指人形・ガチャ/ウルトラマン倶楽部PART-6 (1991) ― 2014年01月26日 15:36
まぜるとカラカラ乾いた音がするのが懐かしいです。(色禿するので、この行為はオススメしません!)
ミニブック画像。全11種という半端なラインナップ数です。
ちなみにミニブック上「ウルトラマンC」表記になっていますが、やっかいなことに指人形歴史上ではCタイプ顔→Bタイプ顔→Aタイプ顔の順にリリースされ、それを商品上順番にA、B、Cと表記を割り振ってしまった為に混乱を起こしています。この表記は後年、ネジレを解消しますが先が見えない商品リリースだからこその混乱期になっています。
またミニブックのデザインイラストに明らかに横井孝二さんの筆ではないニセウルトラマンが混在しているのが気になります。このウルトラマン倶楽部のイラストデザインの作者は模型情報にPN鳥山劣名義でイラストを投稿していた、横井孝二さんによるもの。
ガシャポンだと怪獣消しゴム末期の1984年発売の100円カプセルに同梱されたシールがおそらく最初期の商品。その後、幅広く活用されたイラストですが7年が経過。他のSD仕事の忙しさに追われて新作の用意が間に合わなかったのでしょうか。
シリーズが長く続き、かなりディフォルメのセンスが変貌している指人形ですが基本を思い出すときにこのイラストがあったことを思い出すと、自然とまとまりの落としどころを感じることができます。
しかし、ニセウルトラマンは……指人形を見慣れると違和感は少ないですが、逆引き的にこのイラストを見ると、浮いた感じがしてしかたがありません。
とはいえ造形の時にかなり調節もされているのですけれど。
最新作だったウルトラマンGとAタイプマスク「ウルトラマンC」。
ドラコ、ドドンゴ。ドラコは再版で銀色部分を黒で吹いたバージョン違いがありますが、初版は銀。
ジラース、二代目バルタン星人。
ベロクロン、エースキラー。
初期の商品は相当コストを切り詰めている感じがあって、色数も怪獣は2で抑えているし、色マスクも前面が狭くエースキラーの頭部のような仕上がりはかなり切ないものがあります。
のちの色変更で見栄えが良くなったものから立ち返ると、なんともショボく見えますが、当時のがんばりがあってこその長寿シリーズです。
チープトイなりの見栄えを模索する仕上がりに、味わいを深く感じます。
コメント
_ ayase47 ― 2014年02月02日 17:54
_ しらいしろう ― 2014年02月02日 18:00
ありゃ、本当ですね。時系列勘違いしてました。
大変助かります。修正します! ありがとうございます!
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少し気になったのですが、"「ウルトラマンC」のみが再販" と書かれていますが、ガシャポンでAタイプ顔のウルトラマンが登場するのは、この弾が初めてではないでしょうか?