持ってるんだよ、それが ― 2009年11月05日 19:28
世間的には休日だった3日は休日出勤。しかも、飛び入りのイレギュラーで、自分の仕事ではなく手伝い。でも、頼まれると断れないんだよなぁ。自分の仕事あるのに。どうせ、たいした仕事してませんけどね。
夕食前に打ち合わせでM氏と(編)デザイン事務所へ打ち合わせに出かけました。自分はその冊子の漫画イラスト、M氏は記事のライティングです。打ち合わせの後、夕食を食べて燃料補給、後半戦です。
作業に戻ろうと出版社に戻ったらM氏があわてています。ラーメン屋に打ち合わせに預かった書類(ラフ)を忘れてきたようだと言っています。いや、既にラーメン屋に向かうときには手ぶらだったような……。
とにかくデザイン事務所に連絡を取って尋ねてみれば? とアドバイス。やはり、書類はそこでした。距離にして片道10分もかからない距離。とはいえタイムロスです。自分の自転車のカギを渡して、それで行くようにしてもらい、自分は自分の作業を続けることにしました。
しばらくすると、M氏は書類と共に戻ってきました。
作業続行。
終電間際になって、帰るM氏。
自分は、やっと自分の仕事ができると絵仕事を始めましたが、例の手首の筋を違えたせいでシビれた手が、どうも調子悪い。続けてもいいものが出来なさそうだったので、ほどほどにして帰ることにしました。
いつもどおりに自転車へカギを刺そうとポケットをまさぐりましたが、ありません。
右も、左も、おしりも。
おやぁ、妙に変だなぁ。
もう暗い場所で探しても埒が明きません。明るい場所に戻って荷物を広げて、すべてのポケットを捜索します。
おやぁ、妙に変だなぁ。
どんなに探しても、カギらしきものはない。
いや、人のせいにするのは卑怯者のすること。そんなバカなことはありえないと思うけど、まさか、千にひとつの可能性もあるし、ちょっとメールをしてみよう。
「まさか、そんなバカなことはないとは思うけど、僕のカギを持ってたり、しないよね。いやぁ、そんなはずないよね。」
送り先はさっきまで一緒だったM氏。仮に持って帰っていたら、終電間際で移動中の彼は、そのまま帰る以外道は無い。
すぐにケータイが鳴り出しました。
えっ? ウッソー!
僕の自宅と自転車とトランクルームのカギは電車のスピードに合わせて、自宅とはまったく反対方向の神奈川へ向かっていました。(つぶやき)
うーん、自転車に乗って帰る道は断たれた。自宅と出版社は徒歩でも充分に帰れる距離だけど、その案には問題がある。自宅のカギが無いのじゃ、帰ったところでドアが開かない。
漫画喫茶へと行きたいけれど、この案も問題あり。お金が無い。マヂで。
まったくもって進入不可能ならば、もう屋根のある場所(会社)で机に突っ伏す手もあるけれど、体力消耗が激しそう。と、いうか急激に冬っぽくなった気候のせいで、それでがんばれる自信がない。
学生時代、家をつたって2階から侵入したことがあるけれど、アラフォーにはキツいだろうか。最悪、寝静まった両親(70代)を起こす手もあるけれど、親の健康問題を考えると、ちょっと起こしたくない。
ここは自分の体力を信じて帰ることにしようと、大決心。
家をよじ登る姿で、通報されませんように。(つぶやき)
急激な冬気候に変わったばかりなので、どこかは戸が無用心になっているのではないかと思ったのですが、さすがにすべてシャットアウト。1Fはカギがきっちりかかっていました。家の周りでガタンガタンやっていたら、誰よりも親を先に起こしてしまい、結局、玄関から入ることが出来ました。無駄な努力で軽い筋肉痛。
あ~あ。バカみたいだ。
冷えた体を温めるために即座に布団にもぐりこむけれど一向に暖かくならない。いやさ、だんだん寒気がしてきた。
妙に変だなぁ。
そう思いながら、体温計を口に。
悪い予感は的中。一昨日の歯痛で歯科のオープンを指折り数えた状態(つぶやき)が、医院に変わった状態で再来。(つぶやき)
不幸中の再来は、インフルエンザじゃなかったことです。
ちなみにカギは5日に帰ってきました。(つぶやき、teitpic画像つぶやき)
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