出さなかったゲーム同人誌 ― 2006年05月22日 18:21
どうやらこの前置きが好きらしくアタリの名作ゲーム『マーブルマッドネス』を語ろうとすると毎回この出だしで書くらしい。
久々に出てきた高校生時代の漫画にも同じフレーズが書いてあります。
テレビゲーム創生と子供時代が合致していた世代だったワリに自分はゲームをする習慣が薄い。多少はたしなむものの、ゲームウォッチのABボタンからせいぜい十字キーとABボタンくらいのキー数が限界で近年のコントローラーのボタンの多さはプレイする前に音を上げてしまう疎さです。ゲーム内容に興味があってもろくに操作すらままならない自分は上手い人のプレイを横で傍観するだけです。
でも1984年、アタリ社が1984年にリリースした『マーブルマッドネス』は後にも先にもない人生でもっともハマったゲームでした。
このゲームは幾何学的な超空間に設定されたコース上を”ビー玉”をゴールまで転がすと言うだけの超シンプルな内容です。コースから落下したり邪魔するモンスターに何度食べられようともゲームオーバーにはなりませんが制限時間が切れると終わりです。それぞれが特徴的な全6面構成。
説明なんか読まなくても画面を見ていれば直感的にルールは分かりますし、トラックボール一つで操作というダイレクトさがこのゲーム最大の特徴で魅力です。
高校生時代にこのゲームで同人誌を作ろうと企画しノートには攻略法やデモ画面のパターンを延々メモしたり、漫画を描いてみようなどと、プレイ以外にも熱中しました。久々にそんな時代の遺物である自分の描き散らかしを見てしばしノスタルジー。結局実現しませんでしたが、出していれば良かったなァ。
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