ムービーフレンズ19/蒸気船ウィリー(1998) ― 2008年11月18日 09:32
今日で80歳のミッキーマウス。まだまだ若々しくてうらやましい!(笑) ミッキーマウス誕生日を記念して、今日は公式デビュー作品「蒸気船ウィリー」の商品を振り返ります。
1998年発売、ムービーフレンズの19巻「蒸気船ウィリー」です。
蒸気船ウィリー姿のミッキーの立体化は珍しくもありませんが、オウムなどの脇役が立体化される機会はきわめて少ないので嬉しかったボックスセットです。
オウムがあるなら、ジャガイモ剥きのオケも欲しい(笑い)。
カラーも白黒ではなく、青系のモノトーン仕様。セピアではなく青系を選んだ意図は分かりませんが、デザイン的なスマートさを感じる仕上がりとなりました。
舵は別パーツ。握らせることは出来ませんが、設置させるだけでムード満点です。
ミッキーの顔が、表現不足で、新しい顔つきになっているのが残念です。蒸気船ウィリー当時なら口がもっと大きく、口尻がもっと奥まった場所になるのが正解です。もっとも、今ほど商品化の機会が無かったのだから、充分な健闘賞です。
ミニーとヤギは2対で1シチュエーション。楽譜を食べてしまったヤギの尻尾をクランクのように回すとメロディが流れるシーンを完全再現。
ミニーの手には穴が開いているのでヤギの尻尾を通してセットします。
発売当時としてはピートの立体化はまだまだ恵まれていなかったので、嬉しい存在でした。しかも短編作品に特化した立体化なんて、今でも、珍しいのから、商品化だけで4ツ星です。ほほのチビ太風のひげの処理など、若干不思議なまとまり具合ですが、背中の毛並みのケバを三角のエッジを立てて表現するなど、デザイン的に消化していて鑑賞するにも楽しい立体です。
商品類では必ずミッキーが船長のようにデザインされる「蒸気船ウィリー」ですが、本当の船長はピート。そのシーンを再現できる稀少アイテムとして、自分にとっては超お気に入りアイテムです。
最終巻との同時リリースでシリーズの締めくくりとしても優秀の美となりました。
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