ランチボックス/ドン・ブルース作品「アメリカ物語」「リトル・フット」 ― 2008年05月03日 16:51
ドン・ブルース監督作品のアニメーションはよくディズニーの棚に間違えられて入れられてしまいますが、気持ちは分かります。
元ディズニースタッフで、『スモールワン』などを手がけるも、体制に嫌気がさしディズニー・プロダクションを飛び出したドン・ブルースやゲイリー・ゴールドマン、ジョン・ポメロイの参加する、いわゆる“ドンブル印”の作品はクオリティ面でディズニーと比較されても互角に戦える数少ない対勢力でした。スピルバーグ提供で送り出された『アメリカ物語』『リトルフット~謎の恐竜大陸』は公開規模も大きく彼らの代表作品と言っていいでしょう。
“ドン・ブルース作品の魅力はキャラクターの濃さ”だと自分は思っています。時に話を語ることよりキャラクター・パーソナリティーを描くことに夢中になりすぎて展開が足踏みする作品もあるのですが、そのビミョーなワールドはクセになります。
……おっと、ドンブルを語る場ではなかった。(仲間内では“ドンブル”呼ばわりです。)
とにかくこのランチバックで注目して欲しいのは『アメリカ物語』の英語タイトル。本当の英語タイトルは『An American Tail 』です。
テイルは”尾”ですが、テール“お話”とかかっている原題なのかと思っているのですが、定かではありません。
それにしても、英語→日本語(邦題)→英語、の二重翻訳で『An American Story 』なんて、間違っちゃってます。トホホ。
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