PVC set / リロ・アンド・スティッチ by Disney direct(2005)2007年08月22日 06:59

Lilo & Stitch PVC set [by Disney Direct 2005]
2005年リリース、米ディズニー・カタログオリジナル商品のPVCフィギュアセット。一般店での販売がないようで、パッケージは白い箱に機械的な商品ナンバーや商品名にメーカー表示がされているだけの常態。それなのに箱の中身は透明のブリスターでマウントが施されている不思議な梱包でした。

ラインナップも不思議な顔ぶれで、リロ(フーラ)、リロ(魚)、ジャンバ博士、スティッチ、プリークリー、スパーキー(試作品221号)ホリオ(試作品606号)の全7体。
既存のDS版よりも出来が良いのは認めますが、なぜかリロが2種。変なところに力が入っています。抱えている魚がやけに大きいけれど、パンをあげている魚とは別人(魚)のようです。自分はこの状態のイメージソースが沸かないのですが、TVシリーズやビデオ版の中で登場したものなのでしょうか。

エルビススタイル・スティッチ・プルバックカー2007年05月20日 17:42

Elvis style Stitch pull back car / Theme park toy
以前買ったミニに乗るスティッチは車種選択のコンセプトが訳わかりませんでしたが、こちらは至極納得のプルバックミニカーです。
車体約9cm、プラ製。
ルックスはまるでファースト・フードトイですが、正体はテーマパーク内オリジナル商品です。
同シリーズが日本ではトゥーンタウンのオープン時に3種だけリリースされ以降、途絶えてしまいましたが、本国では引き続きいろいろ発売されています。

『リロ・アンド・スティッチ』商品でエルビス・スタイルの商品は数多く発売されていますが、こちらもそのひとつ。
車体の裏にはエルビスのコピーライトつきなのでダブルネーム商品でもあります。エルビスのほうには詳しくないので、なんともいえないのですが『リロ・アンド・スティッチ』の作中に登場するエルビス・ファンぶりを見ていると、ほほえましく納得できるシチュエーションです。
ナンバープレートが626号なのはスティッチの試作番号。芸コマです。

消えた光線銃スティッチ~PVCセット『リロ&スティッチ・ザ・シリーズ』2007年05月04日 17:16

Lilo & Stitch: The Series / Alien Action Play set / Disney StoreExclusive
映画『リロ・アンド・スティッチ』は好評を得て、その続編になるオリジナルビデオアニメやTVシリーズが製作され、マーチャンダイジングも様々な展開を見せています。
このPVCフィギュアセットは2003年最初の続編『スティッチ!ザ・ムービー』リリース&TV版『リロ・アンド・スティッチ・ザ・シリーズ』放映開始時にディズニーストアで販売されたものです。
このセット商品、何があったのか短期間で仕様が変更になり通算で3バージョンあります。最初スティッチがポーズ違いで2種セットされたものでしたが、しばらくすると光線銃を持ったスティッチがオミットされて、なぜかこの画像のように同じスティッチが2個セットされたパッケージに変更になりました。正直言って、最初は封入を間違えた不良品なんだと思っていました。

同じ商品が2つ入っているのは不自然と判断されたのかスティッチをオリジナル映画版の商品からスティッチとリロが転用されたバージョン3へと生まれ変わりました。
[2007/09/24画像追加]
Lilo and Stich PVC figurin set version 3 package
なぜ商品仕様がコロコロと変化したのか、本当の理由は分かりません。
しかし、一消費者として気になってあれこれと理由を考えました。個人的には最初の光線銃を構えたスティッチに何か問題があると判断され、早急に外し他方のスティッチを2つにして濁したバージョン2、その欠点をフォローしたバージョン3だと感じています。
凶暴なモンスターの素養を持ち、時に大暴れを見せるスティッチにキャラクター的なタブーは少なそうです。何しろ他のディズニー作品では見られないような行儀の悪いしぐさを平気でするキャラクターです。それを商品化するという点でも、さして問題は感じません。

一見、銃を構える主人公と言うモチーフに問題があるのかと、うがってみますが、これ以前には6本の手で3つの光線中を構えるポーズで商品化されています。それらとの違いを観察して感じる違和感はハダカの状態で銃を構えている点でしょうか。

スティッチが光線中を振り回して大暴れするシークエンスは基本的に宇宙服を着ていて、これまで商品化されたフィギュアを見ても、赤い宇宙服を着て光線銃を構えています。このフィギュアでは宇宙服も着ていない、日常を感じさせる姿なのに銃を構えているのが、自分としては違和感を感じます。

宇宙服を制服と見立て、異世界のものと捉えるか、それとも任務のように見えるからなのか……。違和感のきっちりした明文化は難しいのですが、もやもやと言うならばポイントはそこです。

(※……と、書いてみたものの発売中のステーショナリーやシールでハダカのスティッチが銃を構えている図版、ありますね。どうやら的外れの考察だったようです。[2007/05/05]追記)

この考察に解答はありません。メーカーの現場に明確な理由が存在していても、それが公表されるとは思えません。技術的な問題の可能性もあります。金型が突然壊れてしまって修復不能な状態になってしまったかもしれません。はたまた明確な理由などない、ちょっとした気まぐれかもしれません。

ちょっとした“ひっかかり”を追求するのはおもしろいもんです。
このエントリーを読んだ貴方はこのスティッチに何かを感じるでしょうか。

■商品ラインナップ個別画像
・スティッチ<光線銃>/試作品626号(上画像参照)
スティッチ<Hi !>/試作品626号
ハムスター・ヴィール
625号(ルーベン)/試作品625号
キックス/試作品601号
キャノンボール/試作品520号
ヤン/試作品502号
ミスター・ステンチー/試作品254号
ポクシー/試作品222号
▼リロ・アンド・スティッチ関連エントリー
SEGA『スティッチ おっきいキーチェーンフィギュア』 ― 2006年10月29日
ファミリーマート限定コカコーラオリジナル/ディズニー・チャンネル ジオラマフィギュアストラップ ― 2006年10月28日
ちょっとだけ「和みにコレクション リロ・アンド・スティッチ」 ― 2006年10月12日
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HMT『リロ&スティッチ』オーストラリア版(2002年)/猛犬スティッチ ほか ― 2006年07月10日
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プルバックミニカー/スティッチ byヤングエポック ― 2005年12月05日
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MOM’s MADE/スティッチ(リロ・アンド・スティッチ) ― 2005年12月01日
SEGAコロリンプチフィギュア「リロ・アンド・スティッチ」 ― 2005年11月22日
スマイルスナップ/サリー ― 2005年10月25日
マジカルフレンズ/リロ やっと会えたよ ― 2005年09月10日
スティッチ・ボビンヘッド「ボク、マイゴ」 [2005年08月20日(土)]
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プチトイズ「リロ・アンド・スティッチ~シリーズ」 [2005年05月17日(火)]
ディズニーガチャポケットマシン [2005年04月20日(水)]

ディズニーキャラクタークリップby SEGA(2006)2007年03月06日 15:04

Disney Characters clip /by Sega (2006)
この数週間の間にアミューズメントで獲得した実用景品。
コピーライトからして昨年リリースされたものの様子。

噛み付くというルックスがとても似合うパーソナリティーと言う意味ではスティッチがいい感じ。でも、ほぼ同じような物体が一般販売品でも出ているので吸引力としては二番煎じの印象。

造形的な面白さで言うと「ファインディング・ニモ」のニモはかなりお気に入り。クリップの挟む部分だけでなく、つまみ側のデザインは普通、生かしきれないままなのに、この一つだけが魚の尾びれの形を模した仕上がりになっているのが嬉しいです。

バズがまるで「セサミストリート」のパペットのように見えるアレンジも、なかなかキュートです。

逆にどうしちゃったのかと思うのがミッキーマウス。崩し方にプランを感じるでもなく、微妙なバランス。挟んでいる部分を見つめさせたかったのか、下向きの目線もミッキーの基本が上目遣いと言うスタンスと間逆だし、最近流行のモダン・ペッツ系のアレンジとも違うアジアンなルーズさを発してるような。
いや、キャラクターとしての興味も薄いプーさんに対する”ジャッジ不可”な印象に比べればいろいろ感じるだけ、個性的なのかもしれません。

SEGA『スティッチ おっきいキーチェーンフィギュア』2006年10月29日 01:34

SEGA『スティッチ おっきいキーチェーンフィギュア』アイス
改めてエントリーを振り返ると『リロ・アンド・スティッチ』の購入物のなんと多いことか。もちろん、好きだし、集めてる自覚もあるのですがここまでコンスタントだったとは、自覚が足りませんでした。
毎回、新鮮な思いで購入しているけれど、きっと似たような商品を繰り返しているのだろうなぁ、と再確認が怖くなりました。

こだわりを持って媚び売り系の変形デザインはハジいていた印象なのですが、結構ある……。orz
公開当時は商品が少ないと嘆いた映画ですがここまで飽和するとは意外でした。今回惹かれたのは忠実再現フィギュアです。やや軌道修正。

PVC(塩ビ)フィギュア『リロ・アンド・スティッチ』に新作が登場していました。
『スティッチ おっきいキーチェーンフィギュア』はSEGA製のアミューズメント専用オリジナル景品、全4種。キーチェーンとして使うには重たいと思うサイズ(座高約7cm)。全4種と謳われていますがポーズは2種で、その2種にそれぞれ布製のサンタ帽子が付属しているバージョンがあります。
DSの「lil' classics」を思わせる普通のPVCよりも一回り大きいボリューム感でゴッテリ、ズッシリ。例によって金具は抜きました。

何が素晴らしいって、この口の開き、キバ、飛び出した舌、小道具のメガネなどそれぞれが独立して造形された深さのある立体である点!
結果的に「カワイイ」系に収まってるとも言えますが、「カワイイ」だけのキャラクターのアンチテーゼとも言うべきキャラクター性を十二分に引き出したポージング、造形は素晴らしいです。猫背で姿勢の悪い座り方、お行儀の悪さ、凶暴性を感じさせるキバや爪といったパーツを作品イメージそのままに再現しています。

もうひとつのポーズがココナツを飲むスティッチです。アイスを食べているポーズに比べおとなしく、平均的な造形になってしまっていますが折り曲げストローの再現など細かい部分まで行き届いている印象です。

▼リロ・アンド・スティッチ関連エントリー
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ファミリーマート限定コカコーラオリジナル/ディズニー・チャンネル ジオラマフィギュアストラップ2006年10月28日 02:39

ファミリーマート限定コカコーラオリジナル/ディズニー・チャンネル ジオラマフィギュアストラップ「リロ・アンド・スティッチ ザ・シリーズ」
深夜の帰り道、以前に比べてコンビニにひっかかる確率が低くなっていました。よってもどうせ買い物できないしぃ~っ、って感じィ? でも、久しぶりになぜか緑色の看板のコンビニに誘蛾灯のように引き寄せられました。
その成果がこれ。ファミマ限定、コカコーラの飲み物にベタ付けされているディズニーキャラクターのジオラマフィギュアストラップ。
「新くまのプーさん」からプー、ピグレット、ティガー、イーヨー、ルー、「リロアンドスティッチ ザ・シリーズ」からスティッチ、リロ、エンジェルの全8種類。
台座もガッチリ付いているのはストラップとしては使いづらいと思うのですが、このアイテムはストラップに擬態したジオラマと言うことでしょうか。自分には不要と言うことでヒートンよさらば。

店頭に残っていたのはリロとティガー。リロが観光客の写真を撮るシーンを再現しているコンセプトにヤられて購入。そうなると相方が欲しくなってグルリと遠回りしてファミマ巡業。
中身が選べるようになってから出費的には大助かりな状況ですが、生産数は絞られ店頭に数日しかないキャンペーンばかりになって探す手間が増えたかも。やっと目当てのスティッチを見つける頃には帰り道が最初よりも増えている地点。
毎度の愚行ですけどねぇ……。

ちょっとだけ「和みにコレクション リロ・アンド・スティッチ」2006年10月12日 06:37

和みにコレクション by ラナ/パッケージ
現在発売中のブラインド・パッケージのコメント入りのシーン・フィギュア、全8種+シークレット。1箱315円(税込)、台座にメモが挟める実用性あり。

台座デザインは近年のヒット「ちびギャラ」で出ていた同系商品を思い起こさせるバランスです。おしゃれ度は低いですが、映画を題材にとって居るので好感が持てます。日本語で「和みに」としたり、背景に入る台詞が日本語と言うミスマッチ感が個性なのでしょうが、個人的にはスマートに言語(英語)表記か、台詞なしの方が好みかも。

もう、最近世の中では300円台でブラインドパッケージが当たり前に通る艇っていて、もう追いきれません。自分はコンプリートを目指す人ではなく、目当てのものだけを出して終わりにするようになって来ました。コレクターとしてはパワーダウン、でも普通の人にもなりきれない中途半端状態。いやさ、お金さえあればコンプリート癖を続けているのでしょうけど。自分のデフレも早く終わって欲しいモンです。

んでもって、とりあえずの目当てだった2つを手に入れてひと段落。あとは今後の財政次第。

ラスト間際の色々なシーンの連続の中の一つ、ナニのブラジャーをかぶってダークヒーローごっこをするスティッチ。マイワールドに没入していたのに、ナニが立ちはだかると我に返る間合いが爆笑。コスチュームフィギュアの商品化は初めてではないですが、洗濯機込みでシーン再現と言うところがモアベターな品。

そして、爪をレコード針、口をスピーカーにしてアナログ盤を再生するスティッチ。このナンセンスな感覚がたまらない名シーンをそのまま立体化。
映画初公開当時、ファンタの懸賞にスピーカーが内蔵されたぬいぐるみが景品化され、ファンはちょっとした騒ぎになりました。あの時涙を呑んだ自分にとっては、補完される思いのあるシーンです。