PVCフィギュア『トムとジェリー』STOP!ジェリー(2003)ほか ― 2006年09月13日 05:44
形が良いと喜んだ近年のPVCフィギュアのからジェリー。
以前紹介したドルーピーPVCと同じ店舗で購入し、傾向が同じなので、やはりフランス”Avenue of the Stars”なる、漫画キャラクターを多く扱うショップでの取り扱いと予測する商品。
このシリーズも気がつくたびに購入しているけれど、中でもこれは飽きずに飾り続けている品。
STOP!と言うジェスチャーを体いっぱいにしていて、ここには存在しないトムの急停止が浮かんできそうな臨場感。
カートゥーン的骨格の伸ばし方が小気味良い。ちょっと近代的なエッジの付いたディフォルメだけどそこは減点とまでは行かない味付けの差。
同じシリーズと思われるPVCは他にも3点持っていて、どれも新しいなりの技術力を見せ付けてくれています。
今発売中のアクションフィギュアもそうですが、足の思い切ったポージングが小気味良い一品。骨格構造上、猫に限らずこの方向に足先を向けるのは無理だと思うのですが、変に納得できてしまう表現です。上のジェリーが出している手の角度もそうですがケレンミあるポージングがお見事。
ブルおじさん(スパイク)もラインナップされています。かつて立体化されたスパイクに比べて没個性のブルドックになっている感もあるのですが、漫画的なマッチョ感はグー。
そして、更にもう一つのジェリー。
眉毛のライン表現をポップアイの凸と解釈しているあたり奇妙な印象。でも、彩色の細やかさは他のアイテムにはないこだわりで、足の裏が肌色に彩色されています。アニメで初期に見られた表現で後に省略されてしまっている部分なので、塗り分けには嬉しくなってしまいます。(すいません、画像では見えない角度です。))
※[2007/3/12]更に追加。
閑話
以前はPVCフィギュア(塩化ビニール製ミニフィギュア、大きさはキーホルダーヘッドに使われる人形が普通。)と言えば輸入雑貨、アメリカン・トイ・ショップなどの定番アイテムとしてゴロゴロと売っていたものなのに最近は”それ”とした扱いで売っている店舗が殆どなく苦労するようになりました。
環境ホルモンで騒がれてからは擬似素材、もしくは問題の成分のみを差し替え”アンチ・PVC”素材と表示されているのですが、コレクターとしてはなんと読んで良いのか分からないので相変わらずPVCフィギュアと呼んでます。
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