さよなら交通博物館、また会う日まで2006年05月14日 19:04

「さよなら交通博物館」 上:絵葉書セット 下:入場チケット
本日でついに閉館。ありがとう、交通博物館。
そして埼玉の『鉄道博物館』で会いましょう。

ふらふらと閉館日にも行きたい気持ちはあったのですが時間も財政も怪しい日々にそんな無理はできず、気持ちだけを向けていました。

ニュースを見ると閉館日は相当の混雑振りだった模様。
中日新聞http://www.chunichi.co.jp/kodomo/all/kdm060515T1427.html
読売新聞://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060514i514.htm
産経新聞http://www.sankei.co.jp/news/060514/sha070.htm

ニュースを見ると切なくなるけれど、有終の美を見せてくれた博物館を笑顔で見送りたいです。

日本恐竜のスター「フタバスズキリュウ」学名つく2006年05月15日 20:31

フタバスズキリュウ骨格をデザインした記念切手「国立科学博物館100年記念」1977年
日本の恐竜シーンにおいてその出世頭と言えばやっぱり「フタバスズキリュウ」となるのでしょうか。
最近はソフトビニール人形で”フタバスズキリュウ”がラインナップされていたり、メジャー恐竜扱いで驚きです。あまりに藤子バカな発想な気もしますが『のび太の恐竜』の効果はどれくらいあったのでしょう。映画以前の記憶では画像の切手が唯一”フタバスズキリュウ”グッズでした。そういえば子供の頃は外貨獲得の海外切手で恐竜やSLを集めっていたけれど、そのセンス今でも変わっていません。

▼ニュース記事
■Yahoo!JAPANニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060515-00000110-mai-soci
■西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/20060515/20060515_007.shtml
■ライブドア・ニュース
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1963754/detail

前から話題になっていた注目の学名がついに決定。
フタバサウルス・スズキイ
学名の「スズキイ」の「イ」は、ラテン語で人名を表す表現との事。通名と大差なくてイメージに差がないですね。
子供の頃に恐竜や古代生物などが記事なると毎回スクラップしていたせいか、条件反射で記事が載っているとなんだか嬉しく感じてしまう自分です。

ホームパーティーの誤算2006年05月16日 23:54

"UNE PURA FORMALITA" Japanese DVD LIMITED EDITION 3000
時折話題にするホームパーティーで自分の誕生日のが回ってきました。
ここまで書いて以前の記事を探したら、同じような出だしでした。嗚呼ワンパターン。

ともあれ、今回はプレゼントを用意してもらう手間をかけさせるのも申し訳ない多忙さが見えたのでお手軽DVDコースをリクエスト。

 ・ウォルター少年と、夏の休日
 ・記憶の扉<限定版3000枚プレス>
 ・コーラス メモリアル・エディション
 ・リトル・ダンサー<コレクター・エディション>

これらのタイトルを上げてどれでも良いと言うつもりで伝言しました。果たしてどのDVDが来るのかとドキドキしていたところ…。

あれ!?2枚? 昨年のパターンのように差額はチープな商品で調節して貰うつもりだったのに(笑)。それ以前に2枚買ったら予算オーバーなハズ。そう思っていたら予想的中。オーバー分の追徴がっ!(悲鳴)既に悲鳴を上げていた財政に更に拍車がかかりました。自分のプレゼントに自分の首を絞めるこの状態はいかに!

映画『アイスエイジ2』メルトダウン2006年05月17日 01:39

"ICE AGE 2 THE MELTDOWN" MOVIE Ticket & Pamphlet
楽しみにしていた『アイスエイジ』の続編『アイスエイジ2/ICE AGE 2 THE MELTDOWN』がぼやぼやしていたら公開縮小するくらい旬を過ぎてしまっていたので慌てて鑑賞です。

CGの技術は日進月歩。もはや最近は何が出来ていようと驚かない状況です。そんな中、一作目では弱点のように言われていた毛並みの表現が格段に進歩していました。もっとも自分としては一作目のゴワゴワしたような毛並みは野生動物っぽいうリアリティーを備えていたとも思っています。ぬいぐるみっぽい質感はかわいいと思えるのと同時にリアリティは薄れたような感想も持ちました。

予備知識なしで望んだので観終わるまで監督がクリス・ウェッジでなくなっていたことを知りませんでした。何か作品のダークさが薄くなりもっと明るい素直なエンターテイメントに仕上がってると感じ、それが監督の心境変化なのかと勘違いしかけていました。

偶然拾ってしまった人間の子供を人間の群れに届ける『スリーメン&ベビー』的な展開だった一作目とはうって変わって今回はマンモス”マニー”の恋物語。
種族が絶滅することを前提にひたすらブラックユーモアを飛ばしていた一作目と違って未来を見据えるようなストーリー展開はかなり素直。これならば子供に与えられるかも(笑)

そして現代的なテーマだと感じたのが家族の形の模索と言うテーマ。
自分が最後の一匹のマンモスではないかと言われても望みを捨てずにメスのマンモスを探すマニー。
新キャラクターのマンモスのメス”エリー”は自分をフクロネズミだと思い込んでいてフクロネズミの兄弟と固い絆で結ばれている。そんな彼女とであったマニーは選択肢のないような状態で人とのロマンスを義務のように歩み始めるが、そんな心がけでは上手く行くはずもない。
果たして、家族の絆に必要なものとは何なのか。いいテーマです。

一作目のテイストとはかなり違うところに着地しましたが、ファミリーエンターテイメントとしてはむしろ王道。満足の作品でした。

映画『アイス・エイジ』を振り返る2006年05月18日 03:43

『アイスエイジ』DVDジャケット<初リリース時>
海外サイトでアップされた予告編を教えてもらってカートゥーン・ノリのドタバタにすっかりハマってしまいました。スクラットのパフォーマンスは好き者にはたまりません。

自分にとって一作目『アイスエイジ』の魅力は光と影。エンターテイメントなファミリームービーの風貌はかりそめで子供には絶対分からないビターな設定、孤独や滅びの美学が潜んでいるあたり、おくが深いです。大人の為の作品と断言してもいいでしょう。

そもそもは我らがドン・ブルースが率いていたフォックス・アニメーションでドローイングアニメで進んでいた企画です。『タイタンA.E.』でスタジオ自体がぶっ潰れて企画がブルースカイスタジオに漂着。もしもドンブルが作っていたらと言う夢想も楽しいけれど、なんと言っても完成品がメッケもんの仕上がりとなりました。
当時、光の屈折と言う分野では業界で一歩先に出ていた感のあるブルースカイスタジオにとって氷の出てくるこの作品は適材適所だったようで、適材適所のスタジオに流れた運のよさを感じます。

バランス感覚がまた見事でドラマ性が強くなって子供が飽きそうになるタイミングにスクラットとドングリを巡るショートギャグが展開。挿入されるドングリのシークエンスはおいしいところを総取り。子供にウケさせておいてドラマはかなりキワどい所まで掘り下がっていく。

のちに納得したのがDVDに同時収録された旧作、短編作品『バニー』を観てからです。夫を亡くしたウサギの老婦人が静かに暮らす風景を描く作品で、こういうセンスの持ち主なら終末の美学も描けるのかと合点がいきました。

笑ってドキドキして、そして胸に何か苦さが残るこの作品。
当時から同じ感想を言い続けているのですがもろ手をあげて子供に薦めるCGアニメではありません。ブラックユーモアたっぷりのギャグが満載で大人にこそ観て欲しい作品です。

▼DVD
アイスエイジ・バリュー・エディション

アイスエイジ・アルティメット・エディション

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kellogg'sアイス・エイジ2パッケージ<キャラクタールーラー>2006年05月19日 06:20

kellogg's Coco-kun's Chokowa / Ice Age 2 character rulers (Japan)
前回のキャラクターカードつきパッケージ喜んでいたら、角度で絵が変わるルーラーつきバージョンが出荷中。TVCMも流れていてキャラクターとして出世 したようでちょっと嬉しい気分。
ルーラーは全部で4種類。パーケージの外側に張り付いている状態で選んで購入できるのも嬉しいです。よく見るとルーラーはなぜかイタリア製です。
イタリアびいきの自分としてはちょっとだけ付加価値。
問題は食べる胃袋が一つなので4箱も買うと消費しきれないこと。


マーブルマッドネスに会いにゆきます2006年05月20日 06:46

マーブル・マッドネス筐体
ソーシャルネットワークHPのコミュニティで懐かしいゲームの名に触れました。その名は『マーブルマッドネス』。1984年にアタリ社からリリースされた名作ゲームです。
今や日本に何台の筐体がるのだろうと言うこのゲームを店舗においてあると言う書き込みからそのゲームの大会を開く運びとなりました。静岡と言う立地条件から会場の傍で行われる『静岡ホビーショウ』に合わせて日程が決まり開催。

不思議な巡り会わせを感じながらずっとこだわりを感じていたゲームだけに無理を押してでも参加しかたっかた自分。えぇえぇ、いろんな意味でやりくりしていきました。

なぜゲームのために遠路を出かけるのか、きっと伝わらないのだろうと思いつつブログにて告白です。

参加者はゲームの発表年から分かるように同世代を中心とした面々。決して若さいっぱいと言う感じではありません。
一般的には知名度があるとは言えない作品。やっぱりファンと言うよりはマニアの集まりと言っていいでしょう。なんとなく濃いオーラに自分も混じってみて……自分も同化できちゃうのがなんと言うか……マニアはジャンルをズラしても結局同じと言うか。同じ穴の…って、言い方で卑下する必要はないかな。同好の士と言うことで初対面でも時間をかけずに打ち解けることが出来ました。

5年ぶりにプレイしたゲームで手のひらは皮がめくれて水ぶくれと青あざがバッチリできました。10回もプレイしてないと思うのですが。
そう、このゲームは『ゲームセンターあらし』が漫画として誇張されていて”ありえねーだろ”的な手がズタボロになるゲーム。野球選手なみに手を冷やす氷水が用意されるような会場に「みんな分かっているなぁ」と言う感じでした。