PEZ/トイ・ストーリー/ウッディ(森永2010) ― 2010年07月21日 13:20
知っての通り、バズは数年前に「ベスト・オブ・ピクサー」で発売されているので、欲しいのはウッディはじめ新作たち。そんなわけで、森永版で欲しいのはウッディのみとなっちゃいました。あちこちで会と不ぞろいになって収集家的に嫌われそうだけど、最近のペッツはエリアごとのパラレルな展開が本体にあまり見受けられないので、そんな情報があってから追いかけるので十分かなぁ、と消極的。何しろ、最近の自分のテーマは“どうコレクションを刈り込んでいくか”なもんで。
トイ・ストーリー3/ウッディ (C)Disney/Pixar. U.S.PATENT: 5.984.285 MADE IN CHINA |
ピック・ア・ミニフィグで遊ぶ ― 2010年07月22日 18:16
いつしか、以前ほど商品も買わなくなったのですが、ブロック遊びの楽しさは忘れていません。
そんな一度は離れたレゴ熱が再着火しそうな気配があって怖い今日この頃なのです。ミニフィグの35周年記念の商品や「トイ・ストーリー」の商品化で久々に財布の口を開いてしまいました。たぶん、レゴ買うの数年ぶり……。
中でも、関心を引かれたのが「ピック・ア・ミニフィグ」と題された専門店の販売方法。バラバラのパーツの中から気に入ったものをピック・アップし、その単体ごとにモンタージュ。5体買うと、若干お得ですという値段設定。
さっそく作ってみました。奇をてらわず、オーソドックスに組み立てたつもりの5体。ブロックなのだから、ダブらさずに様々なパーツを買うのが目的。組み替えて遊ぶのはむしろ家に帰ってからという思想で選んだパーツ群=フィギュアたち。
家に帰って組み替えて遊ぶカオスな組み換えのほうが、よっぽど……。
ふと思ったのですが、お店で顔をトーテムポール状に重ねたら、それでも1体としてカウントしてくれるのかなぁ?
指人形/ウルトラマンブラザースマント限定クリア購入記 ― 2010年07月23日 12:30
例年、売り切れてからしか行ったことがなかったのですが、ネットで後追いで購入するうちに、会場でのこのような販売があることを知りました。毎年、無駄にチャンスを逃していたのだと気づき、今年は開催初日に、ほぼ“指人形を買うため”を目的に出向きました。(内容は後日友人と一緒に見ようと思っているので、楽しみは取っておく状態。)
ささっと展示を通り過ぎ、目的地は物販エリア。
おお! はじめてみる限定指人形が山盛りになったワゴン。中からそれぞれの塗りがきれいなものを選んでカゴに入れていったのですが、すべて選び終わってから気づきました。セット販売があることを……。
友人の分やらの購入はしたものの、自分の買い物はほぼこの指人形1セットのみ。
どんだけ指人形に青春かけてるのさ……(※もう青春って歳ジャナイ)。
PEZ/トイ・ストーリー新作追加分(ジェシー、レックス、ハム、スリンキー) ― 2010年07月24日 17:11
いまさらながら先日のイベントならパッケージの以前のバージョンと混合で売られていたのに、見つけたお店はすべて「トイ・ストーリー」1作目ロゴ版の新台紙。どうせ開封するので、今回はこだわらず持っていない彼らをピックアップして購入しました。
気になったのはジェシーとハムとスリンキーのみ足裏のキャンディ収納スリーブのパーツに黒でなにやら商品管理のようなナンバーが印字されていたこと。これまでも、コレクターはステムの刻印でいろいろ記録をしてきましたが、これは新たな情報を語るナンバーなのでしょうか。
そして、毎度のごとく、食べきれないキャンディーは寄付という名の……押し付けじゃないよっ!
トイ・ストーリー (C)Disney/Pixar. U.S.PATENT: 5.984.285 スリンキー、レックス、ジェシー:MADE IN CHINA ハム:MADE IN HUNGARY |
UFOキャッチャーでロッツォ・ハグベアをハグ ― 2010年07月25日 15:20
特にその通り沿いのセガは、「トイ・ストーリー」の初作公開後、本当にUFOキャッチャー用の景品としてエイリアン(グリーン・リトル・メン)を開発し、ロケテストとして先行展開していました。もちろん駆けつけ、その素敵な景色に狂喜しながらコインを投入。
そんなことはすっかり記憶のかなたに消えかけていたのですが、このロッツォの大群をみたら、思い出にしみじみ。過去何週間は取れないと諦めていた景品ですが、勢いでコインを投入し始めてしまいました。
このロッツォ、大きさもイメージ的に劇中に近いですが、何よりもポイント高いのがおしりについたロゴ入りタグの再現部分です。
大型景品ですがこの店舗では1回100円、6回500円。そしてアームも3本爪で、握力がそこそこある感じなのが好感触。
しかし昔取った杵柄で、地道につぎ込めば取れると思ったのは間違いでいでした。うんうん唸りながら両替機と往復していたらスタッフが声をかけてアドバイスをくれたり、位置を直してくれたり。助力されると降りづらくなるのも人情。玩具店で通常販売されているロッツォでトーキングなしの方が3000円台。比較をすると、それよりは安く上がってくれないとシンドイと思いながら3枚目の千円札を両替したところで、見かねたスタッフがさらに取りやすい場所へリムーブ。これまで二度三度持ち上げてはこぼしていたロッツォもやっと景品取出し口へ落下してくれました。
大喜びでハグっとできるのは、クーラーの効いた空間なればこそ。自室の灼熱具合を考えると、またも保温性を高めた気分で、冷や汗も……。
そして荷物はでっかく、でっかくなって、そのまま次の約束場所へ向かうのでした。
行き先での反応は一声「まぁ、どうしたのそれ」
自分「汗だくの事ですか、荷物の多さですか、格好ですか?」
答「全部。リゾート旅行から帰ってきたみたい」
ギャフン!
カンフルになるか、ブログスキン変更 ― 2010年07月28日 15:17
心機一転すれば、多少はブログ復帰になるかとリハビリ気分。
正直、暑さにヘバって仕事の手も遅い今日この頃。スキンの変更でどれだけ気分が戻るかは未知数ですが。
選んだスキンはアサブロの新作「恐竜」。夏といえば恐竜。どういう訳だか恐竜。
いやー、夏です。ふひー
「孤独な聖母マリア」と「グランドゥカの聖母子像」ともうひとつ ― 2010年07月29日 21:51
先ごろ発刊された第5巻で無事全集の刊行を終えた『エスパー魔美』もまた、自分にとっては久々に熟読した作品です。シリーズ終盤は作者の美術、芸術感への考えがテーマになる作品が多く見られます。中でも面白かったのは「感動しない名画?」です。
この作品では、ラファエルの「孤独な聖母マリア」という作中絵画が登場します。ラファエルなのはラファエロの誤植ではなくて、ラファエロとは違う架空のものだということで、作者ともども「孤独な聖母マリア」なる絵は実在しません。
これは、言うまでもなくラファエロの「グランドゥカの聖母子」を基にしたパロディに見えます。
ラファエロ【グランドゥカの聖母子~Madonna&Child~】1504年
元になった絵画ではいたはずの子供を抱いていないのだから“孤独”なのだと、納得させられるお遊び。そう簡単に思ってしまうのも良いでしょう。しかし、「孤独な聖母」にはもう一つの絵が重ねられています。
それは名画の代名詞とも言える、世界一有名な絵画です。
レオナルド・ダ・ヴィンチ【モナリザ~Monnalisa~】1503年~
漫画に登場する「孤独な聖母マリア」のポーズやレイアウトに関してはモナリザを下敷きにしています。手の重ね方などを見れば特に分かりやすいでしょう。
ラファエロはダヴィンチと同時代に生き、強く影響を受けた作家。その才能に歩み寄るべく同じモチーフで絵を描くこともありました。
「感動しない名画?」では、そっくりに贋作する技量があっても、最終的に絵の良さは再現できないことを見事、描いています。その苦悩が語られる終盤は、ミステリーの謎解きのように流すこともできますが、情熱を汲み取れなくもありません。彼は間違った道を歩んではいるものの、才能に素直に嫉妬し、挑戦したのです。
その贋作元が既にダブル・ミーニングのようにダヴィンチとラファエルの関係性を投影させたコラージュ的作品だったというカラクリ! 藤子・F・不二雄が仕掛けた名画への憧れと、その足元に及ぼうとするドラマ。
入れ子構造のお遊びはまさに藤子節。舌を巻く仕掛けでした。
名画が日本へ来ると、人ごみの中で前の人の頭の隙間からチラとしか見られない状況を揶揄。それらの人々が絵を見に来るのではなく“イベント参加者”でしかないように描いているのも印象的です。
シリーズ中、幾度となく“芸術とは”を描いた『エスパー魔美』ですが、シリーズ終盤で改めて“絵画とは何か”を描こうとした「感動しない名画」は、仕掛けたっぷりの“名画”なのではないかと思ったしだいです。
最近のコメント