アービーズPVC/ワイリー・コヨーテとロードランナーの遭遇2006年05月30日 06:28

アービーズPVC/ワイリー・コヨーテとロードランナー(1988)
以前も『ジャングルブック』のPVCが一年かけて、合流したエントりーを書きましたが、今回も似たような話です。
この手の小さいもののコレクションはタイミングや粘り、根気で集めています。96年ごろに一度店頭でであって購入を考えたのですが、同行していたコヨーテのファンの友人に席を譲り自分は長らく次の出会いを待っていました。

何ヶ月か前のアンティーク玩具即売イベントでやっと自分の満足の行く価格、状態で出会うことが出来たのでやっと購入したのでした。ものは米アービーズのミールトイとしてリリースされたPVCフィギュア。およそ10年の粘りの成果です。
さて、購入したとき相方になるロードランナーが家のどこかに埋まっている記憶があったのです。購入したからには並べて飾りたいと思って探し始めたのですがない。心当たりの場所を掘り、箱を開けてもない、ない、ない。
何度かそんなことを繰り返すうちに「買った記憶自体が間違っていて本当は持っていないのでは」と思い始めることになりました。考えてみれば店頭で何度となく出会っていたのに値段の折り合いが付かなくて買わなかったことが何度もありました。品物の質感や存在感は充分に記憶に刻まれている。となると頭に残る質感は実は店頭の記憶が捻じ曲がったモノではないかと結論。

また10年の捜索を始めるのかと思った矢先、荷物のダンボールの場所としては浅い場所にある”あっけない場所”から、コロリとロードランナーが出てきました。バンザイ、ついに揃った。そういう感慨があるものの、誰もが思う根本的なことに気がついたのです。

なんかこのコヨーテとロードランナー四角くて変。

無理をしてでも欲しかったならいざ知らず、ここまで引っ張っても我慢できたなら一生買わなくても我慢できたのではないか、なんてことは思っても認めたくありません。   orz
この四角さが味なんですよ!ほら!