Figurine Play set/ DWハローワンダーセット(2003) ― 2011年04月13日 18:43
白いパッケージには『DWハローワンダーセット』のタイトルと内容表示にフィギュアとジオラマとある。ジオラマは不飽和ポリエステル樹脂、フィギュアはATBC-PVC製。ディアゴスティーニの週刊マイ・ディズニーランドを思い出す素材の組み合わせ。
そもそもの部分で、この「DW」ってロゴはなんだろうというくらい、知らない初体験のブツです。ならば調べてみましょう。検索すると分かったのは以下の記事で指しているサービス。
ミッキーと一緒に冒険の世界へ!「ディズニーワンダーランド」
3~6歳児向けのオンラインサービスが5月からスタート
(C)Disney
2003年3月27日 発表
<前略> 「ディズニーワンダーランド」は、就学前児童にあたる3歳から6歳の子供がいる家庭をターゲットにしたコンテンツサービス。『ハローワンダー』や『ネイチャーワンダー』などと呼ばれるフィールド上を自由に歩き回って、ディズニーのキャラクタ達と出会ったり、フィールド上でさまざまな発見や体験ができるエデュティメント&エンターテインメントコンテンツとなる。 <後略>
※オリジナル記事URL: http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030327/dw.htm
なぁるほど。2003年当時なら、自分は思い切りNTTフレッツユーザーだったけれど、DWなんて意識したことがなかったなぁ。
このサービスの記念品か何かのセットなのでしょう。ベースはDWの世界を、キャラクターはそのゲーム画面のスタイルを再現しているようです。
ミッキーとミニーはサファリ・スタイル。アドベンチャーのイメージを体現しているのでしょう。刻印にDWのロゴが入っています。
ミニーがタンバリンを持っているのは音楽世界の案内人なのでしょうか。そういえば2000年代初頭だと、TVシリーズ『ハウス・オブ・マウス』の中で「マエストロ・ミニー」なんて、音楽をテーマにした短編がシリーズで製作されていたし、キャラクター性のイメージにそういう要素があるかもしれません。
ドナルドとデイジーも同じくサファリスタイルですが、デイジーのファッションセンス、小道具が利いています。ベースと照らし合わせてみると、ファッション担当のようです。
プルートはバンタナを着用。グーフィーは「スポーツ・グーフィー(How to シリーズ)」を思い出させるスタイル。
男の子と女の子はオリジナルの新キャラクター!? 知らないぞ、名前はないのかと探してみましたが、記事から読み取るにユーザの子供たちのアバターのようです。つまり、これが、“あなた”ということですね。
ベースのデザインを眺め、エリアの昨日を想像しているだけでも結構楽しめます。フィギュアとスケールが合っていないのはご愛嬌。イメージスケールってヤツですね。
さて、肝心の母体であるサービスを改めて探してみても、見つけられません。最終的に、その行方を窺い知れたのがウィキペディアのこの項目。
ウィキペディア「ディーワンダーランド」: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89
残念ながら、2005年にサービス終了してしまったようです。
今はなきバーチャル空間に思いをはせて、遊ぶことにしましょうか。
なかなか貴重で興味深いアイテムいただきました。ありがとうございます!
最近のコメント