トイザらスのカーズコーナーと、トミーダイレクトのヘマ表示 ― 2008年12月04日 18:00
ところで日本正規輸入版であるトミーダイレクト版のパッケージなんですが、大々的に恥ずかしい間違いが……。
新作ラインナップの中のラモーンが「ライティング」バージョンになってる……。これ、正確には「ライトニング」じゃないといけない部分。つづりは似ているけど、意味あい的には大きな違い。照らしているのではなくて、車体にペイントされているイナズマ模様を言ってるのだから、意味が通じません。
トミーダイレクトの担当さん、英語に弱い上に、商品を観察してないようです(^^;
UTサンデー×マガジン50周年記念 売り場へ ― 2008年12月05日 12:06
狙っていたデザインの多くは売り切れ。とりあえず残っていた「21エモン」と「プロゴルファー猿」をそれぞれ一着づつ購入。夏が終わったせいか、タイミングのおかげか価格がセール状態だったので、ありがたし!
気になったのはタグにも使われている、それぞれの作品のアイコン。
パーマンも、
21エモンも、
プロゴルファー猿も、
全部、サンデー連載時の絵じゃない!(^^;
あと、ロゴも……。
(※「パーマン」は1967年サンデー連載に対して1984年の学年誌&コロコロのリメイク版の図版、「21エモン」はサンデー連載1968年に対して、てんとう虫コミックス1981年変更カバー版、「プロゴルファー猿」はサンデー連載1975~1979年に対して藤子不二雄ランド1985年~版カバー絵。)
映画『ウォーリー/WALL-E』のアナログ感に脱帽 ― 2008年12月05日 23:51
その意味、今回の『ウォーリー/WALL-E』で語るならば、実写映画のカメラワークに歩み寄るアナログの“無駄なほどの”再現でしょう。予告編でも公開されている映像で言えば、ショッピングカートに追われて壁に激突するまでのカメラ。ウォーリーの動きを追うパンは手持ち感覚に溢れ、リアクションをとるイヴに遅れて追うタイミング。フォーカスのタイミングのアナログ感覚ふくめ、カメラマンの存在を感じさせる演出です。
いつでもピントが正確で、レールに乗っているかのようなフォローができてあたり前のCGで、あえて実写映画のカメラワークを再現する“手触り”の再現は、現場では「完全なる不完全の再現」と読んだ狙いだそうです。
本来ならNGの無いアニメーションにNGフィルムを作り出したピクサーらしいコマの進め方。ですが、本編をフィクション化してしまうNGに比べて嫌味が無く、テクニックとしてもCGにぬくもりを求める意味でセンスが一歩進んでいます。ブラッド・バード監督が現場に残していった影響は数多いですが、このカメラワークも、またそのひとつであるように思えます。今回はカメラマンを会社に招き撮影のイロハを学んで、演出に盛り込んだそう。
初期のアニメーションにとってマルチ・プレーン・カメラの例など、実写に近づくことが美徳だった時代と同じくCGアニメーションの進歩は、やはり実写への歩み寄りでした。しかし、弱点を一つ一つ克服した結果、クリエイターが求めるようになったのはアナログ感を再現することに移りました。
絵を仕事にしている人々の多くが「CG塗りは綺麗すぎてツマラナイ」と、あえてアナログ的な仕上がりを求めるようになったのは、コンピュータ着彩が巷に溢れてすぐでした。
その意味、ピクサーの社風は最初から実写への歩み寄りとは別のところにありました。何しろ会社立ち上げ前の初作短編『アンドレとウォーリーB.』の目指していたポイントはギャグアニメの動きの再現という会社です。
今回の「完全なる不完全」の徹底振りは、病的とすら言えます。宇宙に広がる星空を描くビジュアルの中には、まるで60-80年代SF映画かと思える、空気のあるスタジオで撮影したかのようなチリ感あふれるものが混じっていのですから! その技術力の無駄遣いたるや! (嬉しいけど。)
今回、アカデミー賞の話題として「作品賞へノミネートされてもおかしくない」なる意見が出て、製作側も喜びを隠せないようですが、その意見の根底にはアニメーション的ではない、そのカメラワークから感じられる作風も手伝っているのではないでしょうか。
デジタルより、アナログ的にというスタンスがテクニックに溺れていないのはテーマときちんとハマっている点。主人公ウォーリーが、ロボットなのに誰よりも人間的な生活を送っているのは誰もが感じるところでしょう。
ウルトラマンのクリスマス仕立て2008 ― 2008年12月06日 18:13
ウォーリー・ラジオコントロール/ディズニーストア限定 ― 2008年12月06日 18:15
その中でも目玉的に扱われているのが「ラジオ・コントロール」。広告チラシ「Goo Goo News (2008.11 vol.56)」でも発売前から告知されていたので気になっていた品です。リリース前は7000円と伝えられていましたが実際のリリースは6000円。お財布に優しくなっています。
パッケージを見るとディズニーストア限定品であるロゴ「Disney Store Exclusive」
と入っていますが、同時にThinkwayのロゴも確認できます。本体を観察すると、分かるのですが通常流通の「インターアクション」シリーズの金型を流用したバージョン違いになっています。
音声も基本的にはインターアクションと同じ音源で、一番の違いはラジオコントロールで自走するギミック。残念ながらUコマンドのように左右、後退といったコントロールを楽しむことは出来ず、あくまでも自走のON/OFFだけを楽しむものとなっています。
インターアクションとU-コマンド の価格帯の真ん中あたりの値段なので、機能面でも折中といったバランスです。(インターアクションでは手で押して遊ぶ部分を、ラジオ・コントロールのモーター走行に置き換えた部分が最大の違い)
イヴとのインタラクティブ機能があるのかどうかは未確認ですが、おそらく省かれているのではないかと……。イヴの購入予定が無く、Uコマンドよりは安く済ませたい人で、なおかつコントローラーで自走させたい人にはコレ! ……って、ずいぶん隙間を狙っている商品だなぁ。
チロルチョコ/プロゴルファー猿(その3) ― 2008年12月07日 10:21
乱高下、ウォーリー玩具!半日で倍以上!? ― 2008年12月07日 22:55
そう思わされる現象が今、起こってます。
今日のお昼頃はamazon.co.jpで6800円程度だったウォーリー玩具の「U-コマンド」。メーカー希望価格が9975円だから約30%の値引きで取り扱われていました。
これは数日前にトイザらスで見た値段とほぼ同額だったので、実質はこの価格帯で流通するもの、と思っていました。ディズニーストアのラジオコントロールのエントリーで引用するため検索して、何度か商品のページを開いていたら、開くたびに値段が上がっていく。6千円台が数時間後には8千円台、そして……、
今、現在開いたらメーカー希望価格を飛び越えて17500円の表示に!
ほんの4時間程度で一気に倍以上の値段になっています。もちろん、高くなってからの流通(注文)がどうなっているかは想像の粋を出ませんが、この値段で買うのは危険!
『トイストーリー(1995)』や『カーズ』の時ほか、毎度のことになりつつありますが……またかよ!
ほんっと、学習しようよ。いやさ、悪いこと言わないからさ。
普通の町の玩具店、量販店にまだまだあるハズ。慌てなくても、ウォーリーは売り場で待ってるはずですよ。
画像は公開日前日の都内某トイザらス。うず高く詰まれた在庫は、まだまだなくなるには時間がかかりそうに見えました。
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