スピロデザイン、ってのか! ― 2009年12月09日 00:50
プラスチックの丸い歯車に、ペン先を通す穴が開いていて、メスになるテンプレート(丸穴の中に歯がある)とセットにして回しながら線を描く、あの玩具。色とりどりのボールペンをギアの穴に通して、まわしながら曲線を描いていく。歯車の大きさや、選ぶ穴によって幾何学的なカーブが変わり、色を変えて重ねていくと不思議な色合いが生まれていく。
記憶でははっきりとその玩具が思い浮かべられるのに、名前はすっかり思い出せないまま、長い時間がたっていました。
古いさ雑誌の読者懸賞を眺めていてピンとその玩具が目に飛び込んできました。スピロデザインって名前だった!
そしてメーカーはタカラ!
印象的な玩具を自分が覚えている以上にたくさん作っているメーカーだなぁ!
[2010/01/30画像追加]
映画「Disney's クリスマス・キャロル」 ~似ても焼いても ― 2009年12月09日 15:02
そしてチケットを頼むために窓口でやり取りしていて思い出しました。3D作品は映画の日の割引対称にならないこと。ポイントカードがたまっていても、3D映画には使えないことを……orz
ほんとディズニー好きんなんだからという意味で人から言われそうなセレクトですが、どちらかと言えば、このセレクトは「ポーラー・エクスプレス」ファンとして。監督ゼメキス、音楽シルベストリの黄金コンビで、パフォーマンス・キャプチャー形式のアニメートで3DCG作品のクリスマス・モチーフ……これは、あの感動がもう一度味わえるかもしれない! そんな期待を胸に、公開を待っていた作品です。
そのスタイルにディズニー的、大げさといえるほどのドラマチックなミュージカルやサントラが加わってくれれば!!
……と、期待が過度になってしまったのがいけなかったのでしょうか。
感想を一言で言うなら、「似ても焼いてもクリスマス・キャロルは、クリスマス・キャロルだった。」
83年ごろのミッキーマウスのアニメ版はじめ、アラン・メンケンのミュージカル実写映画版(このサントラ、オススメ)とディズニーだけでも2度のクリスマスキャロルを過去に体験しているし、現代劇に置き換えた「3人のゴースト」はじめ、さんざん観たストーリーは、特筆すべきアレンジも無く王道まっしぐら。
ダイナミックな構図といえば、言えるカメラワークも初期のCG映像が“CGでござい!”と言ってる感じの移動で、どこか懐かしくさえある。飛び出す映像という意味でも、現在の自然に見せる3D奥行きを基本とした映像は、特別なポイントを見つけることも難しい。
パフォーマンス・キャプチャーの技術も、「ポーラー・エクスプレス」のように、子供の姿にメーキャップできるはずも無い大人が演じる不思議さがあったからこそ、使う意義があったのに、今回だとそのポイントを感じることが出来なかった。「モンスター・ハウス」を観ていればクッションがあったのかな。
王道という意味でははずしていないはずなのに、こどことく自分の期待していた部分がなくて、こってり映像とは裏腹に、後味が何も残らない印象を受けてしまいました。
嗚呼、好物である要素がてんこ盛りの映画なのに、なぜこうなってしまったのだろう。自分の期待の大きさとのギャップだけでなく、何かが確実に足りてない。もったいない作品だなぁ。
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