ドラえもんアニメ・テイスト・フィギュア生活情景篇(2008)from台湾! ― 2010年03月02日 04:25
以前の感覚からすればアジアの商品はどうもセンスの違いを感じる妙なバランスの商品い印象がありましたが、最近は日本以上に勢いのあるアジアン・パワー。故郷日本と同じくらい濃い商品がリリースされ始めているきざしがあって、とても気になるようになりました。
今回入手のこの12箱のミニフィギュアも、そのシリーズの2008年の商品。全12種+シークレット1種。12箱ではそろう保障は少なかったのですが、入手すら難しい状況下では、我が家に来ただけでも充分の嬉しさ。
開封したら、ノーマル12種がそろっていました! ばんざい!
日本の現状からするとアニメは2005年にリニューアル。以降は商品に登場するドラえもんのデザインもアニメにあわせた形になり、旧デザインは姿を消しました。その意味、このフィギュアに見受けられる大山ドラの後期を思わせるキャラクターデザインは魅力的だし、それぞれのキャラクター描写が“らしくて”嬉しい!
漫画とアニメの風味が離れたからこそ、以前「コミック・テイスト」フィギュアなる商品開発がありましたが、これこそ「アニメ・テイスト」フィギュア!
机から出たドラえもんフィギュア。超・基本のジオラマアイテムですが、これだけ作りこまれたものって、実は例がなかなかない、貴重な立体。プラとPVCの複合素材の成型ですが、ドラとドラミはすべてプラ製のようです。
のび太は“キンダー・サプライズ”ののび太とデジャブーが起こる立体。
ドラえもんの寝室を再現した押入れは、すばらしい直球アイテム。下段の荷物の再現も嬉しいポイント。
大胆にカッティングされた内部は寝姿を観察するのに邪魔な壁面がなくて、断面図のような構図なのが、かえって素晴らしい。
しずかちゃんはヘタなバイオリンの練習中。
ギー、バリバリ!の音が聴こえてくるのは原作ファン? 考えてみると連載第一回からやっている個性ある芸なのに、フィーチャーした立体が、合奏状態くらいしかなかったのが意外。
こちらも直球のネズミネタ。驚いてジャンプした表現のためにプラ棒で挿して浮き上がってます。
ジャイアン・リサイタルはこじんまりまとめてますが、フキダシはきちんと日本語。海外のファンからすると“日本語の方が本物らしい”との意見もあるし、日本人も英語圏のものは英語でプリントして欲しい感覚と同じなのでしょう。
そのおかげで、違和感のないフキダシです。
スネ夫の自慢の定番、“新しいラジコン”(笑)。
この「あるある」感がニンマリしてしまうフィギュアです。
好物ネタ。ドラ焼きはともかく、メロンパンが海を越えてまで受け入れられるだなんて方倉さんは予想していたのでしょうか(苦笑)。
ジャイ子、小学生にしてコミックマーケットに参加。どんだけ“まんがエリート”小学生なんだか。
単なる立ちポーズだけでなくヒネりを入れた要素を入れているのは、好感触。
出木杉は万有引力の講義中? どんなシチュエーションか、若干考えてしまうけど、のび太に聞かれて説明しているのかな。
このユルさも含めて、アニメ的な雰囲気を伝えてくるなぁ。
ミィちゃんとデートするドラえもん。屋根の上をカットしただけでも充分伝わってくる情景の風味。このシリーズのトリミングは勉強になるなぁ。
日本も負けていられないアイテムだと思いますよ!
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