DGウルトラマン/バルタン星人バリエーションと“萎えろ敗北!” ― 2010年01月25日 19:44
パート2を購入するにあたり市場価格の平均を調べてみました。
ネットオークションで単品で出品されていたものは1300円で落ちていました。その前後に秋葉原のコレクターショップで見かけたものは1500円。どうやら、そのあたりが現在のプレミア価格という状態なのでしょう。
2弾の不出来さを思えば1弾はシブくて、高いクオリティー。大量のダブリをネット・オークションで売って減らしていたら、単純に出費が返ってきたし、そのプレミア価格に付き合ってもいいかな、と思えるようになりました。
この価格でガチャフィギュアを買うなんてオットナァ! (違う。)
冒頭画像左から、本編カラー、撮影会カラー、分身カラーと3態揃える願いがかないました。
しかし、買っておいてなんですが本編カラーって概念オカシくね?
ライティングが控えめの暗いシーンが多いから色味がなく見えるのはわかりますが、それはフィルムでの話し。スーツの色が本当になくなったわけではないでしょう? (これは夕日カラーなんて言って、オレンジ吹き付けるネタと同じですが。)
撮影会以降、スーツが痛んで補修され、カラーが変わったという意味で歴史的な段階を再現するならまだしも、それを反映しているとは思いにくい。そもそも、それを言うなら本編版のバルタン星人のハサミは、撮影会のものよりも小さく変更されているから、両者を作り分けるならばパーツ自体に違いを設けなければいけない。それが色だけの違いなのだから、やはりこれは“なんちゃって”バージョン違い。パート2のゴモラやザラガスと同じ妥協を感じる。
このサイズにこのカラーリングという意味では、すごいアイテムだけど、ツメの甘さに不況を感じるのも確か。
10数年前のHGではガチャガチャから彩色リアルフィギュアが出るだけで、夢のような時代だと思ったけれど、あれから進歩を重ね、究極に限りなく近い商品になっているとは思います。
ファンは、どんな商品を出しても永久に満足しないのかもしれません。でも、とりあえず撮影会バージョンのバルタンは満足殿高いアイテム。追加で買った本編カラーはあくまでもコレクションの穴埋めに成り下がった意味で、自分に対しても残念だしコンセプトとしても、ちょっと残念。
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