリースはメキシコの食玩だった様子。こちらも素晴らしいラインナップです。バッグスは1996年刻印。こちらは同型の品が1999年日本のKFCのキャンペーンでリリースされました。
TAZ(1995)
タズがかじってるのは何だろう、という謎はメキシコ版で判明することに……。これ、本当はポーキーの上着です。
RoadRunner (1995)
ロードランナーとコヨーテは2つでお馴染みのドラマが展開されています。こちらが鳥のエサと言うことは、罠が仕掛けられているのでしょう。
Wile.E.Coyote (1995)
たくらみ顔で起爆装置をオン。サボテンとセットでお馴染み要素がてんこ盛り。
結果は一通りしか想像できません。南無~。