週刊マイ・ディズニーランド84号目 ― 2009年05月23日 03:33
トンネルの連続攻勢に「このトンネルから出られるのはいつになるんだ!」と暗中模索の気分ですが、出口まで、もう少し!
■ジオラマアイテム
・ディズニーランド鉄道(トンネル2)
■本誌記事
・アナハイム探訪「ジャングルクルーズ」
・キャラクター図鑑「いかれ帽子屋&3月うさぎ&チェシャ猫」
・ディズニー・ワークス「美女と野獣 ベルのファンタジーワールド スペシャル・エディション」
アナハイム探訪は8号に続く2度目の登場、「ジャングルクルーズ」。
一番楽しみにしているページですが、繰り返し紹介に再放送で場^ジョン違いを読んでいる気分。前回が川を中心としたビジュアルで今夏は乗り場の建物をメインとしている分、変化はついているのですが。
以前はひとつひとつの写真に無理してでもキャプションつけていたのをやめて画像を並べるだけにしたのは懸命なのですが、何のためにその画像を掲載しているのかブロックに対してもキャプションまでにあのは閉口。
いよいよ最後に向かって、本誌は穴埋めなのかねぇ。残念です。
キャラクー図鑑は『ふしぎに国のアリス』に登場した3大曲者キャラ。最新の日本語吹き替え版で「いかれ」を外された「帽子屋」が、以前の名前で出ています。むしろファンには嬉しい処理。アプルーブがマニュアル化されて当然であろうに、ここがスルーされるということはエンタープライズの資料は刷新されていないよう。(それともデアゴ資料が古い?)
最近パターンの複数キャラクターの紹介は、薄さを感じさせないで好きだったのですが今回は従来のフォーマット通り最初の2ページで作中のおさらい、後半2ページで魅力大分析というパターン。本文の情報は英語圏での由来や表現、原作からの描写にも注目していて、興味深いもの。反面レイアウトは角判が多く単調。むしろ読み応えは基本事項を“掘り下げる”ことに成功している前半2ページが楽しめました。
ディズニー・ワークスは「美女と野獣 ベルのファンタジーワールド スペシャル・エディション」。タイトル長っ!
『美女と野獣』続編モノで、三作目。メインビジュアルがビデオキャプチャーばりばりの荒い画質なのはご愛嬌。ディズニービジネスの裾野が広ければ広いほど末端は資料が少ないものなのでしょう。そんな中で果敢にも記事を作成したスタッフに感謝です。
正直言って、あまり興味のない作品で居sたが、基本事項をおさらいできたので満足できました。
Did you know?では劇中に登場するキャラクターの英語辞書のネーミング由来が紹介されているのですが、そのネタ元はアメリカ英語辞書。
<前略>彼の名にちなんで“ウェブスター辞書”と呼ばれています。そんなアメリカの文化をさりげなく織り込むところに、本作のセンスのよさがうかがえます。えーっと。『美女と野獣』の舞台ってフランスでしたよね……。
由来が分かるのは嬉しいのですが(今回の記事で初めて知りました・喜)、何でも褒められる姿勢、前号に引き続き感服いたします。
無理して褒めるパターンも続くとギャグとして成立してくるなぁ。
ジオラマアイテムは、連続トンネル状態。今回は「トンネル2」。表紙に見える前方右側のスペースマウンテンの手前に位置する部分です。
内部の恐竜の部分を再現しているのが見ものです。
内側のジオラマはレリーフ処理ではなく、首長竜(アパトサウルス)を別成型して接着するこだわりを見せたパーツ分け。奥行きを感じさせてくれて嬉しいです。
恐竜は現在アパトサウルスと呼ばれる有名な種類ですが、この名前が一般的になったのは近年で、アトラクション設置時は「ブロントサウルス」。首を垂直に上げているのも古い学説を基にしている部分で、今となってはレトロ・復刻姿といわざるを得ない。これをアパトと呼び替えるならば、ファンタジアのブロントザウルスもアパトサウルスと名称変更になってしまうのでしょうか……。
前号と組み合わせると、パノラミックな古代絵巻が完成。
やれやれ、これでトンネルも抜けて雪国へ行けるかと思いきや、今号までのパーツだと、まだ未完成。
次号85号は、この欠け部分。内部に特にレリーフもキャラクターっぽい柄もないトンネル(3、入り口の枠)。サプライズアイテムでもあれば別ですが、このキャラ性の低さはガッカリ度が……。
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