理由忘却2007年02月21日 06:38

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「遅刻、遅刻~!」
我ながら毎回の出掛けの風景はみっともなくて人には見せられない。
とりあえず何でも良いから家を出てしまえばいいのだけど、一発で家を出られたためしがない。

「忘れ物、忘れ物~!」
この繰り返しを数回繰り返してやっと出発することが出来る。子供の頃、次の日の用意を前日にしましょうという教育は大切だと、今こそ分かりました。自分は、毎朝同じようなことをやっていたなぁ。

さて、これを数回繰り返すだけで済めば良いのに今回は更に下を行く~。

実写ドラマ版『サザエさん』では「ハトが豆くってパ(ハンカチ、時計、がま口、万年筆、名刺、くし、手帳、パス(定期券)」、漫画『新オバケのQ太郎』ならば「サテハラタカ(サイフ、定期、ハンカチ、ライター、タバコ、カギ)と、常時持ち歩くものの頭文字を並べ確認する呪文があるけれど自分の場合は何が必要だろ。。
メガネ、サイフ、筆記具、紙、資料……あっ!通帳。

まずは通帳を取りに帰宅。ネットオークションの売り上げを下ろさないと電車に乗れない貧乏様なので、本日の必須アイテム。ついでに発送品も送ってから行くことに。

郵便局、銀行に行き雑務終了。
銀行まで来てから携帯電話を忘れていることを気がつく。駅前まで来ているのに帰宅。

帰宅した時点でもう時間的にアウトだったので連絡を入れて約束変更を家の電話で入れる。当初はその足で仕事をハシゴするつもりだったけれど、当面の急ぎが別の日になり安堵。
一個仕事が飛んだので、外でとるつもりだった食事を家ですることにする。

何しろ外食は経済的に痛い。自転車操業にもほどがある生活を続けているので、その出費が浮くだけですごい安堵感がある。外食するたびに赤字ではないかと思うほど、時給計算するとすごい労働状況なので……。

食事を終えて後半戦の夜の仕事(誤解を受けそうな表現だ。)に出発。自転車でS社へ。

到着すると「遅いよ!」ど同僚がお冠モード。約束してないはずだけど、と頭上にクエスチョンマークが浮かぶ自分。その次の瞬間「電話したのに」と言われて分かった。たまたま現れた自分を呼び出しで来たと勘違いし、何時間かかってるんだと思っている訳です。

着信に気づかなかった自分は気がつきます。
あれ、取りに帰ったはずの携帯電話がないと。

アホか俺。
サテハラタカみたいな呪文、作ろう……。