ドナドナ、古本のせて2009年05月12日 20:06

お片づけと、多少なりとも小金が手に出来るだろうと、紙袋に満杯に古本を詰めたものを3つ自転車に乗せてブッ■offへ。

自転車を走らせて15分ほどの地点で、空を舞う古本。
「みじめ」名刺大マンガ日記
ちなみに買い取り金額は総額で1370円。今週の週刊マイディズニーランドの定価に100数十円届かず。
自転車のサドルに下がる紙袋の取っ手

藤子・F・不二雄大全集が徐々にベールを脱ぐ!2009年05月12日 23:59

藤子・F・不二雄大全集/左:書店貼りポスター、チラシA&B
藤子不二雄ファンの間で話題騒然、期待いっぱいのF全集刊行ですが、先週末のビックコミックの広告だけでなく書店さんでチラシが入手できるようになりました。

画像左がA4版をたてに2枚つなげたサイズの変形版ミニポスター。オバQアニメ化時代や鉄人兵団やパーマンのミニ書店ポスターを思い出す、懐かしい風景。このサイズは柱の微妙なスペースにスイッと貼れる絶妙なサイズで、きっとあちこちの書店で見かけることになるのでしょう。

チラシはA4ペラ両面と、A4三つ折サイズのカタログ型の2種。大は小をかねると言うことで、3面もある方に注目したいと思います。

HPでもおなじみ、青い空を飛ぶキャラクターの面を開くと登場するのが、ありし日の藤子先生の姿に、キャラクターが囲む図版。

みんなやってくる/市川ビル('80)
もう、これだけで胸が熱くなっちゃうでしょ!

写真はモッコロくんの後ろに調合金のパッケージが見えるのと、先生の服装からして80年ごろにコロコロコミック誌上でまんがの出来るまでを特写した記事の時に撮った未使用テイクの様子。うぉー、もっと未使用テイク見たいぞ!

第一期 第一回配本 2009年7月24日(金)発売
・毎月2、3册ずつ刊行!
・サイズA5判(148×210mm)

●ドラえもん 1
約770ページ(厚さ5.2cm!) 発刊記念特別定価1,470円(税込)
2009年12月末日まで 以降定価1,890円(税込)
・「ドラえもん」約1300話の内、約100話が完全初収録!
学年誌に掲載されたドラは、当時の読者の学年が繰り上がる順番に掲載!

●オバケのQ太郎 1 <少年サンデー掲載集>
約440ページ 発刊記念特別定価1,260円(税込)
2009年12月末日まで 以降定価1,575円(税込)
・オバQは「少年サンデー」での初登場第一話から
学年誌に帰ってきた「新オバケのQ太郎」の最終回まで
すべてを収録予定。(第一期では「少年サンデー」全掲載分を収録)

●パーマン 1 <少年サンデー掲載集>
約360ページ 発刊記念特別定価1,155円(税込)
2009年12月末日まで 以降定価1,470円(税込)
・オバQ、パーマンなどの単行本構成は発表誌別
「少年サンデー」掲載分と「学年誌」でそれぞれまとめています。


藤子不二雄大全集/第1期 (チラシより)
[※click拡大して詳細を読んで驚愕しよう!/サイズ1631 x 1154 (410019 bytes)]

“単行本未収録だったドラえもん”として紹介されている図版がいきなり最終回! 2度(フェイク最終回の「さようならドラえもん」を入れれば3度)ある最終回の2本目の最終回の最終ページ。日本テレビ版のドラえもんでもアニメ化された、自力で自転車に乗ろうとするシーンが、こんなにきれいな印刷で!

今までの考え方からすれば、『ドラえもん』は現行作品であるというスタンスを基本に最終回など絶対に収録されないものだったけれども、今回の全集は、学年誌の進級を再現する連載時の再現をした編集であるために、“流れ”として最終回も無視できないようになっているという……、これはキテます。ディープなファンであればあるほど、このトリッキーかつ正攻法で正しい編集に度肝を抜かれることでしょう。

ドラえもん1巻は予告編や最終回が2本入っているだけでもスゴいのに、連載再開(日本テレビのアニメ化の影響)の告知まで収録と言うのだから舌を巻く、巻く!
「未来の国からはるばると(小四昭和45年1月号)」をリアルタイムに読んで、たった3ヶ月だけの付き合いだったファーストコンタクトの世代と、同年「机から飛び出したドラえもん(小三70年1月号)」」から2年間だけのつきあいだった世代と「未来からきたドラえもん(小二昭和45年1月号)」から4年生でいったんお別れし、(前出の最終回世代)1年のブランクを経て六年生までつきあう3世代分を収録。この濃さは何事!? しかも収録作品サブタイトルに注目すると、てんとう虫コミックスでは重版で改題されてしまったタイトルが改題前と併記されているこだわりぶり。
収録内容と特典内容

オバQは発刊されるだけで充分なニュースにあるタイトルですが今回、掲載雑誌別の刊行というのがスバラシイ。これで「P子日記」やマドマアゼル版など別ラインの連載が系統だって読めるという! 幸せすぎ!

パーマンも同じくサンデー版から刊行されるようですが、てんコミ再販時にカットされていた「怪獣さがし」が復活! 学年誌のマスク違いも収録される後半の巻が待ち遠しい~!! 気になる値段は、1期分すべてだと50610円(税込)。申込書に拠れば支払い方法は書店にご相談とあるので、一括だけでなく、配本のたびに届いた分だけ払う方式が選べるようです。(書店さんによって違うかもしれません。)

魅力的な特典を逃さないためにも、これは予約せねば!(CMじゃないぞ、しごく本気で言ってやってんの。)

思えばディアゴスティーニに毎週払っている金額をスライドさせれば、ほぼ同レベルかそれ以下の価格帯。1ヶ月にこの価格帯3冊は決して無理な金額じゃないんだよなぁ、と考えつつ、もっと大変な毎度の問題が……。

本棚どうしよう。
FFランド全巻でさえ、一括で並べられずにタイトルごとに本棚に散っている我が家にとって、この版形とボリュームは嬉しくも問題の種。まじめに二階が抜けちゃうよ……。
■発売スケジュール■
★7/24発売★
ドラえもん1
オバケのQ太郎1
パーマン1
★8月発売★
ドラえもん2
キテレツ大百科1
エスパー魔美1
★9月発売★
オバケのQ太郎2
パーマン2
★10月発売★
ドラえもん3
キテレツ大百科2<完結>
★11月発売★
バケルくん1
オバケのQ太郎3
エスパー魔美2
★12月発売★
ドラえもん4
海の王子1
パーマン4

▼▼2010年
★1月発売★

ドラえもん5
オバケのQ太郎4
パーマン5
★2月発売★
海の王子2
エスパー魔美3
★3月発売★
ドラえもん6
オバケのQ太郎5
パーマン6
★4月発売★
ドラえもん7
エスパー魔美4
パーマン7
★5月発売★
海の王子3<完結>
ジャングル黒べえ
★6月発売★
ドラえもん8
エスパー魔美5<完結>
パーマン8<完結>